ヒメヒカゲとウラギンヒョウモン

5月24日、愛知県豊橋市 葦毛湿原

この日は3週連続で葦毛湿原を訪れました。
本当は別の場所に遠征したいのですが、家の用事のため半日コースです。

早朝、クヌギの根本でシャクガが羽化しているのを見つけました。
いつもは翅を開いているので、最初見たときは何かと思いました。

ゼフィルスの仲間は、傷んだウラゴマダラシジミが1頭見つかっただけ。
(写真は割愛)

湿原内の木道を歩いてみると、ヒメヒカゲが発生していました。
少なくとも3頭いるようでした。

飛んでいるところを撮影。

この日の収穫はウラギンヒョウモンがいたことです、
昨年もそれらしき個体がいたのですが、そのときは何の種類か同定できず、1年越しのご対面となりました。
このフィールドで確認できたのは初めて。
個人的にツマグロヒョウモン以外のヒョウモンを撮影する機会がほとんどないので、ちょっとうれしかったです。

そんなこんなで11時前まで撮影して撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、テングチョウ、アカタテハ、ルリタテハ、コミスジ、ウラギンヒョウモン、ウラギンシジミ、ウラゴマダラシジミ、ヒメヒカゲ、ヒメウラナミジャノメ、オオチャバネセセリ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12‐60㎜、DG Macro45㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL

ウラナミアカシジミとヒカゲチョウの羽化

5月16日、愛知県豊橋市 葦毛湿原

この1週間は気温が高めだったので、ゼフィルスが多く発生しているだろうと予想し、再び葦毛湿原を訪ねました。
イボタの花は満開を過ぎて散り始めていました。
最初のうちはゼフィルスの仲間が見つかりませんでしたが、同好の士がウラゴマダラシジミを見つけて教えてくれたので、それを撮影。

では私もお返しに・・という事でウラナミアカシジミを見つけて教えてあげました。

口吻を延ばし、朝露か何かを吸っています。
 

ヒメジャノメが日光浴をしていました。

少し離れた場所でもウラゴマダラシジミを発見。
やや擦れています。

ササの群落にヒカゲチョウ科の蛹があったので、とりあえず証拠写真を撮影・・。
翅が透け始めていましたが、おそらく羽化するのは明日だろうと予想。
(後で気がついたのですが、腹部の関節が伸びており、これは羽化直前のサインでした。)

30分くらい周囲を探索して戻ってみると・・

「羽化しているじゃーあーりませんかー!!」

こんな事なら蛹の前で待っていればよかったと思いましたが、後悔先に立たず。
それでもヒカゲチョウの羽化直後の姿を見るのは初めてなので、喜んで撮影。
これはG99DをMモードにして内蔵フラッシュを焚いています。
レンズはLEICA DG 50-200㎜(よく写る)。

立ち入り禁止の柵があったので、柵の外から手を伸ばして標準ズームでも撮影。

11時に撤収しましたが、色々と収穫の多い一日でした。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:モンキアゲハ、サトキマダラヒカゲ、ヒカゲチョウ、ヒメジャノメ、ヒメウラナミジャノメ、ウラゴマダラシジミ、ウラナミアカシジミ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、DG Macro45㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL

ウラゴマダラシジミ

5月10日、愛知県豊橋市 葦毛湿原

そろそろゼフィルスの発生が気になる時期となりました。
トップバッターであるウラゴマダラシジミは、1990年代は5月下旬に発生していました。
しかし、年々発生が早くなって、今では5月上旬から見られるようになりました。
これも温暖化の影響でしょう。

早朝に車で家を出て、7時前に到着・・
羽化直後の個体を探しますが、なかなか見つかりません。

食樹であるイボタの下草にふと目をやると、何か青いものが目に留まりました。
ビンゴ!

傷一つないメスでした。

その後はアカボシゴマダラの蛹やらヤママユの幼虫などが見つかりました。
広場で占有行動するクマバチを撮影。
団体客がやって来たので、その様子が背景になるようにしてみました。(この写真はちょっとお気に入り。)

ウラゴマダラシジミは、帰り際、新鮮なオスも見つかりました。
発生したのが1頭であれば例外の可能性がありますが、複数発生しているとなると確かなデータとなります。(これ重要)

例によって、家族と昼食をとるため11時過ぎに撤収!

天候:晴れ
本日見られた蝶類:モンキアゲハ、カラスアゲハ、ツマグロヒョウモン、ウラゴマダラシジミ、ヒメウラナミジャノメ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12‐60㎜、DG Macro45㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL

ヒメヒカゲ・その後

6月7日、愛知県豊橋市 葦毛湿原

天気があまり良くなさそうなのですが、午前中に時間を取って葦毛湿原に出かけました。
かなり早く着いたのですが、駐車場には既に数台の車・・皆さん早起きです。

早速湿原の木道をグルグル回ってヒメヒカゲを探しましたが、なかなか写真に撮れる位置で見つかりません。
殆どは、スゲ類の下の方のゴチャゴチャした場所に静止していました。
朝露が乾く前に撮りたかったのですが・・
しばらくすると雲の間から日が射すようになり、撮り易い位置に出て来た個体を見つけました。
木道が分岐した場所だったので、場所が分かるよう、引いた写真も撮ってみました。

早朝、ツバメシジミの雌雄が湿原内で寝ているのを見つけましたが、湿原内に食草は無いはずです。
隣の草地から飛んで来たようです。
ツゲの花で吸蜜する様子が観察出来ました。

成熟前のハラビロトンボがいましたが、最初見た時は何かと思いました。

天候はなかなか回復せず、全体的にヒメヒカゲの活動は低調。
それでも時々木道に出て来る事があって、足元に来た個体が飛び立つところを撮影。

この日気になったのは、堂々と捕虫網を持った年配の人物が、湿原の入り口を何度も行ったり来たりしていた事です。
私が近づくと、白々しく、「ヒメヒカゲは採集禁止」という看板を読んでいるふりをしていました。
ここのヒメヒカゲが採集禁止であることは、この地方で昆虫採集をしている人なら誰でも知っているはず。
あきらかに不自然です。

私がジーッと見つめていると、さすがに気まずかったのか立ち去って行きました。
顔写真は撮っておいたので、次に何かあったら晒してやろうと思います。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、ルリタテハ、ツバメシジミ、ヒメヒカゲ、ヒメウラナミジャノメ、イチモンジセセリ、オオチャバネセセリ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G MACRO 30㎜、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

ヒメヒカゲの産卵

6月1日、愛知県豊川市 → 豊橋市葦毛湿原

記事には上げていませんが、5月25日と31日は豊川市内の雑木林へゼフィルスを探しに行きました。
なぜ記事になっていないかというと、全く見つからず、一枚もシャッターを切れなかったからです。
かなり広範囲を丹念に探したのですが、ゼフィルスの「ゼ」の字も見つけられませんでした。
私が見落としているだけなら良いのですが、気になります。

この日も午前中に市内の公園に出かけたのですが・・

ここでもゼフィルスは全く見つからず。
栗の花が満開だったのですが、ゼフィルスどころか他の蝶も1頭も来ていませんでした。

舗装されていない道路で、ウラギンシジミが吸水していました。
マクロレンズで、レンズの前玉が接触しそうなほど接近して撮影。

午前中だけにしようかと思ったのですが物足りない結果だったので、午後から葦毛湿原に出かけました。
湿地の入り口でお会いしたマダムによると、「飛んでたわよ~」とのこと。
喜んで見に行ったのですが、湿原内は遮るものが無いので、かなりの強風で面喰いました。

それでも風が弱くなった時間帯には、数頭のヒメヒカゲが飛んでいるのが確認出来ました。
早くも産卵している個体がいました。
緑色の卵が見えるでしょうか?

同時に見られた個体数は最大で3頭でしたが、後から写真を確認すると少なくとも5頭いました。

他の蝶も探したところ、ヒオドシチョウがクヌギの樹液に来ていました。
ツマグロヒョウモンではない赤っぽいヒョウモンが湿原内を飛び回っていたのですが、写真も撮れず同定できませんでした。
15時前に撤収。

天候:晴れ時々曇り
本日見られた蝶類(豊川市):アゲハチョウ、モンキアゲハ、アサマイチモンジ、ヒメジャノメ、ウラギンシジミ、ルリシジミ
本日見られた蝶類(葦毛湿原):アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、ツマグロヒョウモン、ヒオドシチョウ、ウラゴマダラシジミ、ルリシジミ、ヒメヒケガ、ヒメウラナミジャノメ、ダイミョウセセリ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G MACRO 30㎜、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T

ウラゴマダラシジミ

5月24日、愛知県豊橋市 葦毛湿原

天候は下り坂の予報でしたが、「行ける時に行っとけ、ゼフィルスの撮影。」という自分で作った格言があるので、日曜日に引き続き葦毛湿原を訪れました。
しかし気温が低く日射しもない状態で、いくら探しても全くゼフィルスは見つかりません。

羽化したてのミズイロオナガシジミがいないかなと探していたら、ルリタテハの蛹が見つかりました。
んー? この時期に蛹化するものかしら?と思いながら撮影。
せっかくなので超広角レンズでも撮影。
地表近くでした。

8時過ぎになると薄日が射す時間帯があり、すかさずウラゴマダラシジミが飛んで来ました。
イボタノキの周りを探していたのですが、ずいぶん離れた場所から飛んで来ました。
その個体はメスで、しばらくするとゴチャゴチャした場所に潜り込んで産卵を始めましたが、枝被りとなってうまく写せず。

オスもいました。
まるで活動時間帯のようにイボタノキの周りを飛び交っている個体がいましたが、そちらは写せず。

ヒカゲチョウも複数見られました。
他にヒメジャノメも発生しており、賑やかになって来ました。

イボタの周りをうろついていると、イボタの花で吸蜜する蝶をよく見ます。
モンキアゲハは鞍びれた個体が多かったですが、できるだけ新鮮な個体を選んで撮影。
カラスアゲハもやって来ました。

11時前まで粘ったところ次第に晴れて来ましたが、ここで時間切れ。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハ、モンシロチョウ、テングチョウ、ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラ、ヒカゲチョウ、ヒメジャノメ、ヒメウラナミジャノメ、ウラギンシジミ、ウラゴマダラシジミ、イチモンジセセリ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、DG9㎜、G MACRO 30㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T

ウラゴマダラシジミの発生

5月18日、愛知県豊橋市 葦毛湿原

土/日と家の用事があり、今週末の撮影はパスしようかと思ったのですが、どうしてもウラゴマダラシジミの様子が気になります。
迷いましたが、たとえ1時間でも様子を見に行く事にしました。
駐車場に到着したのは15時過ぎ。既にウラゴマダラシジミの活動時間帯でした。

湿地入り口の広場にあったイボタノキは、かなり剪定されていてショックでした。
何の権利があってこんな事をするのかと言いたい。
最近はどの公園も管理が徹底されるようになり、木々がどんどん切られていますが、あまり極端な事はしないでいただきたいものです。

写真は、湿地の反対側にあるイボタノキ。

数頭のアオスジアゲハが吸蜜に来ていました。
求愛する様子も見られましたが、こんな夕刻に交尾することがあるのかしら?

肝心のウラゴマダラシジミは全く見られずやきもきしましたが、探雌飛翔(さまよい飛翔)するオスが1頭だけ見られました。
一度だけ、イボタノキの高い場所で吸蜜してくれたので、なんとか証拠写真が撮れました。

毎年お会いする同好の士が来て、ここに蛹があると教えてくれましたが、探してみるとすぐ近くに数個の蛹が見つかりました。
黒っぽくなっており、羽化寸前と言った様子。

こちらは別個体。
よく見ると黒い染みがあり、寄生されてるっぽいです。

何か見慣れないものが他の昆虫を追いかけていると思ったら、越冬明けのルリタテハでした。
壮絶な姿ですが、同様に越冬明けと思われる別の個体もいました。
夕方は彼らが占有行動する時間帯なので、すぐ気がつくべきでした。

イボタノキにはダイミョウセセリも吸蜜に来ました。
キマダラセセリも見られたのですが、飛んで行ってしまいました。

気になるのはクモガタヒョウモンと思われるヒョウモンが見られた事で、写真に撮れなかったのが悔やまれます。
この地を30年訪れて一度も見たことは無いので、惜しい事をしました。
近々訪れる人がいたら気をつけて頂きたいです。

夕食を作るため16時過ぎに撤収!

天候:曇り
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、ルリタテハ、ウラゴマダラシジミ、ルリタテハ、ヒメウラナミジャノメ、キマダラセセリ、ダイミョウセセリ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G MACRO 30㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL