豊橋公園の越冬蝶

11月22日、豊橋市豊橋公園
この日は豊橋市に用事があったので、バスに乗って早朝から豊橋公園を訪れました。

公園内のイチョウの黄葉はちょうど見ごろ。
朝のうちは晴れていたのですが、昼前にかけては晴れたり曇ったりで肌寒かったです。

目当てはムラサキツバメなどの越冬蝶。
ムラサキツバメは、3頭の小集団が3組と、ムラサキシジミと添い寝している1頭の、計10頭が寝ていました。

キタキチョウは2頭がツツジの植え込みの中で寝ていました。
かと思うと、目立つところにぶら下がっているのもいました。

ウラギンシジミは3頭が寝ていましたが、11時前になると活動している個体もいました。
マラソンしている子供たちが走り回るので、11時過ぎに撤収。

天候:晴れ時々曇り
本日見られた蝶類:ルリタテハ、ウラギンシジミ、ムラサキツバメ、ムラサキシジミ、ウラナミシジミ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、DG9㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL

ウラゴマダラシジミ

5月24日、愛知県豊橋市 葦毛湿原

天候は下り坂の予報でしたが、「行ける時に行っとけ、ゼフィルスの撮影。」という自分で作った格言があるので、日曜日に引き続き葦毛湿原を訪れました。
しかし気温が低く日射しもない状態で、いくら探しても全くゼフィルスは見つかりません。

羽化したてのミズイロオナガシジミがいないかなと探していたら、ルリタテハの蛹が見つかりました。
んー? この時期に蛹化するものかしら?と思いながら撮影。
せっかくなので超広角レンズでも撮影。
地表近くでした。

8時過ぎになると薄日が射す時間帯があり、すかさずウラゴマダラシジミが飛んで来ました。
イボタノキの周りを探していたのですが、ずいぶん離れた場所から飛んで来ました。
その個体はメスで、しばらくするとゴチャゴチャした場所に潜り込んで産卵を始めましたが、枝被りとなってうまく写せず。

オスもいました。
まるで活動時間帯のようにイボタノキの周りを飛び交っている個体がいましたが、そちらは写せず。

ヒカゲチョウも複数見られました。
他にヒメジャノメも発生しており、賑やかになって来ました。

イボタの周りをうろついていると、イボタの花で吸蜜する蝶をよく見ます。
モンキアゲハは鞍びれた個体が多かったですが、できるだけ新鮮な個体を選んで撮影。
カラスアゲハもやって来ました。

11時前まで粘ったところ次第に晴れて来ましたが、ここで時間切れ。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハ、モンシロチョウ、テングチョウ、ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラ、ヒカゲチョウ、ヒメジャノメ、ヒメウラナミジャノメ、ウラギンシジミ、ウラゴマダラシジミ、イチモンジセセリ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、DG9㎜、G MACRO 30㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T

ウラゴマダラシジミの発生

5月18日、愛知県豊橋市 葦毛湿原

土/日と家の用事があり、今週末の撮影はパスしようかと思ったのですが、どうしてもウラゴマダラシジミの様子が気になります。
迷いましたが、たとえ1時間でも様子を見に行く事にしました。
駐車場に到着したのは15時過ぎ。既にウラゴマダラシジミの活動時間帯でした。

湿地入り口の広場にあったイボタノキは、かなり剪定されていてショックでした。
何の権利があってこんな事をするのかと言いたい。
最近はどの公園も管理が徹底されるようになり、木々がどんどん切られていますが、あまり極端な事はしないでいただきたいものです。

写真は、湿地の反対側にあるイボタノキ。

数頭のアオスジアゲハが吸蜜に来ていました。
求愛する様子も見られましたが、こんな夕刻に交尾することがあるのかしら?

肝心のウラゴマダラシジミは全く見られずやきもきしましたが、探雌飛翔(さまよい飛翔)するオスが1頭だけ見られました。
一度だけ、イボタノキの高い場所で吸蜜してくれたので、なんとか証拠写真が撮れました。

毎年お会いする同好の士が来て、ここに蛹があると教えてくれましたが、探してみるとすぐ近くに数個の蛹が見つかりました。
黒っぽくなっており、羽化寸前と言った様子。

こちらは別個体。
よく見ると黒い染みがあり、寄生されてるっぽいです。

何か見慣れないものが他の昆虫を追いかけていると思ったら、越冬明けのルリタテハでした。
壮絶な姿ですが、同様に越冬明けと思われる別の個体もいました。
夕方は彼らが占有行動する時間帯なので、すぐ気がつくべきでした。

イボタノキにはダイミョウセセリも吸蜜に来ました。
キマダラセセリも見られたのですが、飛んで行ってしまいました。

気になるのはクモガタヒョウモンと思われるヒョウモンが見られた事で、写真に撮れなかったのが悔やまれます。
この地を30年訪れて一度も見たことは無いので、惜しい事をしました。
近々訪れる人がいたら気をつけて頂きたいです。

夕食を作るため16時過ぎに撤収!

天候:曇り
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、ルリタテハ、ウラゴマダラシジミ、ルリタテハ、ヒメウラナミジャノメ、キマダラセセリ、ダイミョウセセリ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G MACRO 30㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

彼岸花とアゲハチョウ

9月23日、愛知県豊川市
またまたルリタテハの蛹の様子を見に行きました。
最初に見つけた個体は、そろそろ羽化してもおかしくないと思ったのですが・・

21日に見つけた個体は、やや黒っぽくなりました。
14日に見つけた個体もほぼ同様。
一方、21日に蛹化した個体はまだ薄い茶色。
いずれにせよ、この日は風が強くて羽化できるような状態ではないと判断し、彼岸花のポイントに移動することにしました。

到着してみると、彼岸花は例年より少なめ。
それでも、花が咲いてから日数が立つのか、既に萎れているところもありました。

蝶の数もかなり少なめ。
例年であれば、うじゃうじゃいる筈のウラナミシジミやイチモンジセセリも、数えるくらいしか見当たりませんでした。
彼岸花とアゲハの組み合わせを撮りたかったのですがなかなか現れず、9時前にようやくアゲハチョウが飛んで来ました。
アゲハチョウも例年であれば複数見られますが、今年はこの個体だけでした。

モンキアゲハは、小川沿いに下流側から飛んで来ました。
かなり傷んでいますが、選り好み出来る状況ではありません。

10時前にはカラスアゲハのメスが飛んで来ました。
こちらも少々くたびれ気味・・

そろそろ帰ろうと思って駐車場に向かうと、生垣のアベリアにクロアゲハが飛んで来ました。
かなり壮絶な姿ですが、飛翔は力強かったです。

昼前に撤収。

天候:晴れ時々曇り
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、モンキアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、ウラナミシジミ、ツバメシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G MACRO 30㎜、G12-60㎜、GX45-175㎜、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

ルリタテハの前蛹と蛹

9月21日、愛知県豊川市
世間的には三連休の初日ですが、私はこの日は仕事でした。
しかし、先日見つけたルリタテハの蛹がどうなったか気になるので、またまた早朝の2時間ほど出かける事にしました。

夜明けごろ到着・・。
仕事の方もこれくらい熱心に頑張っていれば、私の人生も変わっていただろうと思います。
満月を過ぎた月が、西の空に傾いていました。

ルリタテハの蛹2つのうち1つは行方不明になっていました。
もう1つは残っていましたが、やや黒っぽくなったかな?という程度の変化で、まだ羽化しそうにありませんでした。
近くで別の蛹と、蛹になりかけの幼虫(前蛹)を見つけました。

変化が無いようなので別のものを探しに行ったところ、シモフリスズメの幼虫が目に留まりました。
真横からも撮影したのですが、いつもと同じような写真になったので、変化をつけて上から見下ろすアングルで狙ってみました。
よく見るとかわいい?

もう一度ルリタテハの様子を見に行くと・・1時間弱で大きな変化があり、ほとんど蛹になっていました。
半日くらいかけて変化するものだと思い込んでいたのがいけなかったです。

見る見るうちに蛹の形状になりました。
さっきまでトゲトゲの幼虫だったものから、複眼や触覚、翅の形まで出来上がっていく様子は、何とも不思議でした。
7:20頃まで撮影しましたが、ここで時間切れ。

このあと真面目に(?)仕事に向かいました。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、ヒメジャノメ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G MACRO 30㎜、G12-60㎜、GX45-175㎜、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T

ルリタテハの蛹・その後

9月28日、愛知県豊川市
天候は雨模様でしたが、継続観察という事で、ルリタテハの蛹がどうなったか見に行きました。
予想では、3つあった蛹のうち、1つか2つは既に羽化しているのではないかと思いました。

最初に見つけた個体は、まだ羽化していませんでした。
何だか、テカテカした感じ。

かなり黒っぽくなっている個体もあったのですが、中の翅が透けているという感じではありません。
というか、銀色だった斑点が黄色っぽくなっているんですけど、大丈夫かしら?

また、4つ目が出来ていました。
蛹の中でどんな夢を見ているのでしょうね・・。

どれもまだ羽化しそうにないので、他のものを探してみました。
ホシホウジャクの幼虫が明るい場所にいました。
背景が面白かったので、標準マクロで撮ってみました。

樹液の出ているクヌギを見に行くと、意外な事に新鮮なヒカゲチョウがやって来ました。
これは第何化になるのでしょう?

クロコノマチョウの他、新鮮なルリタテハもやって来て、3種を同一画面に収めることが出来ました。
どうやら、ルリタテハは私の見つけていなかった個体が羽化していたようです。
クロコノマの方はボロボロの夏型でしたが、ジュズダマのポイントには蛹の抜け殻が出来ていたので、新鮮な個体もどこかにいるのだと思います。

帰り道は小雨になりました。

天候:曇りのち小雨
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、ルリタテハ、クロコノマチョウ、ヒカゲチョウ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G MACRO 30㎜、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T

紋付きのルリタテハ

8月17日、愛知県豊川市
この日もまたまた早朝から近所の公園へ向かいました。
いつもと同じような時間帯に出発しましたが、徐々に太陽の位置が低くなって来ているのに気がつき、季節が進んでいることを実感しました。

樹液のポイントは寂しくなりました。
今年初めてルリタテハが見られた他は、傷んだヒカゲチョウが来ただけ。
サトキマダラヒカゲやクロヒカゲはもう見られませんでしたが、ルリタテハが2頭見られました。

前翅にポツンと青色の紋がある「スバル班つき(あるいは紋付き)」と言われるタイプがいて、個人的に初めて見ました。
できれば2頭一緒に画面に収めたかったのですが、飛んで行ってしまいました。

エノキの幼木では、アカボシゴマダラの幼虫が「これでもか」というくらい数多く見られました。
昨年もそうでしたが、この時期が幼虫のステージのようです。
この個体は、上半身を持ち上げて日光が当たる面積を減らしているようでした。

道路沿いにあるネズミモチの木では、巨大なシモフリスズメの幼虫が見られました。
褐色のと緑色のがいました。

帰り際にもう一度クヌギを見に行くと、ヒメジャノメが来ていました。
汚損していましたが、光が奇麗だったので撮ってみました。

この後、例によって図書館に寄り道して帰宅しました。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:モンキアゲハ、ルリタテハ、ヒカゲチョウ、ヒメジャノメ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、G MACRO 30㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T

アゲハチョウの羽化・連続写真

9月14日、愛知県豊川市
性懲りもなく、アオスジアゲハの羽化を狙いに公園に向かいました。
今度こそ羽化する瞬間から撮影しようと、夜明け前から行動開始です。
前日は仕事の都合で撮影に来れなかったので、この日が駄目なら諦める覚悟でした。
さて、その蛹を見に行くと・・まだ羽化していないどころか、全く変色せず緑色のままでした。
見つけてから13日が経過しているのですが、まだ早いという事でしょうか?

仕方が無いので、他のものを探しに歩き始めると・・

ホシヒメホウジャクの幼虫がヘクソカズラの蔓にいたので撮ろうと思ったら、すぐ近くにアゲハチョウの蛹があるのに気がつきました。
しかも、翅の模様が透けており、間もなく羽化しそうな状態でした。
これは千差一隅のチャンスです。
時刻は6:10。

6:30から7:00ごろに羽化するだろうと読んで三脚をセットして待っていたのですが、なかなか変化が無く、今日は羽化しないのではないかと思い始めました。
散歩している人たちは、不思議そうな顔をして通り過ぎる人もいましたが、中には何を撮っているのかと聞いてくる人も結構いました。
その相手をしている間もチラチラと蛹の様子を窺ったのですが、変化がありません。

しかし、8:30ごろ腹部の節の間隔が変化してきていることに気がつき、再び集中して待つことに。
すると9:00ごろに蛹のある蔓全体が「ブルブルッ」と振動したので驚きました。
これはいよいよだと思って待っていると、蛹の先端が静かに割れて頭部が出て来ました。

息を呑んで見ていると、スルスルと出て来ました。
蛹の抜け殻の中に羽化便をして、外に出て来ました。
一連の変化は、決して大げさではなく、何か神聖なものを見ているような気持でした。

羽を伸ばし切ってしばらくすると、先日のアオスジアゲハの時と同じように、さかんに翅を半開きにしたり閉じたりしていました。
途中で突風が吹いて来てヒヤッとしましたが無事でした。

風が吹いた後、90度回転して翅の裏面が見えるようになりました。
翅が伸び切って、堅くなるのを待っているところ。

あえて通行人を背景に入れたカットも撮ってみました。
なぜ真横から連続写真を撮らなかったのかと思われたかもしれませんが、すぐ右側にフェンスがあって右に回り込めなかったのと、左から撮るとフェンスが画面に入るのを避けた訳です。

充分撮影したので、ここで別のものを撮るために移動。
ルリタテハの幼虫がどうなったか見に行くと、殆どは中齢~終齢となっていましたが、蛹も見つかりました。
初めて見る本種の蛹は、木彫りの彫刻の様でした。

ムラサキシジミの幼虫もかなり大きくなり、多数の蟻の家来を従えていました。
ここで時間切れ。
家族と一緒に昼食を取るため撤収です。

天候:曇りのち晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、モンキアゲハ、ヒメウラナミジャノメ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G MACRO 30㎜、G12-60㎜、GX45-175㎜、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T

アゲハチョウとアカボシゴマダラの羽化

9月7日、愛知県豊川市
先週見つけたアオスジアゲハの蛹が気になるので、夜明け前に家を出て公園に向かいました。
本種の蛹の期間は、夏場の飼育下で10~14日とされているようです。
この日に羽化してもおかしくはないだろうと考えました。

アオスジアゲハの蛹は、色合いに変化はなく、まだ羽化は先の様でした。
近くで2つ目の蛹を発見。

他に何かいないかなと思って遊歩道を歩いていると、羽化したてのアゲハチョウが翅を伸ばしているのが見つかりました。
最初は翅がヨレヨレでしたが、カメラをセットしているうちに伸びて来ました。

さらに捜索を続けると、エノキの枝にぶら下がっているアカボシゴマダラが見つかりました。
こちらも羽化したての様で、すぐ右に抜け殻が見えます。

撮影していると、間もなく葉の上によじ登って行きました。
何度か他の場所を見に行ったりしましたが、この個体は9:15ごろ短い飛行を繰り返すようになり、やがて飛んで行きました。

8:00過ぎ、ピカピカの別個体が、日陰のうす暗い場所にいるのに気がつきました。

「まさか、キミも羽化したてじゃないよね・・?」

と思いましたが、すぐ横に蛹の抜け殻があって、またもや驚きました。

ルリタテハの幼虫は順調に成長中。

太陽の位置が高くなり気温も上昇すると、活動する蝶の姿も目立つようになりました。
アゲハチョウが、道端の湿った苔のある場所で吸水を始めました。
おしっこを勢いよくするので、その瞬間を狙いました。
9時半ごろ撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、モンキアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、アカボシゴマダラ、クロコノマチョウ、ヒメウラナミジャノメ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、GX45-175㎜、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T