DOMKE F-3を復刻する(その3・最終回)


さて、F-3の本体がほとんど完成したので、付属品の制作に取り掛かりました。

【サイドポーチの裁断】

オリジナルのF-3にはかなり大型のサイドポーチが付属していましたが、私がここに入れるのは水筒なので、それにあった大きさにしました。

【サイドポーチの縫製】

このあたりの作業はかなりスムーズ・・に行くはずが、予想以上に時間がかかりました。
水筒の重量がダイレクトに縫製の糸にかかるので、かなり厳重に縫製しています。
休みの日に5時間ぶっ通しで縫っていることもありました。

【端部の始末】

ポーチの内側の端部は、グログランテープで始末しました。
(初めてグログランテープが役に立った。)

【縫製位置がおかしいことに気が付く】

この期に及んで、ストラップ通しの位置がおかしいことに気が付きました。

 「ありゃ?」(2回目)

泣く泣く糸をほどいて縫製をやり直しです。

【肩当ての加工】

・・肩当ての製作途中の写真を撮るのを忘れていました。
これは、千枚通しで、ボタンを取り付ける穴をあけているところ。
オリジナルのF-3はストラップに滑り止めが直接縫い付けられていましたが、着脱式にしました。

【ボタンの取り付け】

専用のポンチでボタンを留めているところ。
なぜ手袋をしているかというと、この直前に左手の人差し指を思い切り金づちで叩いたからです!
(よく骨折しなかったものだ)

【ポーチと肩当ての完成】

ということで完成!

【本体とドッキング】

本体に装着したところ。

これで本格的に使用できる状態になったので、2025年12月29日の撮影から運用を開始しました。
本体の制作時間は39時間。
サイドポーチと肩当ての制作時間は14時間。
あわせて53時間かかりました。
使った糸の長さは約120m。

使ってみた感想は・・恐ろしく軽いです。
あと、ストラップが斜めについているので、ウェストハーネスの効果と相まって、体にフィットします。

・・そうそう、こいつの名称ですが、DOMKEの名前を使うのは問題だと思うので、“03(ゼロスリー)カメラバッグ”と名付けました。
0は“ゼロから作った”という意味と、オマージュの頭文字である“O(オー)”にかけています。
3は、もちろん、オリジナルのF-3の“3”の意味です。

新年初撮り

2026年1月2日、愛知県豊川市
皆さん、あけましておめでとうございます。(今ごろ)
元日は家でゆっくりと過ごし、2日の早朝からいつものように近所の公園へ出発です。

ジョビ子ちゃん、あけましておめでとう。

ツグミがマユミの実を食べに来ていました。
昨シーズンはもっと早い時期に、実がなくなったと記録しています。
他の木の実を見ても、今シーズンは豊作だったようです。

建物の周りではスズメが日光浴したり、エサを探したりしていました。

羽繕いする個体と、見張り役。

雑木林ではコゲラが低い位置に降りてきました。

シジュウカラが、腐った桜の枝でエサを探していました。

・・見事に越冬中のカメムシをゲット!

エナガもやって来ました。

このところの疲れが出たのか、何だかフラフラするので早めに撤収。

天候:晴れ時々曇り
本日見られた鳥類:ハシボソガラス、トビ、キジバト、ヒヨドリ、コゲラ、シジュウカラ、ヤマガラ、ジョウビタキ、メジロ、スズメ、キセキレイ、キンクロハジロ、カルガモ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12‐60㎜、G100-300㎜、Nikon 8×20 HGL

DOMKE F-3を復刻する(その2)


・・前回の続きですが、ストラップの生地・その他を調達するため、再び豊橋市で買い物です。

ストラップは着脱できるよう、登山用のカラビナを購入。
ジュラルミン製で、横方向で700㎏の荷重に耐えるという代物です。
1つ1500円也。

【本体の仮組み】

主要パーツの縫製前の姿。
裏返しの状態です。

【本体の縫製】
いよいよ主要パーツの合体です。
生地やベルトが重なった部分ができるので、手縫いでは大変でした。

トイレットペーパーの芯を重ね、針の頭(お尻?)に当てて押して行くのですが、針が芯を貫通して指に突き刺さることもありました。
(夜中に一人で絶叫!& 流血!)

【端部の始末】
生地の端部は、そのままだと、ほつれてしまいます。

端部を始末するため“グログランテープ”というナイロン製の生地を買ったのですが、幅が狭くて使えず、トリムの生地で覆って縫い付けました。

【本体の縫製完了】
縫製が完了した状態。

まだ裏返しのままです。

【本体完成】
表に返す瞬間は、さすがに緊張しました。
何か間違えていたらどうしよう・・

幸い、大きな失敗はなかったようで一安心。

中仕切りは、オリジナルのF-3は縫い付けでしたが、生地が多く重なるので手縫いでは無理と判断しました。
代わりにF-2用の中仕切りを装着。

小さな内ポケットもつけました。

本体はこれでほぼ完成ですが、実際に使用するには肩当てと、飲み物を入れるポーチが必要です。

・・ということで(その3)に続く。

大みそかの野鳥撮影

2025年12月31日、愛知県豊川市

我が家では、大みそかの未明からお節料理の仕込みをするのが恒例となっています。
30日は21時前に寝床について、朝3時に起床。
昨日の晩御飯の残りを食べながら、ゴボウ、ニンジン、シイタケ、クルマエビの煮つけ、お雑煮の仕込みを行い、6時に終了。
急いで掃除機をかけ、終わったらカメラバッグを担いで撮影にGO!

・・朝食が足りなかったのでコンビニで「あんドーナツ」を買い、駐車場でかじりつきました。

夜明けとともに小鳥たちの鳴き声が聞こえてきて、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロなどの混群がやって来ました。

エナガは久しぶりに見た気がします。

ジョウビタキは定位置にポジションを取っていました。

通行人が傍を通っても知らん顔をしています。
・・通行人の方も知らん顔ですが。

シジュウカラが低い位置に降りてきました。
レンズの最短撮影距離より近づいて来るので、撮影に苦労しました。(ふつうは逆だと思いますが)

メジロたちはヒサカキ(?)で食事中。

いつも見る番(つがい)は、アラカシの樹液に夢中でした。
2羽いるところも撮ったのですがピンボケ。

山茶花の花が満開でした。

11時過ぎに撤収。

天候:晴れ時々曇り
本日見られた鳥類:キジバト、ヒヨドリ、コゲラ、シジュウカラ、ヤマガラ、ジョウビタキ、メジロ、カワラヒワ、ハクセキレイ、キセキレイ、キンクロハジロ、カルガモ、コサギ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12‐60㎜、G100-300㎜、Nikon 8×20 HGL

DOMKE F-3を復刻する(その1)

2025年11月22日~12月11日

私は1989年以来、DOMKEのカメラバッグを愛用してきました。
これまでに2台を使いつぶし、現在はF-2BBとF-3Xをメインに使用しています。
1989年、購入するか迷った機種にF-3(F-3Xの原型)とF-320という機種があり、そのとき買わなかったことが心残りでした。
両方とも現在は廃番となっていて、新品はおろか中古品の入手も困難です。

しかし、先日F-3Xの修理を行ったのがきっかけで、自分で復刻すればよいと気が付きました。
そんなことして法律的に問題ないのかという疑問が湧きますが、以下の2つの理由で問題ないと判断しました。

・これは私のオリジナルではなくDOMKE製品に対するオマージュであると公表している。
・制作することによって不当な利益を得ない。
 (販売せず、ブログに掲載することによる広告収入も得ていない。)
これが問題というなら、アニメキャラのイラストを描いたりフィギュアを手作りしてネットで公開している人は全員問題でしょう。

【1.コンセプトを決める】
そうと決まれば、まず必要なのはコンセプトです。
単純にF-3の復刻を目指してもよいのですが、実用品として使うつもりで、細部を自分なりにリファインすることにしました。
使用しているF-3Xで不満なのは背が若干低く、望遠レンズ付きのカメラの収納がややしづらいことです。
よって、少しだけ背を高くすることにしました。

縫製はすべて手縫いと決めました!
自宅にはミシンもあるのですが、自分の力だけで作ると決めました。

【2.デザインを決める】
次にデザイン(カラー)ですが、パソコンのマウスで簡単なイラストを描き、色の組み合わせを考えることにしました。

街で見かける車はツートンカラーが多いようなので、普段から目を光らせてチェックし、何種類かの気に入った組み合わせを描きました。
最終的には、洋裁用品店にあった生地の色から決まったのですが、こういう事を考えるのは楽しいです。

【3.モックアップ作成】
次にパソコンで簡単な展開図を描き、必要なパーツと寸法を考えました。

さらに、実際に作る手順を確認するため、新聞紙で実寸大のモックアップを作りました。

【4.裁断】
モックアップから細部の寸法と手順を修正し、生地の裁断に取り掛かりました。
生地は9.5号帆布です。
DOMKE製品は8号帆布かそれ以上の厚さがありますが、手縫いするにはこれが限界と判断しました。

母が使っていた竹製の物差しと裁断バサミが大活躍です。
(両方とも昭和20年代の製品!)

【5.ストラップ取り付け部の縫製】

底部をぐるりと回るように、ストラップ取り付け部を縫製しました。
世の中にはこれを側面にちょっとだけ縫い付けた製品がありますが、私はあれを見るたびに不安で仕方ありません。
もちろん復刻版もF-3と同じ構造にしました。

【6.フラップの縫製】

F-3のフラップ(蓋)は背面と一体だったようですが、縫製に不安があったので、現行のF-3Xと同じく分割することにしました。
内側のポケットは、F-3は天面にありましたが、これもF-3Xと同じようにフラップの先端側に配置しました。

【7.トリムの裁断】
トリム(ふちどり)は11号帆布を使用しました。
幅は15㎜(一部は10㎜)、内側に折り曲げた部分は10㎜です。

アイロンをかけ、洗濯ばさみでしつけをしているところ。

【8.主要パーツの縫製】
毎晩、仕事が終わってから1,2時間ずつ、般若心経を唱えながら縫製を進めました。
・・もはや宗教行事に近い(笑)。

底面と側面、背面、前面、フラップのトリムまで縫製したところ。

【9.金具の取り付け部】

これらはフラップの留め金具と、ウェストベルトの取り付け金具。
25㎜幅のベルトで取り付け部を縫製。

【10.ショルダーベルトが短いことに気が付く】

ここに来て、ショルダーベルトの長さが全然足りないことに気が付きました。

「あれっ!?」

・・(その2)に続く。

2025年に読んだ本

1年に2,3冊しか本を読まない私ですが、珍しく2025年はよく読みました。

・富士日記(中)
…主人公の娘の「花子」が、のちに写真家になる武田花子だと知って驚きました。
世の中は狭い。

・アクロイド殺人事件
…この年のワースト本。
いきなり前書きにネタバレが書いてあり、「え?なんで?」と思ったらその通りの結末でした。
なぜあんな前書きを書いたのか意味が分かりません。金返せ!

・虫を描く女
…まだ科学が未発達の時代に、世間の無理解を恐れずに昆虫の研究と画集の出版に取り組んだ女性の話。
自分の生き方について、いろいろ考えさせられました。

・灯台へ
…たった2日間の出来事を、それぞれの登場人物の心の動きで描写した小説。
これまで味わったことのない読後感が得られました。

・タイタンの妖女
…SF小説だと思って読み始めたら、自分の人生が誰かに操られていたとしたら人生に意味はあるのか?、というような内容だったので驚いた1冊。
もっと若いころに読むべきでした・・。

・鳥の歌 今は絶え
…クローン人間の話。
世代を重ねたクローン人間が簡単な文章さえ作れなくなっていく・・という場面があり、ゾッとしました。
それって我々現代人のことだよね?

・雪国
…一度読んでおこうと思って買った1冊。安かったし。
冬の山々が目に浮かぶような描写が、写真的だと思いました。

小鳥たちの食事

2025年12月29日、愛知県豊川市

いつものように早起きして市内の公園へ。

夜明けとともに、公園をねぐらにしているスズメたちが活動を始めました。
別の場所で夜を明かしている一群と、ナンキンハゼの実を食べに来たので、これはチャンスとばかりに、朝日と一緒にカメラに収めました。
太陽の位置の関係上、この時期でないと写せないのです。

雑木林に日が射し込むと、コゲラのペアがやって来ました。
飛び立つところが偶然写せました。

ハゼの実に、ジョウビタキやメジロがやって来ました。

建物近くでは、シジュウカラがクモの卵のうを食べていました。
しかし、クモの糸がまとわりついて苦戦していました。

飛び立つところも撮影。

いつも声がすれど姿の見えなかったサンショウクイですが、この日はペアが見られました。
クヌギの枝で虫を捕らえたところ。

キセキレイが道路上で小さな虫を捕らえました。

饅頭みたい。

次第に暖かくなり、ムラサキシジミが活動していました。

広場ではハクセキレイがエサを探していました。
家族連れがやって来たので、背景に入るタイミングを狙いました。

ジョウビタキがズミの実に来ていましたが、食事しているところはうまく撮れず。
11時過ぎに撤収です。

天候:晴れ時々曇り
本日見られた蝶類:ムラサキシジミ
本日見られた鳥類:ドバト、キジバト、ヒヨドリ、コゲラ、シジュウカラ、ジョウビタキ、メジロ、ツグミ、シロハラ、サンショウクイ、キンクロハジロ、カルガモ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、DG9㎜、G12‐60㎜、G100-300㎜、Nikon 8×20 HGL

ジョウビタキの雄と雌

12月27日、愛知県豊川市

私は今日から冬休みです。
早起きして出かけようと思ったら寝過ごしてしまい、7時過ぎに出発。

公園はいつもと変わりなし。
ジョウビタキの雌雄が、100mくらい離れた場所で見られました。
他にも別の雌が500mくらい離れた場所で見られました。

こちらは雄。
石仏にもとまるので、毎年そういう場面を狙っています。
この日はうまく行きました。

こちらは雌。

こちらも石仏にとまります。
ソフトテニスのボールみたい。

観光客のおこぼれをもらおうと、スズメやハクセキレイなどが広場に集まっていました。

雑木林のクヌギの木は、高い場所しか樹液が出ていませんでした。
低い位置で「ヤマカマス」(ウスタビガの蛹の抜け殻)が見つかりました。

11時過ぎに撤収。

天候:晴れ
本日見られた鳥類:キジバト、ヒヨドリ、ヤマガラ、ジョウビタキ、メジロ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、キンクロハジロ、アオサギ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、DG9㎜、G12‐60㎜、G100-300㎜、Nikon 8×20 HGL

同僚の二人の関係(その2)

某月某日

さて、例の2人ですが、他部署の人が「あの2人は一体何なんだ?」と私に尋ねて来るようになりました。
他部署が管理する場所で毎晩密会しているのだから、まあ、そうなるでしょうね・・。

これはさすがにまずいと思ったので、ちょっと注意してやる事にしました!
逆ギレしてパワハラ呼ばわりされないよう、個別に呼び出して慎重に言葉を選び注意しました。
どういう言い訳をするつもりだろうと思ったら、当然ながら2人とも潔白を主張しました。

まず、半年前から毎晩2人で密会しているのは、仕事の話をしているのだと言ってのけました。(え?)
毎回出張が一緒なのは偶然。(ええ?)
毎回同じホテルで前泊しているのも全て偶然だと主張しました。(えええ!?)

ちなみに、毎日何度も一緒に職場を抜け出していることは認めましたが、その理由というのが「他の人から聞いた仕事の仕方が正しいかどうか、本人のいないところで確かめるため。」とのこと。

毎回20~30分、1日数回、それを確かめているそうな。

・・意味が分かりません。もう少しマシな言い訳を思いつかないのか?

最初のうちはまじめに説教しようとしていたのですが、こちらの説教と彼らの言い訳のギャップが面白くなって来て、最後は笑いをこらえるのに必死でした。

もちろん、私は彼らの言葉を1ミリも信じていません。

ていうか、元々この2人を信用していないんですけどね。

「今日は大事な用事があるので・・」とか言いながら、こちらの頼んだ仕事をほったらかして密会に出かけているし。


・・とはいえ何か不〇の証拠を持っているわけではないので、「とりあえず今後は誤解を招かないよう注意してね。」とお願いし、様子を見る事にしました。

大豊作・ふたご座流星群

2025年12月14日、15日、愛知県豊橋市

今年のふたご座流星群の極大時刻は14日の17時と予想されていました。
13日の夜は天候不良のため撮影は見送り。
翌14日の夜にすべての戦力を投入です。
天気予報を見ると、県北部より南部のほうが晴れている時間が長そうだったので、初めて豊橋市南部の太平洋沿岸に行くことにました。

16時過ぎに出発し、小一時間で到着。
最初は晴れていたのですが、21時ごろには雨が降ってきました。
しばらく車内で仮眠をとって起きてみると、満天の星空になっているではありませんか!
急いでカメラを再セットして撮影開始。

流星は日付を跨いだ0時台と、3時台に特に多いように感じられました。
0時台には1時間当たり100個は数えたでしょうか。

火球クラスの明るいものも多く、今までで一番と言って良いほど、非常に見ごたえがありました。

このポイントは東西に明るい光源があり、北側には崖がそびえているという悪い立地ですが、南は太平洋で明かりはほとんどなく、撮影地としてはまずまずと言ったところ。
家族連れやカップルも車でやってきて、流星が流れるたびに歓声が上がっていました。
さながらお祭り騒ぎのよう。

やがて夜明けを迎え、流星祭りは終焉・・
風景やスナップ写真を少し撮って帰路につきました。

天候:晴れ一時雨
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、DG9㎜、フォクトレンダー10.5㎜、Nikon D5600、DX Fisheye 10.5㎜、Nikon MIKRON 6×15、GITZO G226、GT1544T、#0011