再び豊橋公園へ

12月13日、愛知県豊橋市 豊橋公園
この日も豊橋で買い物。
天候は曇り空でかなり寒かったですが、買い物前に豊橋公園を覗いてみました。

豊橋市役所前のバス停で降りて陸橋を渡ろうとすると、ちょうど路面電車が最寄り駅を発車するところでした。

公園内でアオスジアゲハの蛹を発見。
こんな目立つ場所で大丈夫でしょうか?

3週間前は10頭いたムラサキツバメですが、2頭しか見つからず。
代わりにムラサキシジミ8頭の越冬集団が見られました。
一部が枯れた葉のまわりに、集まったようです。
ムラサキツバメであれば数十頭の集団も珍しくありませんが、ムラサキシジミだけでこれだけの頭数の集団は初めて見ました。
非常に高い場所だったので、縦横半分くらいにトリミングしています。

野鳥はシロハラなどのお馴染みの冬鳥が見られました。
イカルもいたのですが、うまく撮れず。

ハクセキレイが広場を歩き回っていたので撮影。
買い物するため10時過ぎに移動しました。

天候:曇り
本日見られた蝶類:ムラサキシジミ、ムラサキツバメ
本日見られた鳥類:ドバト、キジバト、ヒヨドリ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、イカル、ツグミ、シロハラ、ハクセキレイ、カワウ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、DG9㎜、G100-300㎜、Nikon 8×20 HGL

チョウを呼ぶまちプロジェクト

8月16日、愛知県名古屋市
2009年から2012年のこと、竹中工務店と他の企業にて“蝶の飛ぶまちロジェクト”なる取り組みが行われました。
名古屋市内の公園を繋ぐように植物を植え、どの程度蝶を呼ぶことが出来るか調べようという活動でした。
残念ながら、その後は活動が尻すぼみになった企業が多いようです。
しかし、現在は名古屋市が“チョウを呼ぶまちプロジェクト”として、生物の好む草木の苗を配布したりしているようです。
(微妙に名前が違う)

・・という訳で、この日は名城公園の他、周辺の公園や緑地の状況を見に行きました。

地下鉄名城線・名城公園駅で下車したのですが、駅から名城公園への経路がバリアフリー化されていました。
しかし、アリーナの建設やら整備に伴い、公園周辺の木々は伐採されたところも目立ちました。

公園内ではビスカスの花にチャバネセセリが来ていました。
花壇はランタナや百日草など、蝶の好む花が植えられていて、多数の蝶が集まっていました。

フラワープラザのガラスドームの向こうに見えるのは、新しくできたIGアリーナ。
遠景で撮影したアオスジアゲハは、“タンノ型”の個体でした。

名古屋城の堀の東側にはカラタチの長~い生垣があって、アゲハチョウの楽園となっていたのですが、すっかり伐採されてスチール製の柵に変えられてしまいました。

さて、その後、周辺の様子を見て回りました。
道路わきに花壇が整備された場所では、モンシロチョウやアゲハチョウが見られました。
民家の前の道路に、植えたのか種がこぼれたのかランタナが生えていて、アゲハチョウが来ていました。

まだ時間が早かったので再び名城公園に向かいました。
華やかな背景が入るよう、アングルを意識して撮影する事にしました。

いつまでもこの公園が彼らの楽園でありますようにと願わずにいられません。
“チョウを呼ぶまち”の今後も継続して見に行こうと思います。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、ツマグロヒョウモン、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ
機材:機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G100-300㎜、Nikon MIKRON 6×15

ウラゴマダラシジミの発生

5月18日、愛知県豊橋市 葦毛湿原

土/日と家の用事があり、今週末の撮影はパスしようかと思ったのですが、どうしてもウラゴマダラシジミの様子が気になります。
迷いましたが、たとえ1時間でも様子を見に行く事にしました。
駐車場に到着したのは15時過ぎ。既にウラゴマダラシジミの活動時間帯でした。

湿地入り口の広場にあったイボタノキは、かなり剪定されていてショックでした。
何の権利があってこんな事をするのかと言いたい。
最近はどの公園も管理が徹底されるようになり、木々がどんどん切られていますが、あまり極端な事はしないでいただきたいものです。

写真は、湿地の反対側にあるイボタノキ。

数頭のアオスジアゲハが吸蜜に来ていました。
求愛する様子も見られましたが、こんな夕刻に交尾することがあるのかしら?

肝心のウラゴマダラシジミは全く見られずやきもきしましたが、探雌飛翔(さまよい飛翔)するオスが1頭だけ見られました。
一度だけ、イボタノキの高い場所で吸蜜してくれたので、なんとか証拠写真が撮れました。

毎年お会いする同好の士が来て、ここに蛹があると教えてくれましたが、探してみるとすぐ近くに数個の蛹が見つかりました。
黒っぽくなっており、羽化寸前と言った様子。

こちらは別個体。
よく見ると黒い染みがあり、寄生されてるっぽいです。

何か見慣れないものが他の昆虫を追いかけていると思ったら、越冬明けのルリタテハでした。
壮絶な姿ですが、同様に越冬明けと思われる別の個体もいました。
夕方は彼らが占有行動する時間帯なので、すぐ気がつくべきでした。

イボタノキにはダイミョウセセリも吸蜜に来ました。
キマダラセセリも見られたのですが、飛んで行ってしまいました。

気になるのはクモガタヒョウモンと思われるヒョウモンが見られた事で、写真に撮れなかったのが悔やまれます。
この地を30年訪れて一度も見たことは無いので、惜しい事をしました。
近々訪れる人がいたら気をつけて頂きたいです。

夕食を作るため16時過ぎに撤収!

天候:曇り
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、ルリタテハ、ウラゴマダラシジミ、ルリタテハ、ヒメウラナミジャノメ、キマダラセセリ、ダイミョウセセリ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G MACRO 30㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

大集合の吸水集団

5月5日、愛知県豊川市

この日は午前中のみ時間を取って、市内の公園を訪れました。
6時過ぎに駐車場に到着し、蝶の活動前に公園内をチェック。
狙いはスイカズラに集まるアゲハ類でしたが、そのスイカズラの群落は根元から刈り取られていました。(ショック!)
今後復活することがあればよいのですが・・

公園内は新緑のカエデが奇麗でした。

到着してすぐモンキアゲハが飛んで来て、日光浴を始めました。

ツツジのポイントに日が射し込むと、アゲハの仲間がやって来ました。
カラスアゲハは後翅が鳥に突かれていました。

水の染み出した場所ではカラスアゲハが吸水場所を探していました。
すぐ近くの未舗装の場所にモンキアゲハが集まり始め、やがてカラスアゲハもやって来ました。
アオスジアゲハも集まり始めました。

見る見るうちに数が増え、9時過ぎにはかなりの数に。
吸水に来た各種の個体数は以下の通り。

モンキアゲハ :12頭
アオスジアゲハ :6頭
カラスアゲハ :3頭
アゲハチョウ :3頭
クロアゲハ :1頭
コチャバネセセリ:1頭

全て一度に集まったわけではなく、モンキアゲハは9時過ぎから11時過ぎ(私が帰る)までずっといました。
モンキアゲハがこれだけ集まっているのを見たのは初めて。
カラスアゲハとクロアゲハは10時過ぎには居なくなり、次にアゲハチョウ、最後にアオスジアゲハがやって来ました。
この時間的な関係は、その日の天候や状況により変化するようで、例えば日陰の涼しいところでは昼間でもカラスアゲハが吸水していることがあります。

一度時間をかけて近づいてしまうと逃げなくなるのが彼らの特徴で、30㎜のマクロレンズで近づき、おしっこする瞬間を撮りました。

皆同じ方向を向いているのは、太陽を背にしているようです。
風が吹くたびに少し向きを変える様子は、海原に浮かぶヨットのようでした。

目の前でレンズ交換する余裕があったので、9㎜の超広角レンズでめいいっぱい接近して撮影。
G99Dの内蔵フラッシュに自作のディフューザーを使用しています。

気がつくと、いつの間にかコチャバネセセリも加わり、仲良く吸水していました。
しかしこれだけ集まると壮観ですね・・

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、テングチョウ、ツマグロヒョウモン、ヒメウラナミジャノメ、コチャバネセセリ、イチモンジセセリ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、DG9㎜、G MACRO 30㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

アオスジアゲハの羽化

9月11日、愛知県豊川市

9月1日と7日に見つけたアオスジアゲハの蛹ですが、そろそろ羽化する頃です。
実は8日(日曜)の午後にも様子を見に行っており、その時点では2つとも色味などに変化が無い事を確認済みでした。
つまり、9日に羽化することは無い。
10日は天候不安定で、未明に雨の予報。

・・ということは、2頭のうちAの個体が11日に羽化する可能性が高い、と見当をつけました。
平日ですが、早起きして仕事前に撮影に行くことにしました。
蛹から出てくる瞬間からの連続写真を撮ろうという計画でした。

早起きしたつもりが、駐車場に到着するのが6時前になってしまいました。(これが大失敗)
嫌な予感がするので、早歩きで蛹のあるポイントに向かうと・・
Bの個体が既に羽化して、翅を伸ばしているじゃーあーりませんかー!!

やはり予想は正しかった(予想とは違う方の蛹でしたが・・)!という喜びと、もう少し早く来ればよかった!という後悔が同時に沸いて来て、一人で身もだえしました。
しかし考えてみれば、この日に来なければ蛹の抜け殻だけ見る事になった訳なので、これはラッキーというものです。

・・気を取り直して撮影開始。
ちなみに、もう一方の蛹(A)はまだ変化なし。
そちらは最短でも蛹化から11日経っていることになります。

しばらくすると、翅を少し開いたり閉じたりするようになり、何か自分の体に問題が無いか確認しているようでした。
透明っぽい羽化便(尿?)を二度ほどしたのですが、撮り逃してしまいました。

7:30ごろに少し移動。
ここで時間切れとなり、仕事があるので撤収することにしました。
無事に大空に羽ばたいて行く事を祈りながら、その場を離れました。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、モンキアゲハ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、GX45-175㎜、Nikon MIKRON 6×15、Gitzo GT1544T

G MACRO 30㎜を試す

7月14日、愛知県豊川市
このところ遠征ばかりになってしまい、足元の自然観察が疎かになってしまいました。
三連休の中日、朝から雨模様なのですが、この日しか時間が取れなかったので午前中に地元の公園を覗いてみました。
空は雲が一面に広がっていましたが、雨の心配は無さそう。
と思っていたら、途中で小雨が降る時間帯もありましたが・・

先日中古レンズの2本セットを手に入れたのですが、まだ使っていなかったので、そのうちの1本である30㎜レンズを持って行く事にしました。
これはフルサイズ換算で60㎜相当となるマクロレンズです。
昆虫写真には45㎜のマクロレンズが適していると思いますが、銀塩写真時代に60㎜のマクロレンズを買ったのに全く使いこなせかった経験があり、再挑戦してみようという変な気を起こしたのです。

この公園には樹液を出しているクヌギがあるのですが、カブトムシ目当てに早朝から人が来ているためか、それとも天候のためか、蝶の姿はありませんでした。
道路脇のヒメジョオンの花の上で、ヒメウラナミジャノメが翅を広げていました。
G MACRO 30㎜でも撮影。

池の畔ではウスバキトンボが休んでいました。
あまりトンボには興味が無いのですが、その気になって探してみると身近な所にいろいろな種類がいるようです。

ススキの群落ではクロコノマチョウの幼虫がたくさん見られました。
歩いていて前方に何か違和感を感じると思ったら、道路脇の小さな草地でヤマトシジミが交尾していました。
天候が悪いにもかかわらず、他の個体も活発に活動していました。

クスノキの葉の上では、アオスジアゲハの若齢幼虫が見つかりました。
まだ小さいのに、一人前に(?)糸を吐いて作った台座の上に鎮座していました。

出発前はあまり期待していなかったのですが、まずまず収穫のある一日でした。
昼前に撤収。

天候:曇り一時小雨
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、モンキアゲハ、クロアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、ヒメウラナミジャノメ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、G MACRO 30㎜、GX45-175㎜、Nikon 8×20 HGL

アザミとウスバアゲハ

5月5日、愛知県新城市
この日は毎年通っているフィールドへ、ウスバアゲハを撮りに出かけました。
今年は季節の進みが早いので、そろそろ発生の末期になるのではないかと思いましたが、生息地の様子を確認したかったのです。

JR飯田線の各駅停車に揺られること1時間、湯谷温泉駅に到着です。
駅近くの生息地ではかろうじて1,2頭のウスバアゲハが舞っていましたが、かつては温泉街を歩いているとぶつかるくらい沢山飛んで来たのが嘘の様でした。
宇連川の上流に向かって2駅歩くことにしましたが、全く見られなくなった区域もありました。

ウツギの花にヒメウラナミジャノメが来ていました。
ピラカンサ(?)の花にアオスジアゲハがやって来ました。
望遠でも撮ったのですが、背景が良かったので標準ズームでも撮影。

2駅の区間を歩いて、ウスバアゲハが今でも確実に生息していると思われるポイントは6つ。
かつては生息地同士の繋ぎ目が分からない程だったのですが、それぞれが分断された形です。
確認できた個体数は、合わせて20頭未満でした。
メスはいずれも交尾済みでした。

アザミの花が咲いていたので黒色系アゲハが来ないかなと思っていたら、ウスバの新鮮なオスがやって来ました。
本種がアザミに来るところは初めて見たので、狂喜して撮影。
風に煽られて何度か飛び立ちましたが、すぐに戻って来ました。

帰りの電車まで時間があったので、来た道をまた戻る事にしましたが、相当疲れました。
聞いたことのある綺麗な鳥の声がすると思ったら、声の主はイソヒヨドリで、こんな内陸部まで進出していると驚きました。

15時前の電車で撤収!

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、ウスバアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハ、クロアゲハ、オナガアゲハ、モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、モンキチョウ、テングチョウ、アカタテハ、ヒメアカタテハ、ヒメウラナミジャノメ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ダイミョウセセリ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、GX45-175㎜、Nikon 8×20 HGL

奥三河のウスバアゲハ(ウスバシロチョウ)

5月3日、愛知県新城市
さて、ゴールデンウィークの後半4連休が始まりました。

今から30~20年ほど前、かつて愛知県では湯谷駅付近にしかいないと言われていたウスバアゲハ(ウスバシロチョウ)の生息地を求め、地図を片手に各地を回り新しい生息地を探し求めた事がありました。
当時はこの地域に耕作放棄地が目立つようになった頃で、食草が大繁殖して、ウスバアゲハも一気に数を増やした時期でした。
その後、宅地化や太陽光発電の設置、植性の変化などにより、生息地や個体数は明らかに減少局面に入っています。
ということで今のうちに、これまで訪れようと思って後回しになっていた地域を訪れてみる事にしました。

電車とバスを乗り継いだのですが、駅を降りた所でもウスバアゲハが飛んでいて、ここはまだ健在だったかと喜びました。
バスに乗り換えて9時前に現地に到着。

民家の庭先の芝桜に、カラスアゲハのメスが来ていました。
古刹の境内にあるツツジにオスもやって来ました。
この地域限定の「ホソバシャクナゲ」も咲いていたのですが、蝶たちはそちらには目もくれず、野生や植栽のツツジを訪れていました。

ウスバアゲハは道中何度か見かけたのですが、数は多くなく、同時に見られるのは1,2頭でした。
私が探した限りでは、食草が大量に生えているような場所は見つかりませんでした。
既に他の草木に覆われて茂みのようになった梅林が目立ち、やはりもっと昔に訪れるべきでした。

それでも、道路わきの斜面で数頭の個体が滑空している場所が見つかりました。
車の往来があったのですが、斜面を登る脇道にいくらか花が咲いていて、格好の撮影場所になっていました。

13時ごろ現場を後にしましたが、バス停に向かう途中、梅林の下草で吸蜜している個体を見つけました。
梅林に入らないようにして、手を伸ばして撮影。

思ったよりも数が少なかったですが、これで長年の宿題が一つ片付き、満足して帰路につきました。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、ウスバアゲハ、クロアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、モンキチョウ、テングチョウ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、ヒメウラナミジャノメ、ダイミョウセセリ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、G12-60㎜、GX45-175㎜、Nikon 8×20 HGL