やぎ座流星群と火球カレンダー

7月28日-8月2日、愛知県豊川市

今年は天候不良やら用事やらで、あまり流星群の撮影が出来ていませんでしたが、ようやくチャンスが巡って来ました。
「串だんご」と言われる特異な光度変化を起こすことで知られる「やぎ座流星群」です。
まずは7月28日の夜からカメラをセットし、外部電源(通称:ダミープラグ)を突っ込んで一晩中駆動しました。

朝起きてから画像をチェックすると、29日の未明に火球クラスの群流星が写っていました。
・・が、よく見ると微妙にピンボケです。
ピントリングは半永久的にテープで固定しているのですが、事前に確認しなかったのがいけなかったようです。
どうやら使用しているレンズ(フォクトレンダー10.5㎜)の特性として、真夏と真冬では無限遠の位置が微妙にずれるようです。

気を取り直して翌日からは慎重にピント位置を探ってテープで固定。
数日空振りが続きましたが、8月3日に日付が変わった頃、串だんごの様な火球が写りました。
時刻は0:23。

実は今シーズンが始まる前、「火球カレンダー」なるものを作ってみたのですよ。
定期購入している「天文年鑑」という本に、毎年国内で観測された火球のデータが載っているので、2017年7月から2023年6月の火球の平均個数を円グラフにまとめました。
見方ですが、1時方向が1月1日、時計回りに日付が進んで、6時方向が6月31日となります。1周すると1年というわけ。
目盛は対数目盛(0、1、10、100)であることに注意。

これを見ると火球が多いのは、言うまでもなく三大流星群のうち、12月の「ふたご座群」、8月の「ペルセウス群」です。
1月の「しぶんぎ座群」は年によるばらつきが大きいので、平均数は多くありません。
ここまではよく知られたところです。
意外なのは、中堅クラスと言われる5月の「みずがめ座群」と10月の「オリオン座群」で、4月の「こと座群」、7月の「やぎ座群」、11月の「おうし座群」などを下回ります。
さらに子細に見ると、主要な流星群のピークから外れた期間(8月初旬や11月末)もそれなりに火球が多いことが分かります。

知っているつもりでも、あらためてまとめてみると新しい発見があるという事を再認識した次第。

天候:晴れ時々曇り
機材:機材:Panasonic GH5Ⅱ、フォクトレンダー10.5㎜、GITZO GT1544T

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