大豊作・ふたご座流星群

2025年12月14日、15日、愛知県豊橋市

今年のふたご座流星群の極大時刻は14日の17時と予想されていました。
13日の夜は天候不良のため撮影は見送り。
翌14日の夜にすべての戦力を投入です。
天気予報を見ると、県北部より南部のほうが晴れている時間が長そうだったので、初めて豊橋市南部の太平洋沿岸に行くことにました。

16時過ぎに出発し、小一時間で到着。
最初は晴れていたのですが、21時ごろには雨が降ってきました。
しばらく車内で仮眠をとって起きてみると、満天の星空になっているではありませんか!
急いでカメラを再セットして撮影開始。

流星は日付を跨いだ0時台と、3時台に特に多いように感じられました。
0時台には1時間当たり100個は数えたでしょうか。

火球クラスの明るいものも多く、今までで一番と言って良いほど、非常に見ごたえがありました。

このポイントは東西に明るい光源があり、北側には崖がそびえているという悪い立地ですが、南は太平洋で明かりはほとんどなく、撮影地としてはまずまずと言ったところ。
家族連れやカップルも車でやってきて、流星が流れるたびに歓声が上がっていました。
さながらお祭り騒ぎのよう。

やがて夜明けを迎え、流星祭りは終焉・・
風景やスナップ写真を少し撮って帰路につきました。

天候:晴れ一時雨
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、DG9㎜、フォクトレンダー10.5㎜、Nikon D5600、DX Fisheye 10.5㎜、Nikon MIKRON 6×15、GITZO G226、GT1544T、#0011

しし座流星群の火球

11月18日-20日、愛知県豊川市
「おうし座流星群」に引き続き、「しし座流星群」の撮影です。
今年は18日の未明が極大という予想でした。

こちらは、11月18日4:30に流れた火球クラスの群流星。


直前に目を覚ましたのでベランダに出て眺めていたところ、目撃できました。
夜空に赤いペンでスッと線を引いたように見えました。

目視で-3~-4等級と見積もりました。

翌日の晩は3つの群流星を撮影できました。
写真は最も明るかったもの。

遡ること11月7日の夜にも、しし座群の先がけと思われる流星が写っていました。

次は好条件の「ふたご座流星群」に期待です。

天候:晴れ
機材:Panasonic G9PRO2、フォクトレンダー10.5㎜、GITZO GT1544T

やぎ座流星群と火球カレンダー

7月28日-8月2日、愛知県豊川市

今年は天候不良やら用事やらで、あまり流星群の撮影が出来ていませんでしたが、ようやくチャンスが巡って来ました。
「串だんご」と言われる特異な光度変化を起こすことで知られる「やぎ座流星群」です。
まずは7月28日の夜からカメラをセットし、外部電源(通称:ダミープラグ)を突っ込んで一晩中駆動しました。

朝起きてから画像をチェックすると、29日の未明に火球クラスの群流星が写っていました。
・・が、よく見ると微妙にピンボケです。
ピントリングは半永久的にテープで固定しているのですが、事前に確認しなかったのがいけなかったようです。
どうやら使用しているレンズ(フォクトレンダー10.5㎜)の特性として、真夏と真冬では無限遠の位置が微妙にずれるようです。

気を取り直して翌日からは慎重にピント位置を探ってテープで固定。
数日空振りが続きましたが、8月3日に日付が変わった頃、串だんごの様な火球が写りました。
時刻は0:23。

実は今シーズンが始まる前、「火球カレンダー」なるものを作ってみたのですよ。
定期購入している「天文年鑑」という本に、毎年国内で観測された火球のデータが載っているので、2017年7月から2023年6月の火球の平均個数を円グラフにまとめました。
見方ですが、1時方向が1月1日、時計回りに日付が進んで、6時方向が6月31日となります。1周すると1年というわけ。
目盛は対数目盛(0、1、10、100)であることに注意。

これを見ると火球が多いのは、言うまでもなく三大流星群のうち、12月の「ふたご座群」、8月の「ペルセウス群」です。
1月の「しぶんぎ座群」は年によるばらつきが大きいので、平均数は多くありません。
ここまではよく知られたところです。
意外なのは、中堅クラスと言われる5月の「みずがめ座群」と10月の「オリオン座群」で、4月の「こと座群」、7月の「やぎ座群」、11月の「おうし座群」などを下回ります。
さらに子細に見ると、主要な流星群のピークから外れた期間(8月初旬や11月末)もそれなりに火球が多いことが分かります。

知っているつもりでも、あらためてまとめてみると新しい発見があるという事を再認識した次第。

天候:晴れ時々曇り
機材:機材:Panasonic GH5Ⅱ、フォクトレンダー10.5㎜、GITZO GT1544T

ふたご座流星群と、満月級の火球

12月14日、愛知県豊川市
2024年の「ふたご座流星群」の極大時刻は、12月14日の10時ごろと予想されていました。
従って、一番流星の多く見られるのは13日の夜(14日の未明)なのですが、当日はあいにくの曇りでした。
晴れる事を願い、自宅のベランダでカメラのタイマーを仕掛けて狙ったのですが、晴れ間はあったものの暗い流星が5つ写っただけ。
諦め切れない私は、14日の夜、郊外へと出かけました。

18時半ごろ現場に到着し、カメラのタイマーをスタート。
実際に流星が見られるのはもう少し遅い時間と予想し、車の中で仮眠を取ることにしました。
20時過ぎ、そろそろかなと思って寝袋から出ようとしたところ、一瞬車内に青白い閃光が走って自分の影が出来、眠気が吹っ飛びました。

 「!」

今のは間違いなく火球の光だと思い、あとで画像を確認すると、20:22に、今まで見た事の無いような明るい火球が写っていました。
いわゆる「満月級」の大物だったと思われます。
う~ん、実物を目にしたかった・・
ネットで調べると、軌道計算の結果から「おうし座流星群」に属する火球だったようです。
明るかった割に、次のコマ以降に「痕」は写っていませんでした。

それ以降も火球クラスの流星を2つ目撃したのですが、1つはカメラのシャッターの合間となって途中で途切れてしまい、もう1つは画面の外でした。
しかし10個ほどの流星を目撃出来て、不調だった今年の流星シーズンの締めくくりとなりました。
(一応、年末に「こぐま座流星群」というのがありますが。)

翌日家の用事があるので、夜半前に雲が広がってきたタイミングで撤収。
次は1月の「しぶんぎ座流星群」が好条件なので期待したいところです。

天候:晴れのち曇り
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、フォクトレンダー10.5mm、Nikon D5600、DX Fisheye 10.5㎜、Gitzo GT1544T、G226

先手必勝(?)のペルセウス座流星群

8月11日、12日、愛知県豊川市

ここ数年悪天候に祟られている「ペルセウス座流星群」ですが、今年後半の他の流星群は条件が悪く、何としても撮影したいという事で作戦を考えました。
と言っても出来る事は限られており、極大日に拘らず「行ける時に行く」しかありません。
各種の週間天気予報を見て、極大日の12日の夜は雲が広がり易いと予測し、11日の夜に郊外にプチ遠征する事にしました。
そういう訳で、早めの夕食を取り、車に機材を乗せていつものポイントへ。

到着してみると空は殆ど雲に覆われていましたが、慌てず騒がず準備を進めました。
この季節、ここ東三河地方は夜になるとなぜか南東側から低い雲が流れてくることが多いのです。
これは恐らく浜名湖経由の水蒸気が関係していると思うのですが、実のところどうなのでしょうか。

車の中で仮眠を取り、23時過ぎに起き出してみると雲は殆ど無くなっていました。
最初の流星は23:31に確認。
ここから1時間で8個の流星を数えました。

夜が更けると透明度も上がって来たので、せっかくなので赤道儀で追尾撮影をしてみました。
撮影した写真9枚を「比較明合成」しました。

火球クラスの流星が2:59に流れ、10秒以上「痕」が残りました。
この日は「痕」を観察するために大きめの双眼鏡を持って来て膝の上に乗せ、いつでも見れるようにしていました。
その甲斐あって、チューブ状の痕が風に流れていく様子を数回観察出来ました。

最後の流星を確認できた時刻は4:08。
合計30個以上見られたでしょうか。
写真に写っていたのもほぼ同数でした。

次の夜はさすがに2日連続で出かける気にはなれず、自宅のベランダに魚眼レンズ付きのカメラをセットし寝床につきました。
時々起き出して合計1時間以上空を眺めていましたが、目撃できたのは僅かに2つだけ。

写真に写っていたのは計9つで、火球クラスのものは無し。
極大日の活動としては、例年と比較してかなり低調だったのではないでしょうか。
状況によっては13日の夜も出かけるつもりだったのですが、パスすることにしました。

天候:曇りのち晴れ(11-12日)、晴れ(12-13日)
機材:Nikon D610、DX fisheye10.5㎜、Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、フォクトレンダー10.5mm、Nikon MONARCH 8×30、Gitzo GT1544T、G226,Kenko SKYMEMO-S