カタクリ山のギフチョウ

4月5日、岐阜県
この週末は残念ながら天気予報が良くありませんでした。
しかし、北の方が天気が良さそうだったので、思い切って約20年ぶりに岐阜県に遠征する事にしました。
以前通っていたポイントは、採集者が殺到してギフチョウはあっという間に絶滅してしまったので、今回は某有名ポイントに行きました。

電車とバスを乗り継いで9時半ごろ到着・・

思ったほど天気が良くなく、常に薄雲がかかっている状況でしたが、10時前には複数の個体がカタクリの群生地を飛ぶようになりました。

カタクリは傷んだものが目立ちましたが、中には奇麗なものも残っていました。
メスが産卵する様子も見られたのですが良い写真にならず。

なかなか近くに来てくれませんでしたが、この調子で気温が上がれば楽勝だと思いました。

ところが、これが大間違いで、その後は雲が厚くなりギフチョウの活動は低調に・・

それでも粘ったところ、わずかに日が射すと吸蜜に来る個体も見られました。
これは、珍しくムラサキケマンに吸蜜に来た個体。

13時過ぎまで粘りましたが、思い描いたような写真は撮れませんでした。
また来年以降の宿題となりそうです。

遅くなると家族が心配するので、14時過ぎのバスで撤収!

天候:薄曇り
本日見られた蝶類:ギフチョウ、モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、モンキチョウ、ルリタテハ、ベニシジミ、コツバメ、ツバメシジミ、(イカリモンガ)
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、DG9㎜、G12‐60㎜、DG50-200㎜、G100-300㎜、Nikon 8×20 HGL

岡崎市のギフチョウ・初見日

3月28日、愛知県岡崎市 北山湿地

最近、Xなるものを始めました。
アドレスはこちら→ https://x.com/Tyounideau556

そろそろ岡崎市でもギフチョウが発生する頃だと思い、羽化直後の個体を狙いに出かけました。
フィールドには7時過ぎに到着。

花の状況はミツバツツジが咲き始め、スミレ類も咲き始めていましたが数が少なかったです。
それよりも、有名ポイントだったミツバツツジの群落が根こそぎ伐採されていてショックでした。
こいう事をするからギフチョウが減って行くのです。

そのギフチョウはなかなか見つからず、湿地の奥まで足を延ばしてみましたが、成果なし。
諦めて引き返す途中、監視員の人が「そこにギフチョウがいますよ」と教えてくれて、ようやくご対面。

この日が初見とのことで、今年の初撮影はこの人という事になりました。
2頭見られたと話していましたが、実際別の場所で2頭目が見つかりました。
羽化直後かと思いましたが、少し擦れているようです。

何度か目撃することができましたが、12時を過ぎると全く見られなくなりました。
これ以上、撮影のチャンスはないと判断して撤収です。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:ギフチョウ、モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、テングチョウ、コツバメ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12‐60㎜、DG50-200㎜、G100-300㎜、Nikon 8×20 HGL

ギフチョウの吸蜜と交尾

3月21日、静岡県浜松市 枯山
この冬は比較的温かい日が続いたので、ギフチョウはもう発生しているだろうと思い、天気予報の良かったこの日に出かけることにしました。

例によって中腹の空き地に車を停め、山道を歩いて行きました。
途中にある枝垂桜は、もう満開でした。

車止めを超えて、最初のピークに到着したのは8:30ごろでした。
9時に山頂方面に向けて移動したところ、9:25に最初の個体が飛んできました。

すぐさま複数の個体が追飛するようになったので、飛び立つところを撮影。
できるだけ画面いっぱいに大写しするよう、心がけました。

スミレで吸蜜する様子も見られました。

これも飛び立つところ。

有名ポイントのアセビには9時半ごろと、12時過ぎに3,4回やって来ました。

こちらは第4のアセビ(と呼んでいる)に来た、アゲハチョウ。
ちなみに、第2のアセビは花が少なく、第3は花が咲いていませんでした。

同じアセビにギフチョウもやって来ました。

引き返していくと同好の士が2人、何かを撮影しているので尋ねてみると、「ギフチョウが交尾していますよ。」と教えてくれました。
一人では見落としていた場所だったので、お礼を言って、喜んで撮影。

ドウダンツツジにもアゲハチョウがやって来ました。
本当はギフチョウに来て欲しかったですけど・・。

14時過ぎに撮影した個体。
まだまだ撮影のチャンスはありそうでしたが、疲れたので帰ることにしました。

帰り道、ミツマタの群落をモノクロで撮影。

道の駅に寄り道し、お土産を購入。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、ギフチョウ、ヒオドシチョウ、テングチョウ、コツバメ、ミヤマセセリ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12‐60㎜、DG Macro45㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL

ギフチョウの身繕いと吸水

4月5日、愛知県岡崎市 北山湿地

前日の天気予報では10時ごろから曇る予報だったので、ギフチョウは諦めてベニシジミなどの普通種を撮りに行くつもりだったのですが、早朝もう一度確認すると昼頃まで晴れる予報に変わっていました。
ならばという事で、急きょギフチョウの撮影に切り替え、一路岡崎市を目指しました。
湿地手前の空き地に車を停めて歩き始めると、風は弱く、薄い雲がかかる程度で陽ざしがあり、暖かくなりそうな予感。

フィールドを一回りして様子を確認。
8:58、この日最初のギフチョウが飛ぶのが確認できましたが、その後はなかなか続きません。
9:30ごろに木にとまったギフチョウを撮影したのですが、慌てて撮ったので枝被りに・・

9:50ごろ駐車場付近に引き返すと、「地上に降りている個体がいる」と同好の士が教えてくれました。
見に行くと、かなり新鮮な個体でしたが、残念ながら右の後翅が若干欠けていました。
それでも喜んで撮影。

左の中脚で複眼を掃除しています。
さらに、左右の触角を脚の関節で挟んで、ぐーっと引っ張って掃除していました。

口吻を伸ばして地面を探りながら、水分を求め移動を繰り返す様子も観察出来ました。
これまで見たアゲハチョウ科のうち、本種だけ吸水する様子を見た事が無かったのですが、ようやく念願が叶いました。

ギフチョウはスミレに何度か来たのですが、いずれも撮り損ね(泣)。
代わりにキチョウが来てくれました。

そんなこんなで14時過ぎに撤収。
この日はギフチョウが全く見られないことも覚悟したのですが、予想より天候が良くてラッキーでした。
見られた個体は、翅の欠け具合などから判断して、少なくとも4頭でした。

天候:晴れ時々曇り
本日見られた蝶類:ギフチョウ、モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、テングチョウ、ルリタテハ、コツバメ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G12-60㎜、GX45-175㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

スミレにギフチョウ

3月30日、静岡県浜松市枯山
さて、今年も野鳥にうつつを抜かして蝶の撮影に出遅れた感がありますが、ギフチョウの発生する季節となりました。
前日の土曜日は天候不良のため見送って完全休養日とし、30日の日曜日に賭ける事にしました。
5時前に起床して朝食を取り、頭の先から足の先まで青いものがついていないことを確認して、いざ出発!
(言うまでもありませんが、青いものを身につけないのは、ギフチョウの生態を必要以上に乱さないためです)。

山の中腹に車を停め、ここから小一時間のハイキングです。

毎年撮影している集落の桃の花・・この風景を見ると、「ああ、今年もやって来たんだなあ」と思います。
道中の桜や桃の開花状況から、ギフチョウは間違いなく発生していると見ました。
例によって発生状況の予備知識なしで訪れたため、少々不安ではありました。
個人的に今年の初見日は3/25から3/30の間と予想していましたが、実際にはもっと早かったみたい。

8時過ぎに駐車場に到着。
寒い・・。設置されている温度計は8℃を差していました。
ここから稜線沿いに歩いて行きましたが、9時前にはコツバメが飛ぶようになり、9時過ぎにいつものポイントに着くと、先着の同好者から1頭見たとの知らせが。
ムムッ、この状況で?
しばらくすると複数の個体が追飛するようになり、喜んで撮影。

朝のうちは肌寒いためか、飛んでもすぐ地表にとまる個体が多かったです。
さかんに追飛するので、トランザムモードで飛び立つ瞬間を狙いました。

スミレの群落が咲いていたので、ギフチョウが来るのを待ち伏せ。
1つの花での吸蜜時間は短いのですが、何度かやって来たのでチャンスがありました。
スミレで吸蜜する写真は背景がごちゃごちゃした地面になりがちですが、ここはうまい具合に背景が抜けていい感じの所でした。

枯草が邪魔になることが多かったのですが、私は事前に枯草を掃除したりしないので仕方ありません。
それが自然な状態だと思うので。

オスばかりかと思いきや、交尾付属物をつけたメスもやって来ました。
それを見つけたオスがちょっかいを出していましたが、交尾付属物が邪魔になって交尾できず、すぐに離れていました。

有名ポイントのアセビは花が少なかったですが、数頭のコツバメが吸蜜に来ていました。
風が強いのでアセビにギフチョウは来ないかと思ったのですが、正午ごろチェックすると来ていました。
しかし、ちょっと遠い・・。
もう1カ所のアセビにも来ていましたが、そちらも花が少なく、下から見上げる場所だったのでうまく撮れず。

正午前になるとやや数が減ったようでした。
ところで、この日はヒオドシチョウを全く見かけなかったのが気になります。

古くなった柵が遊歩道脇に置かれており、そこもギフチョウの占有ポイントになっていました。

このあとカタクリのポイントにも行ってみたのですが、まだ花は少なかったです。
次第に天候が曇りがちになって風が強くなり、そちらではギフチョウは1頭見かけただけでした。
13時過ぎまで粘りましたが、風が一向に止まないので撤収。

天候:晴れのち時々曇り
本日見られた蝶類:ギフチョウ、コツバメ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

北山湿地のギフチョウ

3月30日、愛知県岡崎市 北山湿地
北山湿地のギフチョウの発生は、先日訪れた枯山に比べると少し遅れるのが普通です。
前日が雨のち晴れだったのでこの日(30日)に多くの個体が羽化する(もしかしたら初見日になる)と考え、それを確かめに行く事にしました。
早朝に車で家を出発。
畑脇の空き地に車を停め、まだ冷たい空気の中を湿地へと向かいます。

羽化したてのギフチョウを探しましたが見つかりません。
8時ごろになって、木の梢をテングチョウが飛び始めました。
しばらくすると地表に降りて、近くを通るアブや他の蝶を追いかけるようになりました。

その後もギフチョウはなかなか現れず、お会いした人によると昨年の洪水の影響で今年は見られないかも知れないとの事。
皮肉な事に、卵や食草を一カ所に集めて保護していた場所が大きな被害を受けたようです。
そんな情報もあってか、殆どの同好の士は早々に帰ってしまいました。
私も昼食を取って帰ろうとしたのですが、最後にもう一度主なポイントを回ろうと思って歩いて行くと、前方を飛ぶギフチョウが目に留まりました。

「おお!生き残っていたのか!」

駆け寄ってみると女性2人がいて、今撮ったという写真を見せてくれました。
今年の初撮りはこの2人だったかも。
よし私も。という事でこのポイントで粘ることにし、スミレの群落に吸蜜に来たところを撮ることが出来ました。
この場所でよくお会いする別の女性カメラマンも来て、しばらく一緒に撮影。

同時に確認できたのはオス2頭だけでした。
実際、2頭しかいなかったと思います。
お会いした監視員の方は、「水害にあった地点も食草はある程度残っているので、何とか卵を産んでくれれば・・」と言っていました。

他に咲いている花が少ないためか、いつもよりスミレによくやって来ましたが、13時を過ぎるとあまり見られなくなりました。
14時前に撤収。
お世話になった方々、ありがとうございました。

天候:晴れ時々くもり
本日見られた蝶類:ギフチョウ、モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、テングチョウ、アカタテハ、ルリタテハ、クロコノマチョウ、ムラサキシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、GX45-175㎜、G100-300㎜、Nikon 8×20 HGL

枯山のギフチョウ・2024

3月27日、静岡県浜松市 枯山
私の勤務先では、年始にその年の有給休暇を申請する事になっています。(変更も可)
以前、ギフチョウを撮りに行くために三連休を取ったら三日とも天気が悪かった事があったので、今年はあらかじめ水曜日を押さえておきました。

結果的にこれが奏功し、前日までの雨が上がって撮影日和に・・
・・と思いながら車を走らせていたら、前方に雲が広がり出し、中腹の空き地に車を停めて歩き出す頃にはベタ曇りとなってしまいました。
どうやら、静岡県西部や奥三河は、高気圧に覆われた時も雲が広がることがあるようです。

ミツマタの群落を抜け、1時間ほど歩いて車止めに到着。
途中で休憩しながら右の階段を登り切ると、少し陽射しが出て来ました。
しばらく様子を見ていましたが、晴れて来たのでアセビのポイントへ移動。

アセビは満開でヒオドシチョウが来ていました。
コツバメも吸蜜や占有行動に来ていました。

しかしギフチョウはなかなか現れません。
早めの昼食を取っていると、10:40になって最初の1頭が飛んで来ました。
同好の士と喜び勇んで撮影。
そのギフチョウはしばらく辺りを旋回して、アセビにやって来ました。

「やったー!これで安心して帰れる(?)」と皆で喜び合いました。

同好の士・5人が集まったので自己紹介し合いましたが、5人のうち豊川市在住者が私を含め3人いる事が分かり、お互いに苦笑しました。
しばらくすると複数の個体が飛び交うようになりました。

今年の初見日は、お会いした人によると15(16?)日だったらしい。
私は個人的に、この日(27日)が初見日になるだろうと思っていました。

12時ごろ、カタクリのポイントを回るため移動を始めました。
カタクリは全く咲いておらず、かろうじて蕾が一つ見つかっただけ。
この頃から曇りがちになりましたが、よく見かけるポイントで1時間以上粘ったところ、延べ5回オスが飛んで来ました。
杉や松などの常緑樹の梢を舐めるように飛んでいましたが、これは枝にとまっているメスを探しているのだと思います。

14時ごろ撤収。
お世話になった方々、ありがとうございました。

天候:曇りのち晴れ
本日見られた蝶類:ギフチョウ、キタテハ、ヒオドシチョウ、コツバメ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、GX45-175㎜、Nikon MIKRON 6×15