夜明け前の羽化

8月30日、愛知県豊川市

この日は、先週見つけたアカボシゴマダラの蛹がどうなったか、見に行きました。
早朝に羽化することは分かっているので、5時前に出発。

・・と思ったら、見つけておいた3つの蛹は全て羽化して空っぽになっていました。
がっかりしてふと別の木を見ると、そこに羽化直後のアカボシゴマダラがいました。
時刻は05:10。
って、まだ夜明け前ですよ!
既に翅を開いたり閉じたりしていて、羽化してから時間が経っている様子。
ということは4時台に羽化した訳ですね・・

この日、蛹の抜け殻は計6個も見つかりました。
まだ羽化していない蛹も1つありました。

クサギのポイントではモンキアゲハやカラスアゲハが見られました。
カマキリに捕まって、食べられている個体もいました。
路上には、その翅が落ちていました。

道路に水が染み出しているところでは、シオカラトンボの打水産卵が見られました。

ダイミョウセセリの飛翔写真などを撮り、帰ろうとしたらアカボシゴマダラがクヌギの樹液に来ました。

10時前に撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、ヒメジャノメ、サトキマダラヒカゲ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ、ダイミョウセセリ
機材:機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G Macro 30㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

早朝の公園パトロール

8月2日、愛知県豊川市
朝6時ごろから近所の公園にパトロールに出かけました。
少しだけ撮影し、帰りに用事を済ませる段取りです。
あまり長居すると暑いし・・

運動場の近くの木に、ギンヤンマがとまっていました。

道路脇にススキが生えていてクロコノマチョウの幼虫を観察するスポットとなっているのですが、この日は幼虫のほか蛹が見られました。
同じ群落に抜け殻も2つありました。
抜け殻と言えば、スイカズラにアサマイチモンジの蛹の抜け殻もありましたが、まだ羽化していない蛹や幼虫は見つからず。

ここ1,2週間は見かけなかったのですが、再びアカボシゴマダラの幼虫が目立つようになりました。
脱皮した抜け殻がお尻の後ろにありました。

アオスジアゲハは成虫と幼虫が見られましたが、蛹は見つからず。

黒色系のアゲハでは、カラスアゲハ1頭が見られたのみ。
この日はアゲハに限らず蝶の姿が非常に少なかったです。
日陰で吸水していたのですが、私に驚いて飛び立つと、日なたで日光浴を始めました。

再び運動場の近くを通りかかると、セスジスズメの幼虫がヤブガラシ?の葉を食べていました。
背景には、サッカーの試合前に円陣を組む子供たち・・

撮影しているとウォーキングしている夫婦が何を撮っているのか聞いて来たので、教えてあげました。
意外にも、あまり気味悪がる様子はありませんでしたが、これは人によりますね。

9時過ぎに撤収し、サッと用事を済ませ、そのあとは図書館で調べもの。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、カラスアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)
機材:機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G Macro 30㎜、GX45-175mm、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

緑が消えて行く

7月6日、愛知県豊川市
早朝の2時間だけ時間を取って、アベリアの生垣に来るであろうアゲハ類を撮りに出かけました。
ところが現場に到着してみると、何という事でしょう、アベリアの花は刈り取られて影も形も無くなっていました。
時々こういう事があるのですが、花の咲く木を植えておいて、花が咲いたら刈り取ってしまうというのはどういう事でしょうか?
気を取り直して近くの公園に転戦・・

と思ったら、樹液の出ていたクヌギやカシの木に赤いテープが巻かれているではありませんか!
よく見ると、あっちにもこっちにも巻かれています。
どうやら近々伐採される運命のようです。
樹液に来ていたメジロや蝶々の姿が目に浮かんで、何とも言えない気持ちになってしまいました。
こうやって、1本、また1本・・と緑が消えていきます。
いつも思うのですが、もしかして公園の管理者は、この世にある全てのものは人間が自由にして良いと思ってませんか?

話は逸れますが、隣の豊橋市では豊橋公園の半分を潰してアリーナを作る計画が進められています。
アリーナや体育館は既にあるのに、280億円ほど使って新しいアリーナを作るらしい。
すでにある野球場は、わざわざ浸水危険地域に移転するとのこと。
住民投票で決める予定ですが、反対派の旗色は悪そうです。
(案の定、賛成と決まったらしい)

賛成派の人たちはアリーナが出来ると人が集まって経済が活性化すると言いますが、私に言わせれば明らかに嘘ですね。
その証拠は、豊川駅前の商店街や名古屋の栄の地下街を見れば分かります。
周辺の開発に反対する人に対し、開発すれば経済が活性化するとか言っていましたが、結果はシャッターを閉めた商店が増えました。
理由は単純で、どこかの人数が増えればどこかが減るという事です。
この30年間我々はその繰り返しをして来ましたが、日本人の収入は増えず、税金が上がっただけです。
・・そろそろ気づいたら?

「アリーナを作らないとバスケットボールチームが認められないんです。そういう規約なんですう~(だから税金を下さい。)」という意見もありますが、呆れてしまいます。
「その規約自体がおかしい。」と、どうして誰も本当の事を言わないのか?

さて、意見広告はそれくらいにして自然観察に戻りましょう。
公園内を歩いていると、羽化したての様な新鮮なアカボシゴマダラが飛んで来て、東屋の手すりにとまりました。
しばらく歩き回っていましたが、口吻を伸ばして汗?か何かを吸い始めました。

広角でも撮影し、背景にアジサイを取り入れてみました。

日陰の湿地を見に行くと、モンキアゲハ3頭が吸水に来ていました。
左の前翅についている白いものは何かと思いましたが、ただの埃のようでした。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、アゲハチョウ、モンキアゲハ、アカボシゴマダラ、ヒメウラナミジャノメ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

紋付きのルリタテハ

8月17日、愛知県豊川市
この日もまたまた早朝から近所の公園へ向かいました。
いつもと同じような時間帯に出発しましたが、徐々に太陽の位置が低くなって来ているのに気がつき、季節が進んでいることを実感しました。

樹液のポイントは寂しくなりました。
今年初めてルリタテハが見られた他は、傷んだヒカゲチョウが来ただけ。
サトキマダラヒカゲやクロヒカゲはもう見られませんでしたが、ルリタテハが2頭見られました。

前翅にポツンと青色の紋がある「スバル班つき(あるいは紋付き)」と言われるタイプがいて、個人的に初めて見ました。
できれば2頭一緒に画面に収めたかったのですが、飛んで行ってしまいました。

エノキの幼木では、アカボシゴマダラの幼虫が「これでもか」というくらい数多く見られました。
昨年もそうでしたが、この時期が幼虫のステージのようです。
この個体は、上半身を持ち上げて日光が当たる面積を減らしているようでした。

道路沿いにあるネズミモチの木では、巨大なシモフリスズメの幼虫が見られました。
褐色のと緑色のがいました。

帰り際にもう一度クヌギを見に行くと、ヒメジャノメが来ていました。
汚損していましたが、光が奇麗だったので撮ってみました。

この後、例によって図書館に寄り道して帰宅しました。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:モンキアゲハ、ルリタテハ、ヒカゲチョウ、ヒメジャノメ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、G MACRO 30㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T

アゲハチョウとアカボシゴマダラの羽化

9月7日、愛知県豊川市
先週見つけたアオスジアゲハの蛹が気になるので、夜明け前に家を出て公園に向かいました。
本種の蛹の期間は、夏場の飼育下で10~14日とされているようです。
この日に羽化してもおかしくはないだろうと考えました。

アオスジアゲハの蛹は、色合いに変化はなく、まだ羽化は先の様でした。
近くで2つ目の蛹を発見。

他に何かいないかなと思って遊歩道を歩いていると、羽化したてのアゲハチョウが翅を伸ばしているのが見つかりました。
最初は翅がヨレヨレでしたが、カメラをセットしているうちに伸びて来ました。

さらに捜索を続けると、エノキの枝にぶら下がっているアカボシゴマダラが見つかりました。
こちらも羽化したての様で、すぐ右に抜け殻が見えます。

撮影していると、間もなく葉の上によじ登って行きました。
何度か他の場所を見に行ったりしましたが、この個体は9:15ごろ短い飛行を繰り返すようになり、やがて飛んで行きました。

8:00過ぎ、ピカピカの別個体が、日陰のうす暗い場所にいるのに気がつきました。

「まさか、キミも羽化したてじゃないよね・・?」

と思いましたが、すぐ横に蛹の抜け殻があって、またもや驚きました。

ルリタテハの幼虫は順調に成長中。

太陽の位置が高くなり気温も上昇すると、活動する蝶の姿も目立つようになりました。
アゲハチョウが、道端の湿った苔のある場所で吸水を始めました。
おしっこを勢いよくするので、その瞬間を狙いました。
9時半ごろ撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、モンキアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、アカボシゴマダラ、クロコノマチョウ、ヒメウラナミジャノメ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、GX45-175㎜、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T

朝型・自然観察その3

8月6日、愛知県豊川市
この日は平日ですが、お休みを頂きました。
家の用事をする予定だったのですがそれが不要となったので、また近所の公園へ行く事にしました。
早起きしたかったのですが二度寝してしまい、いつもより30分遅れで到着。

クヌギのポイントは先日と打って変わって、蝶の姿は少なめ。
ヒカゲチョウ、クロヒカゲ、サトキマダラヒカゲ、クロコノマチョウが1頭ずつ見られただけ。

林縁部ではアゲハチョウが萩の枝にとまって日光浴していました。
アゲハを撮影していると、その上をかすめるように「ビュン!」とヒヨドリが飛んで、アゲハは翅を一瞬開閉しました。
ヒヨドリがアゲハを狙ったのかと思ったら、そうではなくて、枝にとまったところを見るとカマキリを捕らえていました。
どうやら同じ萩の枝にいたカマキリの方を狙ったようです。

道路脇でも翅を広げているアゲハチョウがいました。
最初は左下に写っているメスが見つかったのですが、右上にオスもいる事に気がつきました。
他の場所でも1頭を発見。
活動前のアゲハチョウばかりこれだけまとまって見つけたのは初めて。
近くにミカンの木などは無いので、野生のサンショウなどで発生したのでしょうか。

エノキの幼木が多いポイントでアカボシゴマダラやゴマダラチョウの幼虫を探していると、アカメガシワの葉の裏に何か見えているのに気がつきました。
何だろうと思って横に回ってみると、アカボシゴマダラの成虫でした。

この後、図書館に寄り道し、調べものをして帰宅。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:モンキアゲハ、ヒカゲチョウ、クロヒカゲ、クロコノマチョウ、サトキマダラヒカゲ、アカボシゴマダラ、ツマグロヒョウモン、ルリシジミ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、G MACRO 30㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T

引き続きウラゴマダラシジミ

5月18日、豊橋市葦毛湿原
この日は午前中に時間を作って葦毛湿原を訪れました。
お目当ては、先週あまり撮れなかったウラゴマダラシジミと、そろそろ発生していると思われるアカシジミです。
早起きして7時前に現地到着。

ヒメジャノメ初見。
もっと早くから発生しているはずなのですが、この日が初見日となりました。

イボタの花はまだ咲き残っていて、アサマイチモンジやモンキアゲハ、アオスジアゲハなどがやって来ました。
ウラゴマダラシジミは数が少ないかと思いきや、食樹の周りに日が射し込むようになると出て来ました。

アカボシゴマダラのメスが産卵場所を探して飛んでいました。
産卵するところも撮影したのですが、ごちゃごちゃした場所でうまく撮れず。

お目当てのアカシジミは、同好の士が見つけてくれたのですが、残念な事に翅が破損していたので写真は割愛。
他に、藪漕ぎしている人に驚いて飛んで行く個体も目撃したのですが、撮影は出来ず。

ウラゴマダラシジミは個体数が増えて、撮影チャンスがそれなりにありました。
これはイボタノキの枝先にいた個体。

林道わきのイボタノキもチェックしたのですが、そちらではウラゴマダラは見つからず。
ウラゴマダラシジミは延べ5、6回見られましたが、翅の傷み具合などから少なくとも4頭いるようでした。

例によって11時前に撤収です。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、ツマグロヒョウモン、アカボシゴマダラ、アサマイチモンジ、コミスジ、サトキマダラヒカゲ、ヒメジャノメ、ヒメウラナミジャノメ、ウラゴマダラシジミ、アカシジミ、ダイミョウセセリ、イチモンジセセリ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、GX45-175㎜、G100-300㎜、Nikon 8×20 HGL

ウラゴマダラシジミの出現

5月11日、愛知県 豊川市、豊橋市 葦毛湿原
早朝から車で家を出て、地元の公園の様子を見に行きました。
エノキの幼木ではアカボシゴマダラの蛹の抜け殻が目立ち、1本の木で3つ見つかった場所もありました。
7時ごろクヌギ林を見に行くと、早くもサトキマダラヒカゲが来ていましたが、スズメバチに追われて飛んで行ってしまいました。

しばらく別の場所を見に行き、戻ってみるとヒカゲチョウの美しいメスが来ていました。
モンキアゲハがミカンの花にやって来ました。

公園内のイボタノキは花を咲かせ始めていたのですが、ウラゴマダラシジミは見当たらず。
かつてこの公園に近接する地域で発生した事があるので、ここを訪れるたびに気をつけてはいるのですが、幼虫や蛹も見つけられませんでした。
ならばという訳で、思い切って葦毛湿原まで行ってみる事にしました。
複数のフィールドを半日で回る事はあまりしないのですが、次の休みの予定が立てられない状況なので・・

車を飛ばして9時半ごろ到着。
イボタノキの前で同好の士とお会いしたのですが、挨拶したと思ったら「あっ、ウラゴマダラ」と言うので見てみると、ウラゴマダラシジミがいました。
できれば自分で見つけたかったところですが、お礼を言って喜んで撮影。

モンキアゲハが数頭やって来ましたが、かなり傷んでいました。
アカボシゴマダラが飛んで来ましたが、ゆるやかに舞う姿は、一瞬アサギマダラかと思いました。
っていうか、本種はアサギマダラに擬態しているんじゃないかと思います。
地表で吸水場所を探していましたが、すぐに飛んで行ってしまいました。

昼食に間に合うよう、慌ただしく11時前に撤収!

天候:晴れ時々曇り
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、アカボシゴマダラ、アサマイチモンジ、サトキマダラヒカゲ、ヒカゲチョウ、ヒメウラナミジャノメ、ウラゴマダラシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、GX45-175㎜、Nikon 8×20 HGL