シオカラトンボの交尾と産卵

8月2日、愛知県豊川市
まさに酷暑・・このところの暑さには本当に滅入ります。
この日もできるだけ暑さを避けて、早朝から撮影に出発です。

しかし蝶の姿はほとんど見られません。
幼虫探しもクロコノマチョウが見つかったくらいで低調・・。
水路の水が道路にあふれている一角に、トンボたちが産卵に来ていたので、その様子を撮ってみました。

オスが水色の奴は今まで全部シオカラトンボだと思っていたのですが、図鑑で調べるとオオシオカラトンボが混じっているという事に気がつきました。
これがオオシオカラトンボのメス。

打水産卵し始めたと思ったら、すかさずオスが絡んできて交尾しようとします。

・・で、こちらがシオカラトンボ。

日陰で産卵していました。

こちらもオスが絡んで来ます。

交尾成立。
メスは産卵の途中でも交尾するようですが、一生で何回くらい交尾するんだろう?

少し時間がたつと、ルリシジミやモンキアゲハが吸水にやって来ました。
しかし私はあまりの暑さに耐えきれず、日陰に退散。

草地ではヤマトシジミが吸蜜していました。
何度も同じ花にやって来るので、撮影のチャンスがありました。
人気のない普通種ですが、よく見ると美しいと思う。

買い物に行くため、10時過ぎに撤収。

天候:晴れ、溶けるくらい暑い
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、ルリシジミ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、DG9㎜、DG Macro45㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL

静岡遠征

7月25日、静岡県浜松市
この日は愛知・静岡・長野の県境にあるクロツバメシジの生息地を訪れました。
初夏の遠征が空振りに終わったので、今回は間違いなく見られるだろうというポイントにしました。

飯田線の電車に揺られること2時間、最寄り駅に到着です。

早速、食草のツメレンゲの様子をチェックしたのですが、前回来た2年前よりも株の数が減っているようでした。
そしてなにより、肝心のクロツバメシジの姿が見えません。

例年であればこの時期には新鮮な個体が飛び交っているはずなのですが、全くいないのだから仕方がありません。
ツメレンゲを見ても、幼虫が内部から葉肉を食べて皺くちゃになっている株が見当たりません。

このポイントにいたのはヤマトシジミくらいでした。

さらに足を延ばして2か所を回ったのですが、いずれもツメレンゲが減っており、本当に生息しているのか怪しい状態となっていました。

駅に向かう途中、足元から何か大きな蝶が飛び立ったと思ったら、アカボシゴマダラでした。
動物の糞から吸汁しています。

場所的に面白いところだったので、超広角レンズでグッと寄ってみました。
おかげでカメラもレンズも糞まみれになりました。

目当てのクロツバメシジが見られず、遠征としては寂しい結果ですが、いなかったというのも一つのデータなので、仕方ありません。
時間が取れたら、秋が深まるころにもう一度チャレンジしようと思います。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、ツマグロヒョウモン、アカボシゴマダラ、ヒメウラナミジャノメ、ベニシジミ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、DG9㎜、DG Macro45㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL

雨の日の蝶たち

6月28日、愛知県豊川市
前日に台風が南岸を通過し、この日はよく晴れるかと期待していました。
ところが、出かけようと思って家を出たら、あいにくの雨。
それでも諦めずに出発!

公園では小雨の中、花壇のブッドレアの花にモンシロチョウやモンキアゲハがやって来ました。
ここまで来て、あろうことか双眼鏡を忘れてきたことに気がつきました。
その昔師匠から、カメラを忘れても双眼鏡を忘れるなと教わったのですが・・
このところのショックが尾を引いて、まだ頭がフワフワした感じです・・これ、元の状態に戻るのかな?

蝶が来ない時間帯に、花や風景を撮影。
これはキツネノカミソリの蕾。

ヤマトシジミも雨の中活動していました。

アベリアの花を訪れた、モンキアゲハの第2化。
30年前と比較すると、1,2週間発生が早くなりました。

クロアゲハも2頭見られました。

モンキアゲハは、土砂降りになっても雨のかからない場所で吸蜜していました。

しばらく東屋で休憩して様子を見ましたが、雨は降り止む気配がありません。
帰ろうと思ったら、ヤマトタマムシがじっとしているのを見つけました。

10時前に撤収。

天候:雨時々曇り
本日見られた蝶類:モンキアゲハ、クロアゲハ、モンシロチョウ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、12‐60㎜、DG Macro45㎜、DG50-200㎜

雨のち晴れ

雨のち晴れ

6月21日、愛知県豊川市
・・このところ親しい人や大切な人を相次いで亡くし、落ち込んだ日々を送っていましたが、家でじっとしていても仕方ないと思い、久しぶりに出かけることにしました。
小雨が降っていましたが、天気は回復傾向。
ところが、車を走らせているうちに本降りとなり、川沿いの公園に着くころには土砂降りになってしまいました。

しばらく車中でまどろんでいると、急に晴れ間が広がり、モンシロチョウが飛び交うのが見えました。

こういう機会がないとモンシロチョウを真剣に撮りませんが、初心に帰って撮影。

飛び立つ瞬間も狙いました。

日射しが強くなるとモンシロチョウの活動が鈍ったので、近くの公園に転戦。

アジサイの花が奇麗でした。

ミニひまわりの花で休んでいるモンシロチョウ。

こちらではヤマトシジミが目立ったので、飛び立つところを撮影。

日陰になったアスファルトが気持ちよいのか、ヤマカガシが休んでいましたが、近づくと首を持ち上げてこちらを警戒している様子でした。
数枚撮影したあと距離をとって双眼鏡で観察しましたが、マラソンしている人が通りかかって草むらに逃げ込んでしまいました。

晴れると暑くなりましたが、風があって木陰は涼しく、良い気分転換となりました。
・・私の人生も、今日の天気のように雨のち晴れとなると信じたい。

10時過ぎに撤収。

天候:雨のち晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、ナガサキアゲハ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、ツマグロヒョウモン、ベニシジミ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12‐60㎜、DG Macro45㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL

コツバメとベニシジミ

3月14日、愛知県新城市 桜淵自然公園
そろそろ桜淵公園でもベニシジミが見られる頃だと思ったので、例によって早朝から出かけることにしました。
フィールドに到着したのは7時過ぎ。

朝のうちは肌寒く、ヤマトシジミやベニシジミはまだ静止していました。

ヤマトシジミが翅を開きました。

ベニシジミも超広角(9㎜)で撮ってみました。

春型のベニシジミは枯草との組み合わせが画になると思うので、ここぞとばかりに撮影。

やがて複数の個体が追飛を始めたので、飛び立つところを撮影しました。

めずらしくタンポポの綿毛にとまったので、喜んで撮影。

追飛するベニシジミに何やら違うのが混じっていると思ったら、コツバメでした。
この公園で見かけることは多くありません。
こうして見ると毛深いですね。

コツバメが飛び立ったところ。
渋い美しさがあります。

こちらはヤマトシジミですが、岩にかかった影の形が面白かったので撮ってみました。

飛び立ったところ。

驚いたのはウラナミシジミがいたことで、こんな奥地でも越冬しているようです。
(この写真のみトリミングしています。)

11時過ぎに撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:キチョウ(キタキチョウ)、モンシロチョウ、キタテハ、ヒメアカタテハ、ベニシジミ、コツバメ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、DG9㎜、DG Macro45㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL

秋の桜淵公園

11月8日、新城市桜淵公園
この日は特に予定もなかったので、久しぶりに新城市に行ってみることにしました。
朝7時前に到着・・。日射しはなく肌寒かったです。
蝶たちはまだ、おネムの様でした。

ヤマトシジミが草の上で寝ていました。
数が多いときは10頭とか20頭とか大まかな数を記録しているのですが、この日はじっとしているので数えてみることにしました。
結果、ヤマトシジミ32頭、ウラナミシジミ2頭、チャバネセセリ1頭が寝ていました。

ヤマハッカの花にとまって寝ているのもいて、喜んで撮影しました。
10時ごろになると薄日が射すようになり、その花にウラナミシジミやヤマトシジミが吸蜜に来るようになりました。
面白いもので、天候が良くなるとヤマトシジミの数は非常に少なく感じられました。

春先に見られるキタテハがいるかなと思ったのですが、全く気配なし。
代わりに帰り際、アカタテハが飛んでいるのを目撃しましたが、写真には撮れず。
例によって11時過ぎに撤収です。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:アカタテハ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、チャバネセセリ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、DG9㎜、DG Macro45㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL

彼岸花のフィールドで

9月28日、愛知県豊川市
この日は早めの昼食を取り、市内の川沿いのフィールドに出かけました。
狙いは彼岸花に来るアゲハチョウです。

ところが、彼岸花はまだ三分咲きの状態。
つぼみしか無い場所も多かったです。
また、アゲハチョウが発生していたミカンの木は、殆ど伐採されて更地になっていました。
そのせいもあってか、アゲハチョウは非常に少なかったです。

カタバミの群落でヤマトシジミが飛び回っていたので、これを撮影。
本種はどこにでもいる普通種という事で、つい撮影が疎かになりがちです。

よく見ると、交尾しているペアもいました。
交尾ペアに他のオスが絡んで来たところを、偶然写すことが出来ました。

広角レンズを使った撮影では、背景に彼岸花が入るアングルを意識しました。

蝶があまりに少ないので、彼岸花をじっくり撮影してみました。
2時間ほどで撤収。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、キアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、ツマグロヒョウモン、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、DG9㎜、G12-60㎜、DG50-200mm、Nikon 8×20 HGL

キタキチョウの羽化と交尾ラッシュ

9月27日、愛知県豊川市 → 新城市

この日も夜明け前から、クロコノマチョウの蛹を見に行きました。
23日の段階で5つ残っていましたが、1つは健在、2つは羽化して抜け殻になっていました。
イノシシが荒らし回ったのか、ジュズダマが横倒しになって、残り2つは行方不明になっていました。
しかし、別の場所にまた新しく2つの蛹が出来ていました。

他の蛹に頭突きしていた幼虫は、その場で蛹になったようです。
(どうやら邪魔だったらしい)
ウラギンシジミの蛹は1つが抜け殻に、残り2つは行方不明になってしまいました。

ここでスパッと諦めて、新城市の彼岸花群生地に転戦・・。
到着は7時過ぎでした。

最初のうちは晴れていたのですが、殆どの時間はベタ曇りとなり、目当てのアゲハ類は非常に少なかったです。
マメ科の植物が繁盛している休耕田を見に行くと、キチョウ(キタキチョウ)の天下となっていました。
一度に確認できたのは15頭。

交尾ペアも2組見られ、いずれもメスは羽化直後でした。
うち1頭は蛹から片方の羽が抜けきらない羽化不全でしたが、交尾を続けていました。
(そのすぐ上に羽化間近の蛹があるのに、後で気がつきました。何というドジ。)
他のオスが何度も絡んで来るので、その瞬間を撮影。
羽化直後のオスに他のオスが誤求愛する様子も見られました。

身近な場所で人知れず数多くのドラマが展開されているなあ。と、あらためて実感。
集落総出の稲刈りが始まったので、10時過ぎに撤収!

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、キアゲハ、ジャコウアゲハ、ツマグロヒョウモン、ミドリヒョウモン、キチョウ(キタキチョウ)、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G Macro 30㎜、DG50-200mm、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

桜淵の春

4月12日、愛知県新城市 桜淵自然公園

この日は、春の普通種たちに出会いたくて桜淵公園を訪れました。
(すっかり疎かになっていたので)
天候は快晴で風も弱く、暖かくなりそう。

日の出から1時間・・まだ日陰の草地ではベニシジミが4頭眠っていました。
昨夜の雨の影響か、夜露がびっしり付いていました。

貸しボート屋さんのボート達が、並んで出番を待っていました。

数頭のヤマトシジミが日光浴していました。
ここも背景に桜が入っていい感じの場所でした。

繁殖期の野鳥は撮らない事にしているのですが(理由は言わずもがな)、目の前に出て来たのでカメラを向けてみました。
尾羽が一方向に曲がっているので、巣の中で長時間過ごしていると分かります。

モンシロチョウ多見。
三角形の構図(^^)v

ベニシジミは汚損した個体が殆どでしたが、割と新鮮なメスもいました。
飛び立ちも撮影。

白っぽいタテハチョウが飛んでいたので、「もうアカボシゴマダラが出ている!」と思ったらイシガケチョウでした。
この冬は寒かったのでもう見られなくなるかと思いましたが、越冬に成功したみたい。
枝被りで、かなりトリミングしていますが、一応載せておきます。

スジグロシロチョウ初見・・って、もっと早く出ていたのだろうと思います。
これとは別に、産卵の様子も見られたと思ったら、卵は産まれておらず、疑産卵でした。
99Dは軽くて気に入っているのですが、電子シャッターの“ローリングシャッター歪み”がG9PROⅡに比べると目立ちます。
G9PROⅡについては、例のフリーズ現象がまた出ました。(困ったもんだ)

この日はツマキチョウも見られたのですが、天気が良過ぎて止まらず、証拠写真を撮るのが精一杯だったので割愛。
夢中で撮影していると、あっという間に時間切れとなり、慌てて撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、キアゲハ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ツマキチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、モンキチョウ、テングチョウ、イシガケチョウ、ベニシジミ、ツバメシジミ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G12-60㎜、GX45-175㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

晩秋の豊橋公園

11月9日、愛知県豊橋市 豊橋公園
今年はなかなか寒くならないので先延ばしにしていましたが、そろそろムラサキツバメなど越冬する蝶の様子が気になる頃です。
この日は午前中に時間を取って豊橋公園を訪れました。

到着するとラジオ体操の放送が流れて来ましたが、夏休みと違って体操している人は見当たりませんでした。
いつものカシの木をチェックすると、ウラギンシジミが休眠していました。
触角を翅の間に入れて越冬体勢に見えますが・・
9時前には起き出して来て日光浴をしていました。
ウラギンシジミは休眠している個体が2頭、その後活動している個体が少なくとも4頭見られました。

ムラサキツバメは単独で休眠している個体が2頭と、ツバキ葉上に3頭の小集団も見られました。
これも起き出して来て活動していました。

ケヤキの木の根元に、大きなキノコの群落が出来ていました。
家に帰ってから図鑑で調べると(なぜかそういう図鑑が家にある)、ナラタケという種類の様でした。

エナガの群れが餌を探して木々を渡っていました。

ムラサキシジミは休眠している個体は2頭見つかっただけでしたが、少なくとも5頭が活動する様子が見られました。
今年は越冬シジミの数が少ないのではないかと心配していましたが、これまでのデータと比べて平均的な数です。

ヤマトシジミが吸蜜に来ていたので撮影していると、小さな蜂に驚いて飛び立ちました。
昼前にはアサギマダラが飛んで来たのですが撮り逃し、飛んで行った方角に花壇があるのでチェックすると、キチョウやツマグロヒョウモンが吸蜜に来ていました。
鳥を撮りに来ていた人たちもやって来て一緒に撮影。

11時過ぎに撤収。

天候:晴れ時と来曇り
本日見られた蝶類:キチョウ(キタキチョウ)、アサギマダラ、ツマグロヒョウモン、クロコノマチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ムラサキツバメ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL