越冬シジミの季節

11月15日、愛知県豊川市
そろそろムラサキツバメの越冬集団が出来始める季節です。
早起きしていつもの公園へ向かいました。

夜明けに間に合ったので、朝日を背景にマテバシイをシルエットで撮影。
ススキの穂が光に揺らめいて奇麗でした。

最初のポイントでは越冬集団どころか、ムラサキツバメは全く見つからず。
少し移動して、毎年見つかる場所を見に行くと、ようやく14頭の集団が見つかりました。
しかし、他には集団は見つかりませんでした。

そうこうするうちに気温が上がり、あちこちの梢をムラサキシジミやムラサキツバメが舞うようになりました。
ムラサキツバメは、クモの巣や落ち葉から何かを吸う様子も見られました。
驚いたのはアサギマダラがいたことで、道路沿いに飛んできてマテバシイの枝で休憩していました。

その後は飛び立つところを主に撮影。
木々が込み入った場所にいたムラサキシジミは、日の当たるところを縫うように飛んでいました。
11時前に撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アサギマダラ、キタテハ、クロコノマチョウ、ムラサキツバメ、ムラサキシジミ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、DG9㎜、DG Macro45㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL

死んだふりをするアサギマダラ

10月21日、愛知県豊川市

10月20日の夜は天体観測するつもりだったので、翌21日はお休みを頂いていました。
しかし天候が思わしくなく、天体観測はおあずけ。
代わりに21日は、またまたアサギマダラを見に行きました。

到着すると天気予報の通り、べた曇り・・
中腹のフジバカマ畑はものすごい風が吹いていて、冬が来たのかと思うほど寒かったです。
これじゃあ全く期待できないな・・と思いながら双眼鏡で周りの木々を見ていたら、アサギマダラがとまっているのを発見しました。

(この写真は遠かったのでトリミングあり)

20年以上前、枝に連なって眠っているアサギマダラを見た事があり、そういう場面をもう一度見たいと思っているのですが、単独の個体しか見つかりません。
まあ、これで空振りは免れたなと一安心。
ここで、麓にあるフジバカマ畑の方が風が弱いだろうと気がついたので、見に行く事にしました。

到着する頃にはわずかに薄日が差すようになり、3頭の個体が吸蜜に来ていました。
同時に見られたのは最多で4頭でしたが、のべ6頭が飛んで来ました。

メスもいましたが、この個体は小さなアブがすぐ上に飛んで来た時、翅を打ち下ろしたままピタッと停止し、そのままストンと下に落ちていました。
以前、クモの巣に引っかかった時に死んだふりをする様子を見た事がありますが、今回のような例は初めて見ました。
その後、この個体は何事もなかったかのように飛び立って吸蜜を続けていました。

家族と一緒に昼食をとるため、昼前に撤収。

天候:曇り
本日見られた蝶類:アサギマダラ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、DG50-200mm、Nikon 8×20 HGL

アサギマダラとモンシロモドキ

10月18日、愛知県豊川市

この日は遠征に行こうと思っていたのですが、天候が下り坂という事で、また地元でアサギマダラを撮る事にしました。
現場には07:20到着。
ベンチに座って待っていると、07:45に最初の1頭がやって来ました。
1,2分吸蜜して飛んで行ったと思ったら、私のすぐ後ろに、もう1頭来ていました。

このポイントは背景に三河の山々を入れることが出来るので、そういう構図になるように苦心しました。
フジバカマ畑での撮影は同じような写真になりがちなので、この場所ならではの写真を撮りたいわけです。
(自生しているヒヨドリバナに来ることもありました。)

天候は8時過ぎからベタ曇りとなり、その後は空が明るくなったり暗くなったりを繰り返しました。
アサギマダラは10時ごろから増え、同時に4頭が吸蜜するようになりました。
少なくとも11頭を確認。

モンシロチョウが来ていると思ったら、モンシロモドキ(蛾)でした。
こちらも飛び立つ瞬間を狙いました。

昼までに帰ると家族に言ってあったので、11時過ぎに撤収。
帰り際に公園の花壇を覗くと、新鮮なツマグロヒョウモンが来ていたので、カメラを向けてみました。

天候:晴れのち曇り
本日見られた蝶類:アサギマダラ、ツマグロヒョウモン、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、チャバネセセリ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、DG Macro 45㎜、DG50-200mm、Nikon 8×20 HGL

アサギマダラ初見

10月13日、愛知県豊川市
この日の天気予報は、曇りのち晴れとなって北風が吹くとのこと。
これはアサギマダラが山から山へ「ジャンプ」する日だと予想し、市内の公園に出かけました。
山の中腹にフジバカマ畑があるのです。

朝から家の用事を済ませ、慌ただしく出発。
強い風が吹いており、ヒヨドリが数十羽単位で飛んで行くのが見られました。
途中でエナガやシジュウカラの混群と遭遇したので、カメラを向けてみました。

山の下の方にあるフジバカマ畑2か所もチェックしたのですが、そちらには何も来ていませんでした。
中腹のフジバカマ畑には8:30に到着しましたが、こちらにも何もいません。
待つこと1時間・・ようやく1頭目が飛んで来ました。

この個体は5分ほど吸蜜していましたが、旅路を急ぐのか、風に乗って飛んで行ってしまいました。
さらに1時間待ちましたが後が続かず、あきらめて下の方のフジバカマに移動したところ、1頭が吸蜜していました。
木道から遠かったので、反対側の斜面の上からの撮影です。

やれやれ、これで今年もアサギマダラを無事確認できました。
来週は時間があれば別の場所に行きたいところです。

天候:曇りのち晴れ
本日見られた蝶類:キチョウ(キタキチョウ)、アサギマダラ、ウラギンシジミ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、DG9㎜、DG Macro45㎜、DG50-200mm、Nikon 8×20 HGL

その後のムラサキツバメ越冬集団・・んん!?

12月7日、愛知県豊川市
この日は買い物に行く予定だったのですが、夜明けから少しの時間だけ出かけることにしました。
天気予報に反して風は弱く、冷え込みもそれほど厳しくはありませんでした。

三河本宮山が朝日に照らされて綺麗でした。
山頂付近をアップで狙ってみました。

ムラサキツバメの越冬集団を順番に見て回ります。
先週から消滅した集団もありましたが、殆どは無事でした。

少し離れた所から双眼鏡を覗いていて、その下にメスのアサギマダラがとまっているのに気がつき驚きました。
12月ですよ・・こんな時期に見たのは初めて。
辺りに食草は無さそうですが、少しでも南に下ろうとしたのでしょうか。

アサギマダラが奥まった場所にいて、両方にピントが合わないので、G99Dの「深度合成機能」を使って深いピントを得ました。
まさかムラサキツバメ越冬集団とのツーショットを撮る日が来るとは思いませんでした。
恐らく、もう一度撮れと言われても無理でしょう。

この日確認したムラサキツバメは合計118頭となりました。

買い物に行くため2時間ほどで撤収。

天候:晴れのち曇り
本日見られた蝶類:アサギマダラ、ウラギンシジミ、ムラサキツバメ、ムラサキシジミ
機材:Panasonic LUMIX G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T

ツワブキとアサギマダラ

11月3日、愛知県豊橋市(その2)
さて、前回の続きです。
このフィールドにはツワブキが沢山植わっていて、晩秋には甘い香りを辺りに漂わせています。
かつてアサギマダラを撮りに「内海フォレストパーク」まで遠征していた頃はこの組み合わせを好んで撮ったものですが、やがてもっと近場で撮影できる場所あるという事に気がつきました。
・・実は近所の公園にも咲いているんですけどね。

ツワブキは全体としてはまだ3分咲きと言ったところ。
日当たりの良い場所では満開の株もありました。
11時過ぎに撮影しましたが、この日は暖かかったのでもっと早くから吸蜜に来ていたかも知れません。

飛び立つところも撮影。
立ち入れない場所に咲いているので近寄れず、望遠レンズでの撮影。

林の中の薄暗い場所でもポツポツとツワブキが咲いていて、双眼鏡で確認すると2頭のアサギマダラが来ていました。

さて、そろそろ帰ろう。と思ってもう一度フジバカマ畑をチェックすると、見慣れない白い蝶がスイー、スイー、と飛んで来ました。
よく見るとイシガケチョウだったので慌てて撮影。
本種を豊橋市内で見るのは初めて。
探している時は見つからないのに・・まあ、そういうものです。

14時前に撤収。

天候:晴れ時々曇り
本日見られた蝶類:モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、アサギマダラ、テングチョウ、イシガケチョウ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

アサギマダラの墓場

11月3日、愛知県豊橋市(その1)
この日は丸一日時間を取って、以前訪れた事のある豊橋市内のフィールドを訪れました。
前日の雨が夜半前に止んで北西の風が吹き、いかにもアサギマダラが飛んで来そうな雰囲気です。

以前来たときはフジバカマ畑など無かったのですが、2カ所にフジバカマが植えられており、早朝からアサギマダラが飛んで来ました。
これはかなり太陽が高くなってからの写真。

数多くいるので、飛び立つところも撮影。
アサギマダラは最も多いときは7頭いましたが、次々と入れ替わって行くので実数は数倍いたと思います。

日陰になる時間帯に撮影しましたが、独特の「浅葱(あさぎ)色」は日陰でないとうまく出ません。
近くの住人もやって来てスマホで撮影していました。

地面にアサギマダラの前翅が落ちていました。(死んでなお、水滴を弾いて綺麗でした。)
これはカマキリの仕業と考えて良いでしょう。
体内に毒を蓄えたり死んだふりをするアサギマダラも、カマキリに対しては無力で、食べられている場面を時々見かけます。

注意して探すと、フジバカマ畑の一角に翅が大量に落ちている場所がありました。
数えてみると前翅が8枚、後翅が4枚見つかりました・・ということは少なくとも4頭犠牲になった訳です。
これだけまとまって命を落としている場所を見たのは初めて。

残酷な事のようですが、他の生き物に命をバトンタッチするのもアサギマダラの役割の一つなので、何も悲しむことでは無いのです。
(長年この趣味をやっていると、死生観というものが以前とは変わったと自分でも思います。)

このあと、この日の目的であるツワブキとアサギマダラの組み合わせを撮るため歩いて移動。(続く)

天候:晴れ時々曇り
本日見られた蝶類:モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、アサギマダラ、テングチョウ、イシガケチョウ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

ようやくアサギマダラの季節

10月27日、愛知県豊川市
前日(26日)とこの日の午前中は所用で出かけられず、昼前になってようやく出発です。
山間にある公園に向かったのですが、警備員の誘導に従って駐車場に車を停めようとしたら、なんと満車!
私と同じように停めるところが無くて右往左往している車があり、どうやら警備員は車の台数を把握せずに誘導を行っているようでした。
(イベントをやっていたらしい)

こりゃ駄目だという事で、行き先を変更し、またまた市内のフジバカマ畑に向かいました。

フジバカマはまだ咲いていて(というか満開)、5頭のアサギマダラが吸蜜していました。
見た限りでは、この日見た個体は全てオスでした。

早速飛び立つところを撮影。
止まり絵は、花に舞い降りた直後に翅を開いたり閉じたりするので、その瞬間を狙いました。

横からのカットは、口吻が「く」の字になったカットを選んでいます。
細かいことですが、一直線になったカットよりも動きがある気がします。

上品なマダムに声をかけられましたが、蒲郡市の公園でアサギマダラが多く見られたという話を伺い、写真を見せてもらいました。
知っている場所でしたが、数年前から私は自力で開拓したフィールドを回る事を優先しているので、そういう情報は参考にさせて頂くだけです。

野鳥が突っついた柿の実に、アカタテハやキタテハが来ていました。
開けた場所のフジバカマにはキタテハも来ていました。

途中で小雨が降る時間帯もありましたが、アサギマダラは平気で吸蜜を続けていました。
時間が経過するにつれ個体数は徐々に減りましたが、私が15時過ぎに帰る時にも3頭が見られました。

天候:曇り時々晴れ、一時小雨
本日見られた蝶類:モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、アサギマダラ、アカタテハ、キタテハ、ヒメジャノメ、ヤクシマルリシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

秋のアサギマダラ初見

10月12日、愛知県豊川市
今年は気温が高いので後回しになっていましたが、そろそろアサギマダラのシーズンだと思い、市内の公園を訪れました。
到着後、谷部のフジバカマ畑を見に行くとまだ殆ど蕾で、大雨の影響か手入れがあまりされておらず、雑草が目立ちました。
これではやって来ないな、という感じ。
セイタカアワダチソウなどが咲き始めていたので、そちらに来るのを待つという手段もありましたが、期待薄だろうと思いました。

日向にある花壇にはイチモンジセセリなどが来ていましたが、7時過ぎになるとヒメアカタテハが飛んで来ました。
百日草で吸蜜するところを撮影。
太陽が低かったのでややドラマチックな光になりました。

イチモンジセセリとチャバネセセリの割合は、この日はイチモンジセセリの方が多かったようです。
ウラナミシジミは新鮮な個体が目立ちました。
場所が少し離れただけで、見られる個体の鮮度が違う気がします。

9時前に場所を移動してフジバカマ畑を見に行きました。
到着した時はアサギマダラは来ていなかったので、別のものを撮っていたら、畑を管理しているおじいさんがスマホでアサギマダラを撮っていて、慌ててカメラを向けました。

お話を伺うと、これが今年初めて見る個体だそうです。
気温が高いためか、明らかに日向と日陰の花を交互に訪れていました。
飛び立つところも撮影。

10分以上フジバカマで吸蜜していましたが、いよいよここを離れるのか、勢いよく飛んで行ったと思ったら大きく旋回して帰って来て、コスモスで少しだけ吸蜜しました。
この後、西の方角へ飛んで行きました。

あまりに暑いので10時過ぎに撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、ツマグロヒョウモン、モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、ヒメアカタテハ、ヒメジャノメ、ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL