ギフチョウの吸蜜と交尾

3月21日、静岡県浜松市 枯山
この冬は比較的温かい日が続いたので、ギフチョウはもう発生しているだろうと思い、天気予報の良かったこの日に出かけることにしました。

例によって中腹の空き地に車を停め、山道を歩いて行きました。
途中にある枝垂桜は、もう満開でした。

車止めを超えて、最初のピークに到着したのは8:30ごろでした。
9時に山頂方面に向けて移動したところ、9:25に最初の個体が飛んできました。

すぐさま複数の個体が追飛するようになったので、飛び立つところを撮影。
できるだけ画面いっぱいに大写しするよう、心がけました。

スミレで吸蜜する様子も見られました。

これも飛び立つところ。

有名ポイントのアセビには9時半ごろと、12時過ぎに3,4回やって来ました。

こちらは第4のアセビ(と呼んでいる)に来た、アゲハチョウ。
ちなみに、第2のアセビは花が少なく、第3は花が咲いていませんでした。

同じアセビにギフチョウもやって来ました。

引き返していくと同好の士が2人、何かを撮影しているので尋ねてみると、「ギフチョウが交尾していますよ。」と教えてくれました。
一人では見落としていた場所だったので、お礼を言って、喜んで撮影。

ドウダンツツジにもアゲハチョウがやって来ました。
本当はギフチョウに来て欲しかったですけど・・。

14時過ぎに撮影した個体。
まだまだ撮影のチャンスはありそうでしたが、疲れたので帰ることにしました。

帰り道、ミツマタの群落をモノクロで撮影。

道の駅に寄り道し、お土産を購入。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、ギフチョウ、ヒオドシチョウ、テングチョウ、コツバメ、ミヤマセセリ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12‐60㎜、DG Macro45㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL

ミヤマカラスアゲハの吸水

5月3日、愛知県新城市

この日も新城市の山里へアゲハ類を撮りに行きました。
JR飯田線の各駅停車に揺られ、うとうとしそうになる頃に目的地に到着。

アゲハの多いポイントまでの道中、写真を撮りながらてくてく歩いて行きました。

ジャコウアゲハがよく占有行動しているポイントに行ってみると、今年もまた1頭の個体が縄張りを張っていました。
ツツジの周りをパトロールし、時々枝先にとまっては、他の蝶や蜂が飛んで来ると追い払っていました。

以前モンキアゲハの吸水が見られたポイントに向かうと、ミヤマカラスアゲハがいました。
これまで一度だけ吸水する様子を撮影した事がありましたが、こんなに近づける条件は初めてだったので狂喜して撮影。

吸水しながらおしっこをする様子が見られました。
アオスジアゲハやカラスアゲハやカラスアゲハがやって来て、それに反応して飛び立ちました。

しばらくすると落ち着き、カラスアゲハと仲良く?並んで吸水を始めました。
陽射しと風が強くなると、翅を閉じている時間が長くなりました。

そのままミヤマカラスアゲハを眺めながら(贅沢な時間だ)昼食のおにぎりを食べ、場所を移動。
・・枝を広げた直径が十数mはあろうかという、モチツツジの大木です。
あまりに巨大なので、下の方の枝は日当たりが悪くなり枯れ枝ばかりになっていますが、モノクロモードで造形的に撮ってみました。

この日は他の種類があまり来ないようなので、さらに別のポイントへ移動。
オナガアゲハやナガサキアゲハも1頭ずつ見られたのですが、残念ながら撮れませんでした。

14時過ぎに撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:ウスバアゲハ、アゲハチョウ、アオスジアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、クロアゲハ、オナガアゲハ、ナガサキアゲハ、ジャコウアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、テングチョウ、イシガケチョウ、ヒメウラナミジャノメ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

桜淵の春

4月12日、愛知県新城市 桜淵自然公園

この日は、春の普通種たちに出会いたくて桜淵公園を訪れました。
(すっかり疎かになっていたので)
天候は快晴で風も弱く、暖かくなりそう。

日の出から1時間・・まだ日陰の草地ではベニシジミが4頭眠っていました。
昨夜の雨の影響か、夜露がびっしり付いていました。

貸しボート屋さんのボート達が、並んで出番を待っていました。

数頭のヤマトシジミが日光浴していました。
ここも背景に桜が入っていい感じの場所でした。

繁殖期の野鳥は撮らない事にしているのですが(理由は言わずもがな)、目の前に出て来たのでカメラを向けてみました。
尾羽が一方向に曲がっているので、巣の中で長時間過ごしていると分かります。

モンシロチョウ多見。
三角形の構図(^^)v

ベニシジミは汚損した個体が殆どでしたが、割と新鮮なメスもいました。
飛び立ちも撮影。

白っぽいタテハチョウが飛んでいたので、「もうアカボシゴマダラが出ている!」と思ったらイシガケチョウでした。
この冬は寒かったのでもう見られなくなるかと思いましたが、越冬に成功したみたい。
枝被りで、かなりトリミングしていますが、一応載せておきます。

スジグロシロチョウ初見・・って、もっと早く出ていたのだろうと思います。
これとは別に、産卵の様子も見られたと思ったら、卵は産まれておらず、疑産卵でした。
99Dは軽くて気に入っているのですが、電子シャッターの“ローリングシャッター歪み”がG9PROⅡに比べると目立ちます。
G9PROⅡについては、例のフリーズ現象がまた出ました。(困ったもんだ)

この日はツマキチョウも見られたのですが、天気が良過ぎて止まらず、証拠写真を撮るのが精一杯だったので割愛。
夢中で撮影していると、あっという間に時間切れとなり、慌てて撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、キアゲハ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ツマキチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、モンキチョウ、テングチョウ、イシガケチョウ、ベニシジミ、ツバメシジミ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G12-60㎜、GX45-175㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

河津桜にメジロ(その2)

3月15日、愛知県豊川市
このところなかなか暖かくなりませんが、ここ数日は晴れた日が多かったので河津桜は満開になっているのではないかと予想しました。
河津桜は満開をやや過ぎて、葉桜になりかけている木もありました。
おそらく2,3日前がベストだったろうと思います。

遅咲きの品種も植えられているのですが、花はこの状態。
一見綺麗なようですが、近寄って見るとやや鮮度に欠けます。

メジロの数は多かったです。
いつもの番(つがい)がどれなのか分からない状態に・・
群れの中に紛れているのか、別行動しているのか、よく分かりませんでした。

ときおり開けた場所に移動して来ます。
この日は露出が厳しいので飛翔写真は諦め、止まり画を中心に狙ったのですが、偶然飛び立つところが撮れる事もありました。

いつも散歩でお会いする人は「蜜なんか殆どないのに・・」と言っていました。
メジロにしてみれば、蜜が殆どなくても花の数が多ければ問題ないという事でしょう。

吸蜜の合間に、ブルブルッ、と花粉を振り払う様子も見られました。

空はどんより曇って肌寒かったです。
薄手の上着を着て来たのですが、もっと厚着して来るんだったと後悔。

カメラマンの数は少なく、殆どはマナーの良い人でしたが、良くない人も中にはいました。
メジロが傍に来ても知らん顔をしているのに、私がメジロにカメラを向けると目ざとく見つけ、カメラの前を走って横切るのでウンザリしました。
こういう人たちを毎年見かけますが、彼らはメジロを探しているのではなく、「メジロを見つけた人」を探しているのです。
もちろん双眼鏡なんか持っていません。
つまり、自分で探す気も無ければ、野鳥を観察して習性を知ろうという気も無い訳です。

さて、朝のうちはメジロを追い払っていたヒヨドリですが、昼前になるとメジロの隣で吸蜜している個体もいました。
11時過ぎに撤収。

天候:曇り
本日見られた鳥類:キジバト、スズメ、メジロ、コゲラ、シロハラ、ジョウビタキ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

北山湿地のギフチョウ

3月30日、愛知県岡崎市 北山湿地
北山湿地のギフチョウの発生は、先日訪れた枯山に比べると少し遅れるのが普通です。
前日が雨のち晴れだったのでこの日(30日)に多くの個体が羽化する(もしかしたら初見日になる)と考え、それを確かめに行く事にしました。
早朝に車で家を出発。
畑脇の空き地に車を停め、まだ冷たい空気の中を湿地へと向かいます。

羽化したてのギフチョウを探しましたが見つかりません。
8時ごろになって、木の梢をテングチョウが飛び始めました。
しばらくすると地表に降りて、近くを通るアブや他の蝶を追いかけるようになりました。

その後もギフチョウはなかなか現れず、お会いした人によると昨年の洪水の影響で今年は見られないかも知れないとの事。
皮肉な事に、卵や食草を一カ所に集めて保護していた場所が大きな被害を受けたようです。
そんな情報もあってか、殆どの同好の士は早々に帰ってしまいました。
私も昼食を取って帰ろうとしたのですが、最後にもう一度主なポイントを回ろうと思って歩いて行くと、前方を飛ぶギフチョウが目に留まりました。

「おお!生き残っていたのか!」

駆け寄ってみると女性2人がいて、今撮ったという写真を見せてくれました。
今年の初撮りはこの2人だったかも。
よし私も。という事でこのポイントで粘ることにし、スミレの群落に吸蜜に来たところを撮ることが出来ました。
この場所でよくお会いする別の女性カメラマンも来て、しばらく一緒に撮影。

同時に確認できたのはオス2頭だけでした。
実際、2頭しかいなかったと思います。
お会いした監視員の方は、「水害にあった地点も食草はある程度残っているので、何とか卵を産んでくれれば・・」と言っていました。

他に咲いている花が少ないためか、いつもよりスミレによくやって来ましたが、13時を過ぎるとあまり見られなくなりました。
14時前に撤収。
お世話になった方々、ありがとうございました。

天候:晴れ時々くもり
本日見られた蝶類:ギフチョウ、モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、テングチョウ、アカタテハ、ルリタテハ、クロコノマチョウ、ムラサキシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、GX45-175㎜、G100-300㎜、Nikon 8×20 HGL

枯山のギフチョウ・2024

3月27日、静岡県浜松市 枯山
私の勤務先では、年始にその年の有給休暇を申請する事になっています。(変更も可)
以前、ギフチョウを撮りに行くために三連休を取ったら三日とも天気が悪かった事があったので、今年はあらかじめ水曜日を押さえておきました。

結果的にこれが奏功し、前日までの雨が上がって撮影日和に・・
・・と思いながら車を走らせていたら、前方に雲が広がり出し、中腹の空き地に車を停めて歩き出す頃にはベタ曇りとなってしまいました。
どうやら、静岡県西部や奥三河は、高気圧に覆われた時も雲が広がることがあるようです。

ミツマタの群落を抜け、1時間ほど歩いて車止めに到着。
途中で休憩しながら右の階段を登り切ると、少し陽射しが出て来ました。
しばらく様子を見ていましたが、晴れて来たのでアセビのポイントへ移動。

アセビは満開でヒオドシチョウが来ていました。
コツバメも吸蜜や占有行動に来ていました。

しかしギフチョウはなかなか現れません。
早めの昼食を取っていると、10:40になって最初の1頭が飛んで来ました。
同好の士と喜び勇んで撮影。
そのギフチョウはしばらく辺りを旋回して、アセビにやって来ました。

「やったー!これで安心して帰れる(?)」と皆で喜び合いました。

同好の士・5人が集まったので自己紹介し合いましたが、5人のうち豊川市在住者が私を含め3人いる事が分かり、お互いに苦笑しました。
しばらくすると複数の個体が飛び交うようになりました。

今年の初見日は、お会いした人によると15(16?)日だったらしい。
私は個人的に、この日(27日)が初見日になるだろうと思っていました。

12時ごろ、カタクリのポイントを回るため移動を始めました。
カタクリは全く咲いておらず、かろうじて蕾が一つ見つかっただけ。
この頃から曇りがちになりましたが、よく見かけるポイントで1時間以上粘ったところ、延べ5回オスが飛んで来ました。
杉や松などの常緑樹の梢を舐めるように飛んでいましたが、これは枝にとまっているメスを探しているのだと思います。

14時ごろ撤収。
お世話になった方々、ありがとうございました。

天候:曇りのち晴れ
本日見られた蝶類:ギフチョウ、キタテハ、ヒオドシチョウ、コツバメ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、GX45-175㎜、Nikon MIKRON 6×15