イチモンジセセリの飛翔

9月21日、愛知県豊川市
先週見つけたクロコノマチョウの蛹を見に行きました。
昨夜が雨だったので、この日羽化するかと思ったのです。
しかし、5つあった蛹のうち2つは既に抜け殻になっていて、残りの3つは羽化の気配なし。

他の物を探す事にしたところ、ウラギンシジミの蛹が見つかりました。
意外なことに、葉の表面に作られていました。
幼虫はもう見つかりませんでした。

数頭のイチモンジセセリが吸蜜に来ていたので、飛翔写真を撮影。
飛翔写真は1/4000秒で撮影しているのですが、それでもピタッと止まらないことがありました。
成虫のウラギンシジミやコミスジも見られたのですが、写真には撮れず。

10時過ぎに撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、コミスジ、クロコノマチョウ、ウラギンシジミ、ツバメシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G Macro 30㎜、DG50-200mm、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

ウラギンシジミの幼虫など

9月14日、愛知県豊川市
昨夜まで雨が降っていて、朝から曇が広がっていましたが、それでも出発。
先週見つたクロコノマチョウの幼虫が蛹になっているだろうと予想しました。

予想通り、蛹4つの他、前蛹となっている個体もいました。
今後、羽化のタイミングに出かけることが出来ればよいのですが・・

ミカンの木ではアゲハの終齢幼虫と若齢幼虫が見つかりました。

クズの群落を見に行くと、ウラギンシジミの幼虫が見つかりました。
色には個体差があって、グリーンっぽいのと赤っぽいのがいました。
お尻の突起を真後ろから撮ってみました。

アラカシの幼木ではムラサキシジミの巣が見つかりました。
巣が小さくて、体がはみ出ていますね・・

9時前に撤収。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:モンキアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、ヒカゲチョウ、ヒメウラナミジャノメ、ヤマトシジミ
機材:機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G Macro 30㎜、DG50-200mm、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

モンキアゲハの変異の度合い

2025年9月6日、愛知県豊川市

この日も夜明け前に出発。
台風一過の晴天なので、新生蝶が見られると判断しました。

林道では、ボロボロのモンキアゲハが目覚めて活動を始めようとしていました。
背景に朝陽が射しこんで奇麗でした。

アゲハ類が活動するまで、イチモンジセセリなどを撮影・・。
8時を過ぎると、咲き残ったクサギの花にアゲハの仲間がやって来ました。

モンキアゲハは、わりあい新鮮な個体もいました。
その中にずいぶん白っぽいメスが・・
よく見ると、後翅の黄白斑が内側に向かって連なっていました。
さらに、左後翅の前縁部が白く、この部分には鱗粉が乗っていないようにも見えます。
モンキアゲハは裏面の赤色紋とともに黄白紋に変異の度合いがあるようで、いつも注意して見ています。

アカボシゴマダラがエノキの葉に産卵していましたが、地表に降りて枯葉にも産卵していました。
カラスアゲハに混じってミヤマカラスアゲハのメスも一度だけ見られたのですが、うまく撮れず。
11時前に撤収!

天候:晴れ時々曇り
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、クロアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、ヒメジャノメ、ヒメウラナミジャノメ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ
機材:機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G Macro 30㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

夜明け前の羽化

8月30日、愛知県豊川市

この日は、先週見つけたアカボシゴマダラの蛹がどうなったか、見に行きました。
早朝に羽化することは分かっているので、5時前に出発。

・・と思ったら、見つけておいた3つの蛹は全て羽化して空っぽになっていました。
がっかりしてふと別の木を見ると、そこに羽化直後のアカボシゴマダラがいました。
時刻は05:10。
って、まだ夜明け前ですよ!
既に翅を開いたり閉じたりしていて、羽化してから時間が経っている様子。
ということは4時台に羽化した訳ですね・・

この日、蛹の抜け殻は計6個も見つかりました。
まだ羽化していない蛹も1つありました。

クサギのポイントではモンキアゲハやカラスアゲハが見られました。
カマキリに捕まって、食べられている個体もいました。
路上には、その翅が落ちていました。

道路に水が染み出しているところでは、シオカラトンボの打水産卵が見られました。

ダイミョウセセリの飛翔写真などを撮り、帰ろうとしたらアカボシゴマダラがクヌギの樹液に来ました。

10時前に撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、ヒメジャノメ、サトキマダラヒカゲ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ、ダイミョウセセリ
機材:機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G Macro 30㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

カラスアゲハ(LEICA DG50-200㎜試し撮り)

8月23日、愛知県豊川市

今年もクサギの花が咲き誇る季節となりました。
毎年撮っているアゲハチョウとの組み合わせを狙いに、早朝から郊外の公園に向かいました。
先日手に入れたLEICA DG 50-200㎜の試し撮りも兼ねています。
これはPanasonicが開発製造しライカの認証を得た、いわゆる「パナライカ」と言われるレンズです。
この存在を揶揄する人もいますが、そもそもライカのレンズは銀塩時代からシュナイダー・ツァイス・シグマ・ミノルタなどから供給を受けていたので、Panasonicだけ差別する理由などありません。
ライカはライカだと思っているので、その写りに期待です。

クサギの花には7時過ぎからカラスアゲハがやって来ました。
かなり長い時間吸蜜していましたが、下草に降りて休憩することもありました。

道路沿いのエノキやその周辺の草木で、アカボシゴマダラの蛹が3つ見つかりました。
カラスザンショウの近くではアゲハの蛹もありました。
いずれも羽化の気配なし。

天候は曇りがちで、時々太陽が顔を出すという状況。
ヒメウラナミジャノメが吸蜜しているのを見つけて撮影。
これまで手に入れたマイクロフォーサーズ用レンズに共通することですが、近接撮影でも解像力が落ちないので、昆虫写真に向いていると思います。

クサギにはナガサキアゲハもやって来ました。カラスアゲハはメスも1頭だけ見られました。

クサギの花に日が当たり始めて黒色系アゲハはあまり来なくなったので、ここで山一つ越えたポイントへ転戦。
こちらのクサギは辺り一面に甘い香りを漂わせるほど花の数が多く、多数のアゲハ類を引き寄せていました。
モンキアゲハやクロアゲハは汚損した個体が多く、比較的新鮮なカラスアゲハを選んで撮影。

クサギの樹高が高いのでなかなか下の方に降りて来てくれませんでしたが、粘って撮影しました。

暑さと疲れで集中力が続かなくなり、11時前に撤収です。
それでもこの日の撮影枚数は8000枚を超えました。

DG 50-200㎜は期待通りの描写で、ネット上のレビューで見かけるような二線ボケは感じられませんでした。
むしろボケ味は非常に良いと思います。
ぬる~っとした各リングの操作感も良好。
ただ、ズームリングを回して行くと120㎜あたりに少し抵抗が感じられます。
これはカメラ店の展示品でもごく僅かに感じられた事なので、個体差だろうと思います。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、ナガサキアゲハ、カラスアゲハ、クロアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、サトキマダラヒカゲ、ヒメウラナミジャノメ
機材:機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G Macro 30㎜、DG50-200㎜、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

早朝の公園パトロール・2

8月9日、愛知県豊川市
この日も2日に引き続き、近場の公園に早朝から出かけました。
朝から蒸し暑いです。

蝶の姿は少なめ・・
水路の向こうのクヌギが樹液を出していてヒカゲチョウの仲間が来ていましたが、遠すぎて撮影できず。
道路わきにヒメジャノメが出て来て、モデルになってくれました。

先日見つけたクロコノマチョウの蛹は、一部が黒く変色しており、どうやら死んでしまったようです。

ミカンの木ではアゲハチョウやクロアゲハの幼虫が見られました。
アゲハチョウは終齢、クロアゲハは若齢でした。
公園を散歩している人を背景に入れてみました。
あまりにも暑く、蝶の姿も少ないので早めに撤収し、買い物に行きました。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、アカボシゴマダラ、クロコノマチョウ、ヒカゲチョウ、ヒメジャノメ、ベニシジミ、ヤマトシジミ
機材:機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G100-300㎜、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

早朝の公園パトロール

8月2日、愛知県豊川市
朝6時ごろから近所の公園にパトロールに出かけました。
少しだけ撮影し、帰りに用事を済ませる段取りです。
あまり長居すると暑いし・・

運動場の近くの木に、ギンヤンマがとまっていました。

道路脇にススキが生えていてクロコノマチョウの幼虫を観察するスポットとなっているのですが、この日は幼虫のほか蛹が見られました。
同じ群落に抜け殻も2つありました。
抜け殻と言えば、スイカズラにアサマイチモンジの蛹の抜け殻もありましたが、まだ羽化していない蛹や幼虫は見つからず。

ここ1,2週間は見かけなかったのですが、再びアカボシゴマダラの幼虫が目立つようになりました。
脱皮した抜け殻がお尻の後ろにありました。

アオスジアゲハは成虫と幼虫が見られましたが、蛹は見つからず。

黒色系のアゲハでは、カラスアゲハ1頭が見られたのみ。
この日はアゲハに限らず蝶の姿が非常に少なかったです。
日陰で吸水していたのですが、私に驚いて飛び立つと、日なたで日光浴を始めました。

再び運動場の近くを通りかかると、セスジスズメの幼虫がヤブガラシ?の葉を食べていました。
背景には、サッカーの試合前に円陣を組む子供たち・・

撮影しているとウォーキングしている夫婦が何を撮っているのか聞いて来たので、教えてあげました。
意外にも、あまり気味悪がる様子はありませんでしたが、これは人によりますね。

9時過ぎに撤収し、サッと用事を済ませ、そのあとは図書館で調べもの。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、カラスアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)
機材:機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G Macro 30㎜、GX45-175mm、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

アサマイチモンジの幼虫・その後

7月21日、愛知県豊川市
この日は午前中に時間を取って、アサマイチモンジの幼虫がどうなったか見に行きました。
6時ごろ現地到着。

モンキアゲハが薄暗い森の入り口付近で休んでいました。
早朝に本種が休んでいるところを見つけると、常に翅を開いた状態なのですが、おそらく寝ているときは閉じているのだろうと思います。
(アゲハチョウなどは閉じているので)

アサマイチモンジの幼虫ですが、先週あれほどいたのが嘘のように、なかなか見つかりません。
ようやく若齢幼虫を見つけました。
意外にも、終齢かそれに近い個体もいました。

アオスジアゲハの幼虫も順調に成長中。
他にも若齢幼虫が目立つようになりました。

道路が湿った場所に行ってみると、例によってモンキアゲハが吸水に来ていました。
望遠で撮るといつも同じような写真ばかりになるので、今回は主に30㎜のマクロレンズで撮ってみました。
頭部のアップも撮影。

しばらく他のものを撮りに行って引き返してみると、3頭に増えていました。
その後もさらに増えるのか興味がありましたが、ここで時間切れ。
10時前に撤収です。

天候:晴れ時々曇り
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ
機材:Panasonic G9PRO2、G99D、G12-60㎜、G Macro 30㎜、GX45-175mm、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T

アリを使役するムラサキシジミの幼虫

7月12日、愛知県豊川市
先週見つけたアカボシゴマダラの蛹がどうなったか見に行きました。
蛹の期間は7~10日と見込んでいますが、うまく行けば羽化の瞬間が見られるかもと思い、ほぼ夜明けと同時に到着。
・・しかし、蛹は既にもぬけの殻となっていました。

7時前には早くもモンキアゲハが吸水する様子が見られました。
小川の水が道路にあふれている場所でしたが、この時期は日陰になったところを選んで吸水するようです。
おしっこする瞬間を撮影。

8時過ぎにはカラスアゲハも吸水に来ていました。

イチモンジセセリが休んでいましたが、よく見ると赤いダニに寄生されていました。
脚で掻き落とせばいいのに・・。

吸水ポイントを何度か見に行くと、今度はルリシジミが来ていました。
これもまたおしっこする瞬間を撮影しました
おしっこの水滴に、向こう側の風景が写りこんでいました。

フェンスに絡んだヤマノイモにキイロスズメの幼虫がいましたが、フェンスが写りこんでしまうので、尾状突起をアップで撮影。

スイカズラの群落を見に行くと、アサマイチモンジと思われる小さな幼虫がいました。
イチモンジチョウと思われる若齢幼虫もいて、背中の棘がほとんど無いので、見分けがつきません。

道端のシダの葉が盛大に食べられているのでよく見ると、初めて見る幼虫が・・
シダに溶け込む擬態が素晴らしいです。
帰ってから図鑑で調べると、シダを食べるマダラツマキリヨトウというらしい。

アラカシの幼木を見に行くと、ムラサキシジミの幼虫が見つかりました。
まだ中齢ですかね。
アリ(クロヤマアリ?)が盛んに触角で触れています。

ムラサキシジミの幼虫はアリに蜜を与え、半ば中毒状態にして従わせているらしい。
現代風に言うと「使役」しているわけです・・現代風かどうか分かりませんが。
アリとしては、それで幸せなんだろうか?

天候:曇りときどき晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハ、モンシロチョウ、クロコノマチョウ、ベニシジミ、ルリシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G12-60㎜、G Macro 30㎜、GX45-175㎜、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T

緑が消えて行く

7月6日、愛知県豊川市
早朝の2時間だけ時間を取って、アベリアの生垣に来るであろうアゲハ類を撮りに出かけました。
ところが現場に到着してみると、何という事でしょう、アベリアの花は刈り取られて影も形も無くなっていました。
時々こういう事があるのですが、花の咲く木を植えておいて、花が咲いたら刈り取ってしまうというのはどういう事でしょうか?
気を取り直して近くの公園に転戦・・

と思ったら、樹液の出ていたクヌギやカシの木に赤いテープが巻かれているではありませんか!
よく見ると、あっちにもこっちにも巻かれています。
どうやら近々伐採される運命のようです。
樹液に来ていたメジロや蝶々の姿が目に浮かんで、何とも言えない気持ちになってしまいました。
こうやって、1本、また1本・・と緑が消えていきます。
いつも思うのですが、もしかして公園の管理者は、この世にある全てのものは人間が自由にして良いと思ってませんか?

話は逸れますが、隣の豊橋市では豊橋公園の半分を潰してアリーナを作る計画が進められています。
アリーナや体育館は既にあるのに、280億円ほど使って新しいアリーナを作るらしい。
すでにある野球場は、わざわざ浸水危険地域に移転するとのこと。
住民投票で決める予定ですが、反対派の旗色は悪そうです。
(案の定、賛成と決まったらしい)

賛成派の人たちはアリーナが出来ると人が集まって経済が活性化すると言いますが、私に言わせれば明らかに嘘ですね。
その証拠は、豊川駅前の商店街や名古屋の栄の地下街を見れば分かります。
周辺の開発に反対する人に対し、開発すれば経済が活性化するとか言っていましたが、結果はシャッターを閉めた商店が増えました。
理由は単純で、どこかの人数が増えればどこかが減るという事です。
この30年間我々はその繰り返しをして来ましたが、日本人の収入は増えず、税金が上がっただけです。
・・そろそろ気づいたら?

「アリーナを作らないとバスケットボールチームが認められないんです。そういう規約なんですう~(だから税金を下さい。)」という意見もありますが、呆れてしまいます。
「その規約自体がおかしい。」と、どうして誰も本当の事を言わないのか?

さて、意見広告はそれくらいにして自然観察に戻りましょう。
公園内を歩いていると、羽化したての様な新鮮なアカボシゴマダラが飛んで来て、東屋の手すりにとまりました。
しばらく歩き回っていましたが、口吻を伸ばして汗?か何かを吸い始めました。

広角でも撮影し、背景にアジサイを取り入れてみました。

日陰の湿地を見に行くと、モンキアゲハ3頭が吸水に来ていました。
左の前翅についている白いものは何かと思いましたが、ただの埃のようでした。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アオスジアゲハ、アゲハチョウ、モンキアゲハ、アカボシゴマダラ、ヒメウラナミジャノメ
機材:Panasonic LUMIX G9PROⅡ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL