5月3日、愛知県新城市
さて、ゴールデンウィークの後半4連休が始まりました。
今から30~20年ほど前、かつて愛知県では湯谷駅付近にしかいないと言われていたウスバアゲハ(ウスバシロチョウ)の生息地を求め、地図を片手に各地を回り新しい生息地を探し求めた事がありました。
当時はこの地域に耕作放棄地が目立つようになった頃で、食草が大繁殖して、ウスバアゲハも一気に数を増やした時期でした。
その後、宅地化や太陽光発電の設置、植性の変化などにより、生息地や個体数は明らかに減少局面に入っています。
ということで今のうちに、これまで訪れようと思って後回しになっていた地域を訪れてみる事にしました。

電車とバスを乗り継いだのですが、駅を降りた所でもウスバアゲハが飛んでいて、ここはまだ健在だったかと喜びました。
バスに乗り換えて9時前に現地に到着。

民家の庭先の芝桜に、カラスアゲハのメスが来ていました。
古刹の境内にあるツツジにオスもやって来ました。
この地域限定の「ホソバシャクナゲ」も咲いていたのですが、蝶たちはそちらには目もくれず、野生や植栽のツツジを訪れていました。


ウスバアゲハは道中何度か見かけたのですが、数は多くなく、同時に見られるのは1,2頭でした。
私が探した限りでは、食草が大量に生えているような場所は見つかりませんでした。
既に他の草木に覆われて茂みのようになった梅林が目立ち、やはりもっと昔に訪れるべきでした。


それでも、道路わきの斜面で数頭の個体が滑空している場所が見つかりました。
車の往来があったのですが、斜面を登る脇道にいくらか花が咲いていて、格好の撮影場所になっていました。

13時ごろ現場を後にしましたが、バス停に向かう途中、梅林の下草で吸蜜している個体を見つけました。
梅林に入らないようにして、手を伸ばして撮影。
思ったよりも数が少なかったですが、これで長年の宿題が一つ片付き、満足して帰路につきました。
天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、ウスバアゲハ、クロアゲハ、モンキアゲハ、カラスアゲハ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、モンキチョウ、テングチョウ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、ヒメウラナミジャノメ、ダイミョウセセリ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、G12-60㎜、GX45-175㎜、Nikon 8×20 HGL
