コツバメとベニシジミ

3月14日、愛知県新城市 桜淵自然公園
そろそろ桜淵公園でもベニシジミが見られる頃だと思ったので、例によって早朝から出かけることにしました。
フィールドに到着したのは7時過ぎ。

朝のうちは肌寒く、ヤマトシジミやベニシジミはまだ静止していました。

ヤマトシジミが翅を開きました。

ベニシジミも超広角(9㎜)で撮ってみました。

春型のベニシジミは枯草との組み合わせが画になると思うので、ここぞとばかりに撮影。

やがて複数の個体が追飛を始めたので、飛び立つところを撮影しました。

めずらしくタンポポの綿毛にとまったので、喜んで撮影。

追飛するベニシジミに何やら違うのが混じっていると思ったら、コツバメでした。
この公園で見かけることは多くありません。
こうして見ると毛深いですね。

コツバメが飛び立ったところ。
渋い美しさがあります。

こちらはヤマトシジミですが、岩にかかった影の形が面白かったので撮ってみました。

飛び立ったところ。

驚いたのはウラナミシジミがいたことで、こんな奥地でも越冬しているようです。
(この写真のみトリミングしています。)

11時過ぎに撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:キチョウ(キタキチョウ)、モンシロチョウ、キタテハ、ヒメアカタテハ、ベニシジミ、コツバメ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、DG9㎜、DG Macro45㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL

秋の桜淵公園

11月8日、新城市桜淵公園
この日は特に予定もなかったので、久しぶりに新城市に行ってみることにしました。
朝7時前に到着・・。日射しはなく肌寒かったです。
蝶たちはまだ、おネムの様でした。

ヤマトシジミが草の上で寝ていました。
数が多いときは10頭とか20頭とか大まかな数を記録しているのですが、この日はじっとしているので数えてみることにしました。
結果、ヤマトシジミ32頭、ウラナミシジミ2頭、チャバネセセリ1頭が寝ていました。

ヤマハッカの花にとまって寝ているのもいて、喜んで撮影しました。
10時ごろになると薄日が射すようになり、その花にウラナミシジミやヤマトシジミが吸蜜に来るようになりました。
面白いもので、天候が良くなるとヤマトシジミの数は非常に少なく感じられました。

春先に見られるキタテハがいるかなと思ったのですが、全く気配なし。
代わりに帰り際、アカタテハが飛んでいるのを目撃しましたが、写真には撮れず。
例によって11時過ぎに撤収です。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:アカタテハ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、チャバネセセリ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、DG9㎜、DG Macro45㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL

彼岸花のフィールドで

9月28日、愛知県豊川市
この日は早めの昼食を取り、市内の川沿いのフィールドに出かけました。
狙いは彼岸花に来るアゲハチョウです。

ところが、彼岸花はまだ三分咲きの状態。
つぼみしか無い場所も多かったです。
また、アゲハチョウが発生していたミカンの木は、殆ど伐採されて更地になっていました。
そのせいもあってか、アゲハチョウは非常に少なかったです。

カタバミの群落でヤマトシジミが飛び回っていたので、これを撮影。
本種はどこにでもいる普通種という事で、つい撮影が疎かになりがちです。

よく見ると、交尾しているペアもいました。
交尾ペアに他のオスが絡んで来たところを、偶然写すことが出来ました。

広角レンズを使った撮影では、背景に彼岸花が入るアングルを意識しました。

蝶があまりに少ないので、彼岸花をじっくり撮影してみました。
2時間ほどで撤収。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、キアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、ツマグロヒョウモン、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、DG9㎜、G12-60㎜、DG50-200mm、Nikon 8×20 HGL

キタキチョウの羽化と交尾ラッシュ

9月27日、愛知県豊川市 → 新城市

この日も夜明け前から、クロコノマチョウの蛹を見に行きました。
23日の段階で5つ残っていましたが、1つは健在、2つは羽化して抜け殻になっていました。
イノシシが荒らし回ったのか、ジュズダマが横倒しになって、残り2つは行方不明になっていました。
しかし、別の場所にまた新しく2つの蛹が出来ていました。

他の蛹に頭突きしていた幼虫は、その場で蛹になったようです。
(どうやら邪魔だったらしい)
ウラギンシジミの蛹は1つが抜け殻に、残り2つは行方不明になってしまいました。

ここでスパッと諦めて、新城市の彼岸花群生地に転戦・・。
到着は7時過ぎでした。

最初のうちは晴れていたのですが、殆どの時間はベタ曇りとなり、目当てのアゲハ類は非常に少なかったです。
マメ科の植物が繁盛している休耕田を見に行くと、キチョウ(キタキチョウ)の天下となっていました。
一度に確認できたのは15頭。

交尾ペアも2組見られ、いずれもメスは羽化直後でした。
うち1頭は蛹から片方の羽が抜けきらない羽化不全でしたが、交尾を続けていました。
(そのすぐ上に羽化間近の蛹があるのに、後で気がつきました。何というドジ。)
他のオスが何度も絡んで来るので、その瞬間を撮影。
羽化直後のオスに他のオスが誤求愛する様子も見られました。

身近な場所で人知れず数多くのドラマが展開されているなあ。と、あらためて実感。
集落総出の稲刈りが始まったので、10時過ぎに撤収!

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、キアゲハ、ジャコウアゲハ、ツマグロヒョウモン、ミドリヒョウモン、キチョウ(キタキチョウ)、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G Macro 30㎜、DG50-200mm、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

桜淵の春

4月12日、愛知県新城市 桜淵自然公園

この日は、春の普通種たちに出会いたくて桜淵公園を訪れました。
(すっかり疎かになっていたので)
天候は快晴で風も弱く、暖かくなりそう。

日の出から1時間・・まだ日陰の草地ではベニシジミが4頭眠っていました。
昨夜の雨の影響か、夜露がびっしり付いていました。

貸しボート屋さんのボート達が、並んで出番を待っていました。

数頭のヤマトシジミが日光浴していました。
ここも背景に桜が入っていい感じの場所でした。

繁殖期の野鳥は撮らない事にしているのですが(理由は言わずもがな)、目の前に出て来たのでカメラを向けてみました。
尾羽が一方向に曲がっているので、巣の中で長時間過ごしていると分かります。

モンシロチョウ多見。
三角形の構図(^^)v

ベニシジミは汚損した個体が殆どでしたが、割と新鮮なメスもいました。
飛び立ちも撮影。

白っぽいタテハチョウが飛んでいたので、「もうアカボシゴマダラが出ている!」と思ったらイシガケチョウでした。
この冬は寒かったのでもう見られなくなるかと思いましたが、越冬に成功したみたい。
枝被りで、かなりトリミングしていますが、一応載せておきます。

スジグロシロチョウ初見・・って、もっと早く出ていたのだろうと思います。
これとは別に、産卵の様子も見られたと思ったら、卵は産まれておらず、疑産卵でした。
99Dは軽くて気に入っているのですが、電子シャッターの“ローリングシャッター歪み”がG9PROⅡに比べると目立ちます。
G9PROⅡについては、例のフリーズ現象がまた出ました。(困ったもんだ)

この日はツマキチョウも見られたのですが、天気が良過ぎて止まらず、証拠写真を撮るのが精一杯だったので割愛。
夢中で撮影していると、あっという間に時間切れとなり、慌てて撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、キアゲハ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ツマキチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、モンキチョウ、テングチョウ、イシガケチョウ、ベニシジミ、ツバメシジミ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G12-60㎜、GX45-175㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

晩秋の豊橋公園

11月9日、愛知県豊橋市 豊橋公園
今年はなかなか寒くならないので先延ばしにしていましたが、そろそろムラサキツバメなど越冬する蝶の様子が気になる頃です。
この日は午前中に時間を取って豊橋公園を訪れました。

到着するとラジオ体操の放送が流れて来ましたが、夏休みと違って体操している人は見当たりませんでした。
いつものカシの木をチェックすると、ウラギンシジミが休眠していました。
触角を翅の間に入れて越冬体勢に見えますが・・
9時前には起き出して来て日光浴をしていました。
ウラギンシジミは休眠している個体が2頭、その後活動している個体が少なくとも4頭見られました。

ムラサキツバメは単独で休眠している個体が2頭と、ツバキ葉上に3頭の小集団も見られました。
これも起き出して来て活動していました。

ケヤキの木の根元に、大きなキノコの群落が出来ていました。
家に帰ってから図鑑で調べると(なぜかそういう図鑑が家にある)、ナラタケという種類の様でした。

エナガの群れが餌を探して木々を渡っていました。

ムラサキシジミは休眠している個体は2頭見つかっただけでしたが、少なくとも5頭が活動する様子が見られました。
今年は越冬シジミの数が少ないのではないかと心配していましたが、これまでのデータと比べて平均的な数です。

ヤマトシジミが吸蜜に来ていたので撮影していると、小さな蜂に驚いて飛び立ちました。
昼前にはアサギマダラが飛んで来たのですが撮り逃し、飛んで行った方角に花壇があるのでチェックすると、キチョウやツマグロヒョウモンが吸蜜に来ていました。
鳥を撮りに来ていた人たちもやって来て一緒に撮影。

11時過ぎに撤収。

天候:晴れ時と来曇り
本日見られた蝶類:キチョウ(キタキチョウ)、アサギマダラ、ツマグロヒョウモン、クロコノマチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ムラサキツバメ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

朝型・自然観察その3

8月6日、愛知県豊川市
この日は平日ですが、お休みを頂きました。
家の用事をする予定だったのですがそれが不要となったので、また近所の公園へ行く事にしました。
早起きしたかったのですが二度寝してしまい、いつもより30分遅れで到着。

クヌギのポイントは先日と打って変わって、蝶の姿は少なめ。
ヒカゲチョウ、クロヒカゲ、サトキマダラヒカゲ、クロコノマチョウが1頭ずつ見られただけ。

林縁部ではアゲハチョウが萩の枝にとまって日光浴していました。
アゲハを撮影していると、その上をかすめるように「ビュン!」とヒヨドリが飛んで、アゲハは翅を一瞬開閉しました。
ヒヨドリがアゲハを狙ったのかと思ったら、そうではなくて、枝にとまったところを見るとカマキリを捕らえていました。
どうやら同じ萩の枝にいたカマキリの方を狙ったようです。

道路脇でも翅を広げているアゲハチョウがいました。
最初は左下に写っているメスが見つかったのですが、右上にオスもいる事に気がつきました。
他の場所でも1頭を発見。
活動前のアゲハチョウばかりこれだけまとまって見つけたのは初めて。
近くにミカンの木などは無いので、野生のサンショウなどで発生したのでしょうか。

エノキの幼木が多いポイントでアカボシゴマダラやゴマダラチョウの幼虫を探していると、アカメガシワの葉の裏に何か見えているのに気がつきました。
何だろうと思って横に回ってみると、アカボシゴマダラの成虫でした。

この後、図書館に寄り道し、調べものをして帰宅。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:モンキアゲハ、ヒカゲチョウ、クロヒカゲ、クロコノマチョウ、サトキマダラヒカゲ、アカボシゴマダラ、ツマグロヒョウモン、ルリシジミ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、G MACRO 30㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T

朝型・自然観察

7月27日、豊川市
この日は早起きして近くの公園へ行きました。
到着したのは6:00。

早速樹液の出ているクヌギ林を覗いてみると、サトキマダラヒカゲが何かを追いかけていました。
とまったところを見ると、ヒメジャノメでした。

サトキマダラヒカゲは3頭いて、お互いに追飛したり、他の種類を追い回していました。

それらの種類より高速で飛び回っているのがヒカゲチョウでした。
よく見るとこれも3頭いて、そのうち2頭のツーショットが撮れました。
上(手前)がオスで、下(奥)がメスの様でした。

オスが地表近くで吸汁を始めたので、マクロレンズでクローズアップを狙ってみました。
モニターで拡大して見ると、複眼に細かい毛が生えていました。

道路脇のススキにヤマトシジミがとまっていて、朝の光を浴びていました。
雰囲気が出るよう、広角レンズを開放絞り近くで使ってみました。

目線より少し高い位置にコチャバネセセリの巣がありました。
ファインダーを覗いた時、一種の詩情を感じました。

低い位置にもありました。
なぜかペアで見つかる事が多いです。(偶然?)

この日は朝から買い物に行きたかったので、8:30に撤収!

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、モンキアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、クロコノマチョウ、サトキマダラヒカゲ、ヒメジャノメ、ヒカゲチョウ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、G MACRO 30㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

G MACRO 30㎜を試す

7月14日、愛知県豊川市
このところ遠征ばかりになってしまい、足元の自然観察が疎かになってしまいました。
三連休の中日、朝から雨模様なのですが、この日しか時間が取れなかったので午前中に地元の公園を覗いてみました。
空は雲が一面に広がっていましたが、雨の心配は無さそう。
と思っていたら、途中で小雨が降る時間帯もありましたが・・

先日中古レンズの2本セットを手に入れたのですが、まだ使っていなかったので、そのうちの1本である30㎜レンズを持って行く事にしました。
これはフルサイズ換算で60㎜相当となるマクロレンズです。
昆虫写真には45㎜のマクロレンズが適していると思いますが、銀塩写真時代に60㎜のマクロレンズを買ったのに全く使いこなせかった経験があり、再挑戦してみようという変な気を起こしたのです。

この公園には樹液を出しているクヌギがあるのですが、カブトムシ目当てに早朝から人が来ているためか、それとも天候のためか、蝶の姿はありませんでした。
道路脇のヒメジョオンの花の上で、ヒメウラナミジャノメが翅を広げていました。
G MACRO 30㎜でも撮影。

池の畔ではウスバキトンボが休んでいました。
あまりトンボには興味が無いのですが、その気になって探してみると身近な所にいろいろな種類がいるようです。

ススキの群落ではクロコノマチョウの幼虫がたくさん見られました。
歩いていて前方に何か違和感を感じると思ったら、道路脇の小さな草地でヤマトシジミが交尾していました。
天候が悪いにもかかわらず、他の個体も活発に活動していました。

クスノキの葉の上では、アオスジアゲハの若齢幼虫が見つかりました。
まだ小さいのに、一人前に(?)糸を吐いて作った台座の上に鎮座していました。

出発前はあまり期待していなかったのですが、まずまず収穫のある一日でした。
昼前に撤収。

天候:曇り一時小雨
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、モンキアゲハ、クロアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、ヒメウラナミジャノメ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、G MACRO 30㎜、GX45-175㎜、Nikon 8×20 HGL