オオムラサキとオオミスジ

6月28日、長野県南信地方
この日は丸一日時間が取れたので、久しぶりに遠征に行く事にしました。
始発の飯田線各駅停車に乗り、3年前から通っている南信地方を目指しました。
もちろんお目当てはオオムラサキです。

駅に到着して歩き始めると、いきなりオオムラサキのオスが旋回しているのが目に留まりました。
意外と開けた場所にも出て来ることがあり、驚かされます。
しばらくすると飛んで行ってしまいましたが、気を良くして次のポイントへ・・

と思ったら、道路脇で休んでいるアサマイチモンジが見つかりました。
毎年見られるホシミスジはなぜか見られませんでした。

ポイントではオオムラサキが飛んでいるのが見られましたが、足元に飛んで来る大型の蝶がいました。
ホシミスジかと思ったらオオミスジだったので驚きました。
このフィールドでオオミスジを見たのはこれが初めて。
食樹の梅やスモモが見当たらないようですが・・

オオムラサキは2頭が追飛する様子も見られましたが、まだそれほど数は多くない様子。
昼前には、暑さを避けるためか、日陰で休む様子が見られました。
例によって目線より下にはなかなか来てくれず、飛び立つところを撮影。

気温は高かったですが、湿度はそれほどでは無く、カラッとした陽気でした。
あまり遅くならないよう、昼過ぎの電車で撤収!

天候:晴れ
本日見られた蝶類:モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、テングチョウ、コミスジ、ホシミスジ、オオミスジ、オオムラサキ、ウラギンシジミ、ベニシジミ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

ウラギンシジミとルリシジミの産卵

6月21日、愛知県豊川市
この日は朝から用事を済ませ、昼食後に出発。
数年前に見つけたアベリアの生垣の様子を見に行きました。
花は七分咲きと言ったところで、黒色系アゲハの第2化が期待できそうでした。
早くもカラスアゲハ1頭が見られましたが、アベリアで吸蜜する様子は確認できず。

ウラギンシジミが2頭いて、ナツフジの蕾に産卵していました。

卵をアップで撮ってみました。
表面は、半球状の凹みが並んだ特徴的な形態をしています。


ヒメジョオンの群落ではベニシジミが吸蜜していました。
ウラギンシジミのポイントにはルリシジミも産卵に来ました。

どうやら片日陰(片日向?)の蕾を選んで産卵するようでした。
当初の目的は達成したのと、思わぬ収穫があったので、2時間ほどで撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、アゲハチョウ、キアゲハ、カラスアゲハ、モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、ベニシジミ、ルリシジミ、ツバメシジミ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G MACRO 30㎜、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

雨上がり

6月15日、愛知県豊川市
昨夜は雨音で目が覚めました。
その雨も未明までには上がって、この日は1日中曇りとなる予報。
これだと目当ての蝶は出て来ないなと判断し、まだ陽射しが無いうちに、眠っている普通種を撮りに行く事にしました。

着いたと思ったら、既に多くの蝶が飛んでいるのが目に入りました。
ちょっと期待外れ(?)。
近くの川は濁流となっていました。
しかし天候は曇りがちで、光が柔らかく、写真を撮るには良い感じ。

ヒメジョオンで吸蜜する個体。
マクロレンズで撮影。

モンシロチョウはどこにでもいるので、つい後回しになりがちですが、この日は真剣に撮影。
この第2化が、一年で個体数が最も多い気がします。

この日はいつも使っている100-300mmに代わり、45-175mmのレンズを持って来たのですが、撮影中なぜかAFが働かなくなる現象が出ました。
MFに切り替えてもピントリングが反応しません。
カメラを付け替えても同じなので故障したのかと思ったら、帰ってからカードをフォーマットしたら動くようになりました(?)。
何かのバグだったのか??
という訳で、この日は途中から標準ズーム1本での撮影となりました。

豊川市のような地方都市でも、最近は公園や緑地の木々が次々と伐採され、10年ほど前に比べるとずいぶん緑が減りました。
代わりに増えたのが、コンクリートの地面と、(見るからに子供たちの健康に悪そうな)プラスチック製の大型遊具です。
誰も何とも思っていないかも知れませんが、これは異常な事だと思います。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、モンシロチョウ、モンキチョウ、キタテハ、ベニシジミ、ツバメシジミ、ヤマトシジミ、ヒメジャノメ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G MACRO 30㎜、G12-60㎜、GX45-175㎜、Nikon 8×20 HGL

ヒメヒカゲ・その後

6月7日、愛知県豊橋市 葦毛湿原

天気があまり良くなさそうなのですが、午前中に時間を取って葦毛湿原に出かけました。
かなり早く着いたのですが、駐車場には既に数台の車・・皆さん早起きです。

早速湿原の木道をグルグル回ってヒメヒカゲを探しましたが、なかなか写真に撮れる位置で見つかりません。
殆どは、スゲ類の下の方のゴチャゴチャした場所に静止していました。
朝露が乾く前に撮りたかったのですが・・
しばらくすると雲の間から日が射すようになり、撮り易い位置に出て来た個体を見つけました。
木道が分岐した場所だったので、場所が分かるよう、引いた写真も撮ってみました。

早朝、ツバメシジミの雌雄が湿原内で寝ているのを見つけましたが、湿原内に食草は無いはずです。
隣の草地から飛んで来たようです。
ツゲの花で吸蜜する様子が観察出来ました。

成熟前のハラビロトンボがいましたが、最初見た時は何かと思いました。

天候はなかなか回復せず、全体的にヒメヒカゲの活動は低調。
それでも時々木道に出て来る事があって、足元に来た個体が飛び立つところを撮影。

この日気になったのは、堂々と捕虫網を持った年配の人物が、湿原の入り口を何度も行ったり来たりしていた事です。
私が近づくと、白々しく、「ヒメヒカゲは採集禁止」という看板を読んでいるふりをしていました。
ここのヒメヒカゲが採集禁止であることは、この地方で昆虫採集をしている人なら誰でも知っているはず。
あきらかに不自然です。

私がジーッと見つめていると、さすがに気まずかったのか立ち去って行きました。
顔写真は撮っておいたので、次に何かあったら晒してやろうと思います。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、ルリタテハ、ツバメシジミ、ヒメヒカゲ、ヒメウラナミジャノメ、イチモンジセセリ、オオチャバネセセリ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G MACRO 30㎜、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

ヒメヒカゲの産卵

6月1日、愛知県豊川市 → 豊橋市葦毛湿原

記事には上げていませんが、5月25日と31日は豊川市内の雑木林へゼフィルスを探しに行きました。
なぜ記事になっていないかというと、全く見つからず、一枚もシャッターを切れなかったからです。
かなり広範囲を丹念に探したのですが、ゼフィルスの「ゼ」の字も見つけられませんでした。
私が見落としているだけなら良いのですが、気になります。

この日も午前中に市内の公園に出かけたのですが・・

ここでもゼフィルスは全く見つからず。
栗の花が満開だったのですが、ゼフィルスどころか他の蝶も1頭も来ていませんでした。

舗装されていない道路で、ウラギンシジミが吸水していました。
マクロレンズで、レンズの前玉が接触しそうなほど接近して撮影。

午前中だけにしようかと思ったのですが物足りない結果だったので、午後から葦毛湿原に出かけました。
湿地の入り口でお会いしたマダムによると、「飛んでたわよ~」とのこと。
喜んで見に行ったのですが、湿原内は遮るものが無いので、かなりの強風で面喰いました。

それでも風が弱くなった時間帯には、数頭のヒメヒカゲが飛んでいるのが確認出来ました。
早くも産卵している個体がいました。
緑色の卵が見えるでしょうか?

同時に見られた個体数は最大で3頭でしたが、後から写真を確認すると少なくとも5頭いました。

他の蝶も探したところ、ヒオドシチョウがクヌギの樹液に来ていました。
ツマグロヒョウモンではない赤っぽいヒョウモンが湿原内を飛び回っていたのですが、写真も撮れず同定できませんでした。
15時前に撤収。

天候:晴れ時々曇り
本日見られた蝶類(豊川市):アゲハチョウ、モンキアゲハ、アサマイチモンジ、ヒメジャノメ、ウラギンシジミ、ルリシジミ
本日見られた蝶類(葦毛湿原):アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、ツマグロヒョウモン、ヒオドシチョウ、ウラゴマダラシジミ、ルリシジミ、ヒメヒケガ、ヒメウラナミジャノメ、ダイミョウセセリ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G MACRO 30㎜、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T