カラスアゲハ(LEICA DG50-200㎜試し撮り)

8月23日、愛知県豊川市

今年もクサギの花が咲き誇る季節となりました。
毎年撮っているアゲハチョウとの組み合わせを狙いに、早朝から郊外の公園に向かいました。
先日手に入れたLEICA DG 50-200㎜の試し撮りも兼ねています。
これはPanasonicが開発製造しライカの認証を得た、いわゆる「パナライカ」と言われるレンズです。
この存在を揶揄する人もいますが、そもそもライカのレンズは銀塩時代からシュナイダー・ツァイス・シグマ・ミノルタなどから供給を受けていたので、Panasonicだけ差別する理由などありません。
ライカはライカだと思っているので、その写りに期待です。

クサギの花には7時過ぎからカラスアゲハがやって来ました。
かなり長い時間吸蜜していましたが、下草に降りて休憩することもありました。

道路沿いのエノキやその周辺の草木で、アカボシゴマダラの蛹が3つ見つかりました。
カラスザンショウの近くではアゲハの蛹もありました。
いずれも羽化の気配なし。

天候は曇りがちで、時々太陽が顔を出すという状況。
ヒメウラナミジャノメが吸蜜しているのを見つけて撮影。
これまで手に入れたマイクロフォーサーズ用レンズに共通することですが、近接撮影でも解像力が落ちないので、昆虫写真に向いていると思います。

クサギにはナガサキアゲハもやって来ました。カラスアゲハはメスも1頭だけ見られました。

クサギの花に日が当たり始めて黒色系アゲハはあまり来なくなったので、ここで山一つ越えたポイントへ転戦。
こちらのクサギは辺り一面に甘い香りを漂わせるほど花の数が多く、多数のアゲハ類を引き寄せていました。
モンキアゲハやクロアゲハは汚損した個体が多く、比較的新鮮なカラスアゲハを選んで撮影。

クサギの樹高が高いのでなかなか下の方に降りて来てくれませんでしたが、粘って撮影しました。

暑さと疲れで集中力が続かなくなり、11時前に撤収です。
それでもこの日の撮影枚数は8000枚を超えました。

DG 50-200㎜は期待通りの描写で、ネット上のレビューで見かけるような二線ボケは感じられませんでした。
むしろボケ味は非常に良いと思います。
ぬる~っとした各リングの操作感も良好。
ただ、ズームリングを回して行くと120㎜あたりに少し抵抗が感じられます。
これはカメラ店の展示品でもごく僅かに感じられた事なので、個体差だろうと思います。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、ナガサキアゲハ、カラスアゲハ、クロアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、サトキマダラヒカゲ、ヒメウラナミジャノメ
機材:機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G Macro 30㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

花と蝶の組み合わせ

4月26日、愛知県新城市

毎年書いている気がしますが、今年もあっという間にゴールデンウィークがやって来ました。
つい先日、ダウンジャケットを着こんで冬鳥のカモを撮っていた気がするんですけど。
この日はホソバシャクナゲとアゲハの仲間の組み合わせを狙い、新城市の山麓を訪ねる事にしました。

電車とバスを乗り継いで到着。
ホソバシャクナゲは早咲きの株が満開で、遅咲きの株も咲き始めており、ちょうど見ごろでした。

既に黒っぽい蝶が来ていたので何かと思ったら、コミスジでした。
この組み合わせを見るのは初めてです。
もちろん喜んで撮影。

ヒメウラナミジャノメ、今期初見。
普通種ですが嬉しくなります。

梅林の下草が刈られ、そこにムラサキサギゴケが沢山咲いているエリアがありました。
メスのアゲハチョウが来ていましたが、これまた非常に新鮮な個体。
この組み合わせも初めて撮影しました。
風に煽られながら長時間吸蜜していましたが、歩道にはみ出したムラサキサギゴケにもやって来たので、飛び立つところを正面から撮影。

この日はカラスアゲハが多かったです。
・・というか、黒いアゲハチョウは、見たところ全てカラスアゲハでした。
モンキアゲハやナガサキアゲハは未発生のようでした。

スジグロシロチョウが吸蜜していたので、飛び立つところを撮影。
ウスバアゲハも稀に見かけたのですが、複数の個体を同時に見たのは一度だけでした。
食草の生えているエリアが減っているのです。

帰り際、越冬明けのアカタテハがホソバシャクナゲにやって来ました。
この日は一日中歩き回ったのでへとへとになりました.

天候:晴れ
本日見られた蝶類:ウスバアゲハ、アゲハチョウ、キアゲハ、カラスアゲハ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ツマキチョウ、テングチョウ、アカタテハ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、ヒメウラナミジャノメ、ベニシジミ、ムラサキシジミ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

G MACRO 30㎜を試す

7月14日、愛知県豊川市
このところ遠征ばかりになってしまい、足元の自然観察が疎かになってしまいました。
三連休の中日、朝から雨模様なのですが、この日しか時間が取れなかったので午前中に地元の公園を覗いてみました。
空は雲が一面に広がっていましたが、雨の心配は無さそう。
と思っていたら、途中で小雨が降る時間帯もありましたが・・

先日中古レンズの2本セットを手に入れたのですが、まだ使っていなかったので、そのうちの1本である30㎜レンズを持って行く事にしました。
これはフルサイズ換算で60㎜相当となるマクロレンズです。
昆虫写真には45㎜のマクロレンズが適していると思いますが、銀塩写真時代に60㎜のマクロレンズを買ったのに全く使いこなせかった経験があり、再挑戦してみようという変な気を起こしたのです。

この公園には樹液を出しているクヌギがあるのですが、カブトムシ目当てに早朝から人が来ているためか、それとも天候のためか、蝶の姿はありませんでした。
道路脇のヒメジョオンの花の上で、ヒメウラナミジャノメが翅を広げていました。
G MACRO 30㎜でも撮影。

池の畔ではウスバキトンボが休んでいました。
あまりトンボには興味が無いのですが、その気になって探してみると身近な所にいろいろな種類がいるようです。

ススキの群落ではクロコノマチョウの幼虫がたくさん見られました。
歩いていて前方に何か違和感を感じると思ったら、道路脇の小さな草地でヤマトシジミが交尾していました。
天候が悪いにもかかわらず、他の個体も活発に活動していました。

クスノキの葉の上では、アオスジアゲハの若齢幼虫が見つかりました。
まだ小さいのに、一人前に(?)糸を吐いて作った台座の上に鎮座していました。

出発前はあまり期待していなかったのですが、まずまず収穫のある一日でした。
昼前に撤収。

天候:曇り一時小雨
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、モンキアゲハ、クロアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、ヒメウラナミジャノメ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、G MACRO 30㎜、GX45-175㎜、Nikon 8×20 HGL

アザミとウスバアゲハ

5月5日、愛知県新城市
この日は毎年通っているフィールドへ、ウスバアゲハを撮りに出かけました。
今年は季節の進みが早いので、そろそろ発生の末期になるのではないかと思いましたが、生息地の様子を確認したかったのです。

JR飯田線の各駅停車に揺られること1時間、湯谷温泉駅に到着です。
駅近くの生息地ではかろうじて1,2頭のウスバアゲハが舞っていましたが、かつては温泉街を歩いているとぶつかるくらい沢山飛んで来たのが嘘の様でした。
宇連川の上流に向かって2駅歩くことにしましたが、全く見られなくなった区域もありました。

ウツギの花にヒメウラナミジャノメが来ていました。
ピラカンサ(?)の花にアオスジアゲハがやって来ました。
望遠でも撮ったのですが、背景が良かったので標準ズームでも撮影。

2駅の区間を歩いて、ウスバアゲハが今でも確実に生息していると思われるポイントは6つ。
かつては生息地同士の繋ぎ目が分からない程だったのですが、それぞれが分断された形です。
確認できた個体数は、合わせて20頭未満でした。
メスはいずれも交尾済みでした。

アザミの花が咲いていたので黒色系アゲハが来ないかなと思っていたら、ウスバの新鮮なオスがやって来ました。
本種がアザミに来るところは初めて見たので、狂喜して撮影。
風に煽られて何度か飛び立ちましたが、すぐに戻って来ました。

帰りの電車まで時間があったので、来た道をまた戻る事にしましたが、相当疲れました。
聞いたことのある綺麗な鳥の声がすると思ったら、声の主はイソヒヨドリで、こんな内陸部まで進出していると驚きました。

15時前の電車で撤収!

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、ウスバアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハ、クロアゲハ、オナガアゲハ、モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、モンキチョウ、テングチョウ、アカタテハ、ヒメアカタテハ、ヒメウラナミジャノメ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ダイミョウセセリ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、GX45-175㎜、Nikon 8×20 HGL