ウラギンシジミの幼虫など

9月14日、愛知県豊川市
昨夜まで雨が降っていて、朝から曇が広がっていましたが、それでも出発。
先週見つたクロコノマチョウの幼虫が蛹になっているだろうと予想しました。

予想通り、蛹4つの他、前蛹となっている個体もいました。
今後、羽化のタイミングに出かけることが出来ればよいのですが・・

ミカンの木ではアゲハの終齢幼虫と若齢幼虫が見つかりました。

クズの群落を見に行くと、ウラギンシジミの幼虫が見つかりました。
色には個体差があって、グリーンっぽいのと赤っぽいのがいました。
お尻の突起を真後ろから撮ってみました。

アラカシの幼木ではムラサキシジミの巣が見つかりました。
巣が小さくて、体がはみ出ていますね・・

9時前に撤収。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:モンキアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、ヒカゲチョウ、ヒメウラナミジャノメ、ヤマトシジミ
機材:機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G Macro 30㎜、DG50-200mm、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

皆既月食中の星食

2025年9月8日、愛知県豊川市

9月7日の夜(8日の未明)、皆既月食が見られました。
今回は皆既となる時間が1時間半と長く、その間に星食も見られるという事で、撮影に挑戦しました。

前日の7日夜、カメラ2台をベランダ脇にセットして、10時ごろ就寝・・
うとうとして目を覚まし、まだ早いかな?と思ったら、月食直前の1:10でした!
あわてて飛び起き、カメラを外に出して撮影開始です。

月食の進行の様子は10分おきに撮影する事にし、星食は連続写真に収める事にしました。
さらに、星食の瞬間(潜入と出現)は双眼鏡でも確認。
(その瞬間を見れて感激しました。)

星食の連続写真は、パソコン上で比較明合成しています。
手動で合成位置を合わせたので、星の動きがたどたどしいです。
2枚目の写真は「みずがめ座 82番星」の潜入と出現。
3枚目の写真は「みずがめ座 81番星」の出現の様子です。

広角レンズでの連続写真は、途中で露出を確認するためにタイマーを切ったのですが、再開する時間を間違えてしまい、一部間隔がおかしくなってしまいました。
これは次回への反省点ですね・・

天候:晴れ
機材:機材:Panasonic GH5Ⅱ、G9PRO2、フォクトレンダー10.5㎜、G100-300㎜、GITZO GT1544T、GITZO G226、Kenko SKYMEMO-S

モンキアゲハの変異の度合い

2025年9月6日、愛知県豊川市

この日も夜明け前に出発。
台風一過の晴天なので、新生蝶が見られると判断しました。

林道では、ボロボロのモンキアゲハが目覚めて活動を始めようとしていました。
背景に朝陽が射しこんで奇麗でした。

アゲハ類が活動するまで、イチモンジセセリなどを撮影・・。
8時を過ぎると、咲き残ったクサギの花にアゲハの仲間がやって来ました。

モンキアゲハは、わりあい新鮮な個体もいました。
その中にずいぶん白っぽいメスが・・
よく見ると、後翅の黄白斑が内側に向かって連なっていました。
さらに、左後翅の前縁部が白く、この部分には鱗粉が乗っていないようにも見えます。
モンキアゲハは裏面の赤色紋とともに黄白紋に変異の度合いがあるようで、いつも注意して見ています。

アカボシゴマダラがエノキの葉に産卵していましたが、地表に降りて枯葉にも産卵していました。
カラスアゲハに混じってミヤマカラスアゲハのメスも一度だけ見られたのですが、うまく撮れず。
11時前に撤収!

天候:晴れ時々曇り
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、クロアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、ヒメジャノメ、ヒメウラナミジャノメ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ
機材:機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G Macro 30㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

夜明け前の羽化

8月30日、愛知県豊川市

この日は、先週見つけたアカボシゴマダラの蛹がどうなったか、見に行きました。
早朝に羽化することは分かっているので、5時前に出発。

・・と思ったら、見つけておいた3つの蛹は全て羽化して空っぽになっていました。
がっかりしてふと別の木を見ると、そこに羽化直後のアカボシゴマダラがいました。
時刻は05:10。
って、まだ夜明け前ですよ!
既に翅を開いたり閉じたりしていて、羽化してから時間が経っている様子。
ということは4時台に羽化した訳ですね・・

この日、蛹の抜け殻は計6個も見つかりました。
まだ羽化していない蛹も1つありました。

クサギのポイントではモンキアゲハやカラスアゲハが見られました。
カマキリに捕まって、食べられている個体もいました。
路上には、その翅が落ちていました。

道路に水が染み出しているところでは、シオカラトンボの打水産卵が見られました。

ダイミョウセセリの飛翔写真などを撮り、帰ろうとしたらアカボシゴマダラがクヌギの樹液に来ました。

10時前に撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、ヒメジャノメ、サトキマダラヒカゲ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ、ダイミョウセセリ
機材:機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G Macro 30㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

カラスアゲハ(LEICA DG50-200㎜試し撮り)

8月23日、愛知県豊川市

今年もクサギの花が咲き誇る季節となりました。
毎年撮っているアゲハチョウとの組み合わせを狙いに、早朝から郊外の公園に向かいました。
先日手に入れたLEICA DG 50-200㎜の試し撮りも兼ねています。
これはPanasonicが開発製造しライカの認証を得た、いわゆる「パナライカ」と言われるレンズです。
この存在を揶揄する人もいますが、そもそもライカのレンズは銀塩時代からシュナイダー・ツァイス・シグマ・ミノルタなどから供給を受けていたので、Panasonicだけ差別する理由などありません。
ライカはライカだと思っているので、その写りに期待です。

クサギの花には7時過ぎからカラスアゲハがやって来ました。
かなり長い時間吸蜜していましたが、下草に降りて休憩することもありました。

道路沿いのエノキやその周辺の草木で、アカボシゴマダラの蛹が3つ見つかりました。
カラスザンショウの近くではアゲハの蛹もありました。
いずれも羽化の気配なし。

天候は曇りがちで、時々太陽が顔を出すという状況。
ヒメウラナミジャノメが吸蜜しているのを見つけて撮影。
これまで手に入れたマイクロフォーサーズ用レンズに共通することですが、近接撮影でも解像力が落ちないので、昆虫写真に向いていると思います。

クサギにはナガサキアゲハもやって来ました。カラスアゲハはメスも1頭だけ見られました。

クサギの花に日が当たり始めて黒色系アゲハはあまり来なくなったので、ここで山一つ越えたポイントへ転戦。
こちらのクサギは辺り一面に甘い香りを漂わせるほど花の数が多く、多数のアゲハ類を引き寄せていました。
モンキアゲハやクロアゲハは汚損した個体が多く、比較的新鮮なカラスアゲハを選んで撮影。

クサギの樹高が高いのでなかなか下の方に降りて来てくれませんでしたが、粘って撮影しました。

暑さと疲れで集中力が続かなくなり、11時前に撤収です。
それでもこの日の撮影枚数は8000枚を超えました。

DG 50-200㎜は期待通りの描写で、ネット上のレビューで見かけるような二線ボケは感じられませんでした。
むしろボケ味は非常に良いと思います。
ぬる~っとした各リングの操作感も良好。
ただ、ズームリングを回して行くと120㎜あたりに少し抵抗が感じられます。
これはカメラ店の展示品でもごく僅かに感じられた事なので、個体差だろうと思います。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、ナガサキアゲハ、カラスアゲハ、クロアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、サトキマダラヒカゲ、ヒメウラナミジャノメ
機材:機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G Macro 30㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

チョウを呼ぶまちプロジェクト

8月16日、愛知県名古屋市
2009年から2012年のこと、竹中工務店と他の企業にて“蝶の飛ぶまちロジェクト”なる取り組みが行われました。
名古屋市内の公園を繋ぐように植物を植え、どの程度蝶を呼ぶことが出来るか調べようという活動でした。
残念ながら、その後は活動が尻すぼみになった企業が多いようです。
しかし、現在は名古屋市が“チョウを呼ぶまちプロジェクト”として、生物の好む草木の苗を配布したりしているようです。
(微妙に名前が違う)

・・という訳で、この日は名城公園の他、周辺の公園や緑地の状況を見に行きました。

地下鉄名城線・名城公園駅で下車したのですが、駅から名城公園への経路がバリアフリー化されていました。
しかし、アリーナの建設やら整備に伴い、公園周辺の木々は伐採されたところも目立ちました。

公園内ではビスカスの花にチャバネセセリが来ていました。
花壇はランタナや百日草など、蝶の好む花が植えられていて、多数の蝶が集まっていました。

フラワープラザのガラスドームの向こうに見えるのは、新しくできたIGアリーナ。
遠景で撮影したアオスジアゲハは、“タンノ型”の個体でした。

名古屋城の堀の東側にはカラタチの長~い生垣があって、アゲハチョウの楽園となっていたのですが、すっかり伐採されてスチール製の柵に変えられてしまいました。

さて、その後、周辺の様子を見て回りました。
道路わきに花壇が整備された場所では、モンシロチョウやアゲハチョウが見られました。
民家の前の道路に、植えたのか種がこぼれたのかランタナが生えていて、アゲハチョウが来ていました。

まだ時間が早かったので再び名城公園に向かいました。
華やかな背景が入るよう、アングルを意識して撮影する事にしました。

いつまでもこの公園が彼らの楽園でありますようにと願わずにいられません。
“チョウを呼ぶまち”の今後も継続して見に行こうと思います。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、ツマグロヒョウモン、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ
機材:機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G100-300㎜、Nikon MIKRON 6×15

早朝の公園パトロール・2

8月9日、愛知県豊川市
この日も2日に引き続き、近場の公園に早朝から出かけました。
朝から蒸し暑いです。

蝶の姿は少なめ・・
水路の向こうのクヌギが樹液を出していてヒカゲチョウの仲間が来ていましたが、遠すぎて撮影できず。
道路わきにヒメジャノメが出て来て、モデルになってくれました。

先日見つけたクロコノマチョウの蛹は、一部が黒く変色しており、どうやら死んでしまったようです。

ミカンの木ではアゲハチョウやクロアゲハの幼虫が見られました。
アゲハチョウは終齢、クロアゲハは若齢でした。
公園を散歩している人を背景に入れてみました。
あまりにも暑く、蝶の姿も少ないので早めに撤収し、買い物に行きました。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、アカボシゴマダラ、クロコノマチョウ、ヒカゲチョウ、ヒメジャノメ、ベニシジミ、ヤマトシジミ
機材:機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G100-300㎜、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

早朝の公園パトロール

8月2日、愛知県豊川市
朝6時ごろから近所の公園にパトロールに出かけました。
少しだけ撮影し、帰りに用事を済ませる段取りです。
あまり長居すると暑いし・・

運動場の近くの木に、ギンヤンマがとまっていました。

道路脇にススキが生えていてクロコノマチョウの幼虫を観察するスポットとなっているのですが、この日は幼虫のほか蛹が見られました。
同じ群落に抜け殻も2つありました。
抜け殻と言えば、スイカズラにアサマイチモンジの蛹の抜け殻もありましたが、まだ羽化していない蛹や幼虫は見つからず。

ここ1,2週間は見かけなかったのですが、再びアカボシゴマダラの幼虫が目立つようになりました。
脱皮した抜け殻がお尻の後ろにありました。

アオスジアゲハは成虫と幼虫が見られましたが、蛹は見つからず。

黒色系のアゲハでは、カラスアゲハ1頭が見られたのみ。
この日はアゲハに限らず蝶の姿が非常に少なかったです。
日陰で吸水していたのですが、私に驚いて飛び立つと、日なたで日光浴を始めました。

再び運動場の近くを通りかかると、セスジスズメの幼虫がヤブガラシ?の葉を食べていました。
背景には、サッカーの試合前に円陣を組む子供たち・・

撮影しているとウォーキングしている夫婦が何を撮っているのか聞いて来たので、教えてあげました。
意外にも、あまり気味悪がる様子はありませんでしたが、これは人によりますね。

9時過ぎに撤収し、サッと用事を済ませ、そのあとは図書館で調べもの。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、カラスアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)
機材:機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G Macro 30㎜、GX45-175mm、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

やぎ座流星群と火球カレンダー

7月28日-8月2日、愛知県豊川市

今年は天候不良やら用事やらで、あまり流星群の撮影が出来ていませんでしたが、ようやくチャンスが巡って来ました。
「串だんご」と言われる特異な光度変化を起こすことで知られる「やぎ座流星群」です。
まずは7月28日の夜からカメラをセットし、外部電源(通称:ダミープラグ)を突っ込んで一晩中駆動しました。

朝起きてから画像をチェックすると、29日の未明に火球クラスの群流星が写っていました。
・・が、よく見ると微妙にピンボケです。
ピントリングは半永久的にテープで固定しているのですが、事前に確認しなかったのがいけなかったようです。
どうやら使用しているレンズ(フォクトレンダー10.5㎜)の特性として、真夏と真冬では無限遠の位置が微妙にずれるようです。

気を取り直して翌日からは慎重にピント位置を探ってテープで固定。
数日空振りが続きましたが、8月3日に日付が変わった頃、串だんごの様な火球が写りました。
時刻は0:23。

実は今シーズンが始まる前、「火球カレンダー」なるものを作ってみたのですよ。
定期購入している「天文年鑑」という本に、毎年国内で観測された火球のデータが載っているので、2017年7月から2023年6月の火球の平均個数を円グラフにまとめました。
見方ですが、1時方向が1月1日、時計回りに日付が進んで、6時方向が6月31日となります。1周すると1年というわけ。
目盛は対数目盛(0、1、10、100)であることに注意。

これを見ると火球が多いのは、言うまでもなく三大流星群のうち、12月の「ふたご座群」、8月の「ペルセウス群」です。
1月の「しぶんぎ座群」は年によるばらつきが大きいので、平均数は多くありません。
ここまではよく知られたところです。
意外なのは、中堅クラスと言われる5月の「みずがめ座群」と10月の「オリオン座群」で、4月の「こと座群」、7月の「やぎ座群」、11月の「おうし座群」などを下回ります。
さらに子細に見ると、主要な流星群のピークから外れた期間(8月初旬や11月末)もそれなりに火球が多いことが分かります。

知っているつもりでも、あらためてまとめてみると新しい発見があるという事を再認識した次第。

天候:晴れ時々曇り
機材:機材:Panasonic GH5Ⅱ、フォクトレンダー10.5㎜、GITZO GT1544T

アベリアの生垣で

7月26日、愛知県新城市
この日も早朝から出発。
斜面の上の道路を歩いていてふと下を見ると、まだ日の当たらない下草でキアゲハがとまっていました。
眠りから覚めたところでしょうか。

少し高台にある草地では、まだ寝ているツバメシジミがいました。
背景は新城市にある雁峰(がんぽう)山脈・・行った事ないけど。

公園の一角には移設された古民家があって、ここだけタイムスリップしたような光景。
(インスタ映えすると思う)

その前の草地ではベニシジミが占有行動していました。
考えてみれば、このポイントを訪れるのは約20年ぶり・・。
当時もベニシジミが迎えてくれたのを思い出しました。

アベリアの生垣があるのを思い出したので行ってみると、アゲハチョウがやって来ました。
チャバネセセリも来ていたので、飛び立つ瞬間を狙いました。
双眼鏡で監視していたところ、ヒメアカタテハが来たのを見つけ、喜んで撮影。

アゲハチョウは、翅の汚損具合から判断するに、オス4頭、メス2頭がやって来ました。
個人的にはキアゲハを撮りたいのですが、先ほどと同じと思われる個体が飛びまわっているだけで、花には来ませんでした。

この日意外だったのは、黒色系のアゲハが全く見られなかったことです。
アベリアの生垣は日陰になっているところもあるので、そういう場所には来ても良さそうなのですが、1頭も見られないのは予想外でした。

ツマグロヒョウモンが占有行動していたのですが、やはり暑いのか、次第に日陰にとまる事が多くなりました。
10時過ぎに撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、アゲハチョウ、キアゲハ、モンシロチョウ、ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、ヒメウラナミジャノメ、ベニシジミ、ツバメシジミ、ヤマトシジミ、チャバネセセリ
機材:機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G Macro 30㎜、G100-300㎜、Nikon 8×20 HGL