しぶんぎ座流星群

1月3~4日、愛知県豊川市
今年の「しぶんぎ座流星群」の極大日時は、1月4日の6時と予想されていました。
ただし、あいにくの満月で、条件はよくありません。
それでも諦め切れず、日付が変わるころに出発です。

この日訪れたのは初めて撮影する場所でしたが、邪魔する車や人がなく、撮影には好都合でした。
しかし、満月の明かりはどうしようもありません。

結局、目撃できた流星、撮影できた流星とも3つずつでした。

6時過ぎに撤収。

天候:晴れ
機材:Panasonic G9PRO2、フォクトレンダー10.5㎜、Nikon D5600、DX Fisheye 10.5㎜、Nikon 6×15、GITZO G226、GT1544T

大豊作・ふたご座流星群

2025年12月14日、15日、愛知県豊橋市

今年のふたご座流星群の極大時刻は14日の17時と予想されていました。
13日の夜は天候不良のため撮影は見送り。
翌14日の夜にすべての戦力を投入です。
天気予報を見ると、県北部より南部のほうが晴れている時間が長そうだったので、初めて豊橋市南部の太平洋沿岸に行くことにました。

16時過ぎに出発し、小一時間で到着。
最初は晴れていたのですが、21時ごろには雨が降ってきました。
しばらく車内で仮眠をとって起きてみると、満天の星空になっているではありませんか!
急いでカメラを再セットして撮影開始。

流星は日付を跨いだ0時台と、3時台に特に多いように感じられました。
0時台には1時間当たり100個は数えたでしょうか。

火球クラスの明るいものも多く、今までで一番と言って良いほど、非常に見ごたえがありました。

このポイントは東西に明るい光源があり、北側には崖がそびえているという悪い立地ですが、南は太平洋で明かりはほとんどなく、撮影地としてはまずまずと言ったところ。
家族連れやカップルも車でやってきて、流星が流れるたびに歓声が上がっていました。
さながらお祭り騒ぎのよう。

やがて夜明けを迎え、流星祭りは終焉・・
風景やスナップ写真を少し撮って帰路につきました。

天候:晴れ一時雨
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、DG9㎜、フォクトレンダー10.5㎜、Nikon D5600、DX Fisheye 10.5㎜、Nikon MIKRON 6×15、GITZO G226、GT1544T、#0011

しし座流星群の火球

11月18日-20日、愛知県豊川市
「おうし座流星群」に引き続き、「しし座流星群」の撮影です。
今年は18日の未明が極大という予想でした。

こちらは、11月18日4:30に流れた火球クラスの群流星。


直前に目を覚ましたのでベランダに出て眺めていたところ、目撃できました。
夜空に赤いペンでスッと線を引いたように見えました。

目視で-3~-4等級と見積もりました。

翌日の晩は3つの群流星を撮影できました。
写真は最も明るかったもの。

遡ること11月7日の夜にも、しし座群の先がけと思われる流星が写っていました。

次は好条件の「ふたご座流星群」に期待です。

天候:晴れ
機材:Panasonic G9PRO2、フォクトレンダー10.5㎜、GITZO GT1544T

おうし座流星群

10月30日-11月17日、愛知県豊川市
更新が遅れましたが、今年も「おうし座流星群」の撮影を行いました。
今年は数年に一度おうし座群の活動が活発になる年だということで期待したのですが、月明かりや悪天候に見舞われました。

まずは、11月7日2:13に流れた明るい群流星。
おうし座北群に属すると思われます。

その後は一晩に1,2個写るものの、あまり明かり流星は捉えられず。

こちらは11月17日21:09に流れた散在流星。

結果的に、期待ほどの成果は得られず。
このあと引き続き「しし座流星群」の撮影を続行。

天候:晴れ、曇り
機材:Panasonic G9PRO2、フォクトレンダー10.5㎜、GITZO GT1544T

皆既月食中の星食

2025年9月8日、愛知県豊川市

9月7日の夜(8日の未明)、皆既月食が見られました。
今回は皆既となる時間が1時間半と長く、その間に星食も見られるという事で、撮影に挑戦しました。

前日の7日夜、カメラ2台をベランダ脇にセットして、10時ごろ就寝・・
うとうとして目を覚まし、まだ早いかな?と思ったら、月食直前の1:10でした!
あわてて飛び起き、カメラを外に出して撮影開始です。

月食の進行の様子は10分おきに撮影する事にし、星食は連続写真に収める事にしました。
さらに、星食の瞬間(潜入と出現)は双眼鏡でも確認。
(その瞬間を見れて感激しました。)

星食の連続写真は、パソコン上で比較明合成しています。
手動で合成位置を合わせたので、星の動きがたどたどしいです。
2枚目の写真は「みずがめ座 82番星」の潜入と出現。
3枚目の写真は「みずがめ座 81番星」の出現の様子です。

広角レンズでの連続写真は、途中で露出を確認するためにタイマーを切ったのですが、再開する時間を間違えてしまい、一部間隔がおかしくなってしまいました。
これは次回への反省点ですね・・

天候:晴れ
機材:機材:Panasonic GH5Ⅱ、G9PRO2、フォクトレンダー10.5㎜、G100-300㎜、GITZO GT1544T、GITZO G226、Kenko SKYMEMO-S

やぎ座流星群と火球カレンダー

7月28日-8月2日、愛知県豊川市

今年は天候不良やら用事やらで、あまり流星群の撮影が出来ていませんでしたが、ようやくチャンスが巡って来ました。
「串だんご」と言われる特異な光度変化を起こすことで知られる「やぎ座流星群」です。
まずは7月28日の夜からカメラをセットし、外部電源(通称:ダミープラグ)を突っ込んで一晩中駆動しました。

朝起きてから画像をチェックすると、29日の未明に火球クラスの群流星が写っていました。
・・が、よく見ると微妙にピンボケです。
ピントリングは半永久的にテープで固定しているのですが、事前に確認しなかったのがいけなかったようです。
どうやら使用しているレンズ(フォクトレンダー10.5㎜)の特性として、真夏と真冬では無限遠の位置が微妙にずれるようです。

気を取り直して翌日からは慎重にピント位置を探ってテープで固定。
数日空振りが続きましたが、8月3日に日付が変わった頃、串だんごの様な火球が写りました。
時刻は0:23。

実は今シーズンが始まる前、「火球カレンダー」なるものを作ってみたのですよ。
定期購入している「天文年鑑」という本に、毎年国内で観測された火球のデータが載っているので、2017年7月から2023年6月の火球の平均個数を円グラフにまとめました。
見方ですが、1時方向が1月1日、時計回りに日付が進んで、6時方向が6月31日となります。1周すると1年というわけ。
目盛は対数目盛(0、1、10、100)であることに注意。

これを見ると火球が多いのは、言うまでもなく三大流星群のうち、12月の「ふたご座群」、8月の「ペルセウス群」です。
1月の「しぶんぎ座群」は年によるばらつきが大きいので、平均数は多くありません。
ここまではよく知られたところです。
意外なのは、中堅クラスと言われる5月の「みずがめ座群」と10月の「オリオン座群」で、4月の「こと座群」、7月の「やぎ座群」、11月の「おうし座群」などを下回ります。
さらに子細に見ると、主要な流星群のピークから外れた期間(8月初旬や11月末)もそれなりに火球が多いことが分かります。

知っているつもりでも、あらためてまとめてみると新しい発見があるという事を再認識した次第。

天候:晴れ時々曇り
機材:機材:Panasonic GH5Ⅱ、フォクトレンダー10.5㎜、GITZO GT1544T

しぶんぎ座流星群

1月3日~4日、愛知県豊川市
数ある流星群の中でも、なかなか思うような観察/撮影結果が得られていない対象が「しぶんぎ座流星群」です。
三大流星群の一つに数えられながらも、発生のピークとなる時間が短く、おまけに年ごとの発生数にばらつきがある難物です。
個人的に、これまで大出現というものに出くわしたことがありません。

今年は4日の0時が発生のピークと予想され、月もなく、条件としてはまずまず良好でした。

天気予報を確認すると、3日の夜はやや雲が多くなる模様・・。
出発すると、車のフロントガラスに小雨が落ちて来ました。
しかし、23時過ぎにいつものフィールドに到着してみると快晴で、星々がぎらぎら輝き恐ろしいほどでした。
最初の写真は0:03に流れた、しぶんぎ座群の長経路流星。
かなり暗いのと、雲にかかったのが残念。

その後、1:15ごろから2:45くらいまではほぼ快晴の時間帯となり、しぶんぎ座群の流星5つを目撃。
2枚目は1:05に流れた、マイナス等級の散在流星。
結果的にこれがこの日見られた最も明るい流星でした。

ところが3時ごろからは全天が雲に覆われ、またしても消化不良な結果となりました。
5時過ぎまで待機して撤収。
帰ってから写真を確認すると、撮影できたのは、しぶんぎ座群3つと、散在流星4つでした。

天候:晴れのち曇り
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G9PROⅡ、DG9㎜、フォクトレンダー10.5㎜、Nikon D5600、DX Fisheye 10.5㎜、MICRON 6×15、Gittzo GT1544T、G226

ふたご座流星群と、満月級の火球

12月14日、愛知県豊川市
2024年の「ふたご座流星群」の極大時刻は、12月14日の10時ごろと予想されていました。
従って、一番流星の多く見られるのは13日の夜(14日の未明)なのですが、当日はあいにくの曇りでした。
晴れる事を願い、自宅のベランダでカメラのタイマーを仕掛けて狙ったのですが、晴れ間はあったものの暗い流星が5つ写っただけ。
諦め切れない私は、14日の夜、郊外へと出かけました。

18時半ごろ現場に到着し、カメラのタイマーをスタート。
実際に流星が見られるのはもう少し遅い時間と予想し、車の中で仮眠を取ることにしました。
20時過ぎ、そろそろかなと思って寝袋から出ようとしたところ、一瞬車内に青白い閃光が走って自分の影が出来、眠気が吹っ飛びました。

 「!」

今のは間違いなく火球の光だと思い、あとで画像を確認すると、20:22に、今まで見た事の無いような明るい火球が写っていました。
いわゆる「満月級」の大物だったと思われます。
う~ん、実物を目にしたかった・・
ネットで調べると、軌道計算の結果から「おうし座流星群」に属する火球だったようです。
明るかった割に、次のコマ以降に「痕」は写っていませんでした。

それ以降も火球クラスの流星を2つ目撃したのですが、1つはカメラのシャッターの合間となって途中で途切れてしまい、もう1つは画面の外でした。
しかし10個ほどの流星を目撃出来て、不調だった今年の流星シーズンの締めくくりとなりました。
(一応、年末に「こぐま座流星群」というのがありますが。)

翌日家の用事があるので、夜半前に雲が広がってきたタイミングで撤収。
次は1月の「しぶんぎ座流星群」が好条件なので期待したいところです。

天候:晴れのち曇り
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、フォクトレンダー10.5mm、Nikon D5600、DX Fisheye 10.5㎜、Gitzo GT1544T、G226

おうし座流星群

11月12日~22日、愛知県豊川市(自宅)
今年も「おうし座流星群」の撮影に挑戦しました。
6日の夜から何夜か撮影したのですが全く写らず、12日の夜も半ばあきらめモードでカメラのタイマーをセットしました。

夜中に一度起き出して15分ほど空を眺めたのですが、流星は流れません。
あきらめて寝床に戻り、翌日画像を確認すると、3:45に火球クラスの流星が写っていました。
残念ながら末端部がカメラのシャッターの合間になって、尻切れトンボになっていました。
しかし4:39にも再び明るい流星が写っていました。
これらは「北群」に属するもののようです。

この2つの流星を含めた1時間弱の画像を比較明合成してみました。
よく見ると、「しし座流星群」と思われる暗い流星も一緒に写っていました。

18日や20日の夜にも挑戦してみたのですが、何も写らず・・
かろうじて21日の夜になって、オリオン座の西に「しし座流星群」と思われる流星が一つ写っただけ。
個人的に今年の流星群は低調です。

天候:晴れ、晴れ時々曇り
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、フォクトレンダー10.5mm、Gitzo GT1544T

柴金山・アトラス彗星

10月13日、愛知県豊川市
以前から話題となっていた柴金山・アトラス彗星は、10月初旬は夜明け前、12日以降は日暮れ後に見られる予報でした。
当初10月1日前後に見に行くつもりだったのですが、当日大事な仕事があって自粛。
満を持して、天候の良かった13日の宵に見に行く事にしました。

豊川市内で西の空が開けた場所という事で、三河湾に面した堤防にやって来ました。
ここはかつて「クマソ・クエスト」で訪れた事があるのです。
到着してみると、こんな時間に釣りをしているみなさんがいたので、少し移動。

17:30ごろから構図や露出を確認しながら試し撮りしていたところ、17:50ごろそれらしきものが写って、ひとりで喜びました。
次第に空が暗くなるにつれ、双眼鏡ではっきり見えるようになり、一番明るい時には肉眼でもうっすらと尾を引く様子が確認出来ました。
せいぜい3,4等星にしかならないという予想もあったのですが、実際にはもっと明るく、恐らく2等星前後だったろうと思います。
写真の手前に写っているのは、三河湾の大島と小島。

さらに時間が経つと、低い位置の靄(もや)に隠れるようになり、やがて見えなくなりました。
写真右の明かりはラグナシアの遊園地、山の上の明かりは三ヶ根山のホテルです。

個人的に、尾を引く彗星を肉眼で見たのはこれが初めてで、大満足して帰路につきました。

天候:晴れ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、GX45-175㎜、Nikon MONARCH 8×30、Gitzo GT1544T