ウラゴマダラシジミ

5月24日、愛知県豊橋市 葦毛湿原

天候は下り坂の予報でしたが、「行ける時に行っとけ、ゼフィルスの撮影。」という自分で作った格言があるので、日曜日に引き続き葦毛湿原を訪れました。
しかし気温が低く日射しもない状態で、いくら探しても全くゼフィルスは見つかりません。

羽化したてのミズイロオナガシジミがいないかなと探していたら、ルリタテハの蛹が見つかりました。
んー? この時期に蛹化するものかしら?と思いながら撮影。
せっかくなので超広角レンズでも撮影。
地表近くでした。

8時過ぎになると薄日が射す時間帯があり、すかさずウラゴマダラシジミが飛んで来ました。
イボタノキの周りを探していたのですが、ずいぶん離れた場所から飛んで来ました。
その個体はメスで、しばらくするとゴチャゴチャした場所に潜り込んで産卵を始めましたが、枝被りとなってうまく写せず。

オスもいました。
まるで活動時間帯のようにイボタノキの周りを飛び交っている個体がいましたが、そちらは写せず。

ヒカゲチョウも複数見られました。
他にヒメジャノメも発生しており、賑やかになって来ました。

イボタの周りをうろついていると、イボタの花で吸蜜する蝶をよく見ます。
モンキアゲハは鞍びれた個体が多かったですが、できるだけ新鮮な個体を選んで撮影。
カラスアゲハもやって来ました。

11時前まで粘ったところ次第に晴れて来ましたが、ここで時間切れ。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハ、モンシロチョウ、テングチョウ、ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラ、ヒカゲチョウ、ヒメジャノメ、ヒメウラナミジャノメ、ウラギンシジミ、ウラゴマダラシジミ、イチモンジセセリ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、DG9㎜、G MACRO 30㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T

ウラゴマダラシジミの発生

5月18日、愛知県豊橋市 葦毛湿原

土/日と家の用事があり、今週末の撮影はパスしようかと思ったのですが、どうしてもウラゴマダラシジミの様子が気になります。
迷いましたが、たとえ1時間でも様子を見に行く事にしました。
駐車場に到着したのは15時過ぎ。既にウラゴマダラシジミの活動時間帯でした。

湿地入り口の広場にあったイボタノキは、かなり剪定されていてショックでした。
何の権利があってこんな事をするのかと言いたい。
最近はどの公園も管理が徹底されるようになり、木々がどんどん切られていますが、あまり極端な事はしないでいただきたいものです。

写真は、湿地の反対側にあるイボタノキ。

数頭のアオスジアゲハが吸蜜に来ていました。
求愛する様子も見られましたが、こんな夕刻に交尾することがあるのかしら?

肝心のウラゴマダラシジミは全く見られずやきもきしましたが、探雌飛翔(さまよい飛翔)するオスが1頭だけ見られました。
一度だけ、イボタノキの高い場所で吸蜜してくれたので、なんとか証拠写真が撮れました。

毎年お会いする同好の士が来て、ここに蛹があると教えてくれましたが、探してみるとすぐ近くに数個の蛹が見つかりました。
黒っぽくなっており、羽化寸前と言った様子。

こちらは別個体。
よく見ると黒い染みがあり、寄生されてるっぽいです。

何か見慣れないものが他の昆虫を追いかけていると思ったら、越冬明けのルリタテハでした。
壮絶な姿ですが、同様に越冬明けと思われる別の個体もいました。
夕方は彼らが占有行動する時間帯なので、すぐ気がつくべきでした。

イボタノキにはダイミョウセセリも吸蜜に来ました。
キマダラセセリも見られたのですが、飛んで行ってしまいました。

気になるのはクモガタヒョウモンと思われるヒョウモンが見られた事で、写真に撮れなかったのが悔やまれます。
この地を30年訪れて一度も見たことは無いので、惜しい事をしました。
近々訪れる人がいたら気をつけて頂きたいです。

夕食を作るため16時過ぎに撤収!

天候:曇り
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、ルリタテハ、ウラゴマダラシジミ、ルリタテハ、ヒメウラナミジャノメ、キマダラセセリ、ダイミョウセセリ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G MACRO 30㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

大集合の吸水集団

5月5日、愛知県豊川市

この日は午前中のみ時間を取って、市内の公園を訪れました。
6時過ぎに駐車場に到着し、蝶の活動前に公園内をチェック。
狙いはスイカズラに集まるアゲハ類でしたが、そのスイカズラの群落は根元から刈り取られていました。(ショック!)
今後復活することがあればよいのですが・・

公園内は新緑のカエデが奇麗でした。

到着してすぐモンキアゲハが飛んで来て、日光浴を始めました。

ツツジのポイントに日が射し込むと、アゲハの仲間がやって来ました。
カラスアゲハは後翅が鳥に突かれていました。

水の染み出した場所ではカラスアゲハが吸水場所を探していました。
すぐ近くの未舗装の場所にモンキアゲハが集まり始め、やがてカラスアゲハもやって来ました。
アオスジアゲハも集まり始めました。

見る見るうちに数が増え、9時過ぎにはかなりの数に。
吸水に来た各種の個体数は以下の通り。

モンキアゲハ :12頭
アオスジアゲハ :6頭
カラスアゲハ :3頭
アゲハチョウ :3頭
クロアゲハ :1頭
コチャバネセセリ:1頭

全て一度に集まったわけではなく、モンキアゲハは9時過ぎから11時過ぎ(私が帰る)までずっといました。
モンキアゲハがこれだけ集まっているのを見たのは初めて。
カラスアゲハとクロアゲハは10時過ぎには居なくなり、次にアゲハチョウ、最後にアオスジアゲハがやって来ました。
この時間的な関係は、その日の天候や状況により変化するようで、例えば日陰の涼しいところでは昼間でもカラスアゲハが吸水していることがあります。

一度時間をかけて近づいてしまうと逃げなくなるのが彼らの特徴で、30㎜のマクロレンズで近づき、おしっこする瞬間を撮りました。

皆同じ方向を向いているのは、太陽を背にしているようです。
風が吹くたびに少し向きを変える様子は、海原に浮かぶヨットのようでした。

目の前でレンズ交換する余裕があったので、9㎜の超広角レンズでめいいっぱい接近して撮影。
G99Dの内蔵フラッシュに自作のディフューザーを使用しています。

気がつくと、いつの間にかコチャバネセセリも加わり、仲良く吸水していました。
しかしこれだけ集まると壮観ですね・・

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、テングチョウ、ツマグロヒョウモン、ヒメウラナミジャノメ、コチャバネセセリ、イチモンジセセリ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、DG9㎜、G MACRO 30㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

ミヤマカラスアゲハの吸水

5月3日、愛知県新城市

この日も新城市の山里へアゲハ類を撮りに行きました。
JR飯田線の各駅停車に揺られ、うとうとしそうになる頃に目的地に到着。

アゲハの多いポイントまでの道中、写真を撮りながらてくてく歩いて行きました。

ジャコウアゲハがよく占有行動しているポイントに行ってみると、今年もまた1頭の個体が縄張りを張っていました。
ツツジの周りをパトロールし、時々枝先にとまっては、他の蝶や蜂が飛んで来ると追い払っていました。

以前モンキアゲハの吸水が見られたポイントに向かうと、ミヤマカラスアゲハがいました。
これまで一度だけ吸水する様子を撮影した事がありましたが、こんなに近づける条件は初めてだったので狂喜して撮影。

吸水しながらおしっこをする様子が見られました。
アオスジアゲハやカラスアゲハやカラスアゲハがやって来て、それに反応して飛び立ちました。

しばらくすると落ち着き、カラスアゲハと仲良く?並んで吸水を始めました。
陽射しと風が強くなると、翅を閉じている時間が長くなりました。

そのままミヤマカラスアゲハを眺めながら(贅沢な時間だ)昼食のおにぎりを食べ、場所を移動。
・・枝を広げた直径が十数mはあろうかという、モチツツジの大木です。
あまりに巨大なので、下の方の枝は日当たりが悪くなり枯れ枝ばかりになっていますが、モノクロモードで造形的に撮ってみました。

この日は他の種類があまり来ないようなので、さらに別のポイントへ移動。
オナガアゲハやナガサキアゲハも1頭ずつ見られたのですが、残念ながら撮れませんでした。

14時過ぎに撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:ウスバアゲハ、アゲハチョウ、アオスジアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、クロアゲハ、オナガアゲハ、ナガサキアゲハ、ジャコウアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、テングチョウ、イシガケチョウ、ヒメウラナミジャノメ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL