緑が消えて行く

7月6日、愛知県豊川市
早朝の2時間だけ時間を取って、アベリアの生垣に来るであろうアゲハ類を撮りに出かけました。
ところが現場に到着してみると、何という事でしょう、アベリアの花は刈り取られて影も形も無くなっていました。
時々こういう事があるのですが、花の咲く木を植えておいて、花が咲いたら刈り取ってしまうというのはどういう事でしょうか?
気を取り直して近くの公園に転戦・・

と思ったら、樹液の出ていたクヌギやカシの木に赤いテープが巻かれているではありませんか!
よく見ると、あっちにもこっちにも巻かれています。
どうやら近々伐採される運命のようです。
樹液に来ていたメジロや蝶々の姿が目に浮かんで、何とも言えない気持ちになってしまいました。
こうやって、1本、また1本・・と緑が消えていきます。
いつも思うのですが、もしかして公園の管理者は、この世にある全てのものは人間が自由にして良いと思ってませんか?

話は逸れますが、隣の豊橋市では豊橋公園の半分を潰してアリーナを作る計画が進められています。
アリーナや体育館は既にあるのに、280億円ほど使って新しいアリーナを作るらしい。
すでにある野球場は、わざわざ浸水危険地域に移転するとのこと。
住民投票で決める予定ですが、反対派の旗色は悪そうです。
(案の定、賛成と決まったらしい)

賛成派の人たちはアリーナが出来ると人が集まって経済が活性化すると言いますが、私に言わせれば明らかに嘘ですね。
その証拠は、豊川駅前の商店街や名古屋の栄の地下街を見れば分かります。
周辺の開発に反対する人に対し、開発すれば経済が活性化するとか言っていましたが、結果はシャッターを閉めた商店が増えました。
理由は単純で、どこかの人数が増えればどこかが減るという事です。
この30年間我々はその繰り返しをして来ましたが、日本人の収入は増えず、税金が上がっただけです。
・・そろそろ気づいたら?

「アリーナを作らないとバスケットボールチームが認められないんです。そういう規約なんですう~(だから税金を下さい。)」という意見もありますが、呆れてしまいます。
「その規約自体がおかしい。」と、どうして誰も本当の事を言わないのか?

さて、意見広告はそれくらいにして自然観察に戻りましょう。
公園内を歩いていると、羽化したての様な新鮮なアカボシゴマダラが飛んで来て、東屋の手すりにとまりました。
しばらく歩き回っていましたが、口吻を伸ばして汗?か何かを吸い始めました。

広角でも撮影し、背景にアジサイを取り入れてみました。

日陰の湿地を見に行くと、モンキアゲハ3頭が吸水に来ていました。
左の前翅についている白いものは何かと思いましたが、ただの埃のようでした。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、アゲハチョウ、モンキアゲハ、アカボシゴマダラ、ヒメウラナミジャノメ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL