その後のムラサキツバメ越冬集団・・んん!?

12月7日、愛知県豊川市
この日は買い物に行く予定だったのですが、夜明けから少しの時間だけ出かけることにしました。
天気予報に反して風は弱く、冷え込みもそれほど厳しくはありませんでした。

ムラサキツバメの越冬集団を順番に見て回ります。
先週から消滅した集団もありましたが、殆どは無事でした。

少し離れた所から双眼鏡を覗いていて、その下にメスのアサギマダラがとまっているのに気がつき驚きました。
12月ですよ・・こんな時期に見たのは初めて。
辺りに食草は無さそうですが、少しでも南に下ろうとしたのでしょうか。

アサギマダラが奥まった場所にいて、両方にピントが合わないので、G99Dの「深度合成機能」を使って深いピントを得ました。
まさかムラサキツバメ越冬集団とのツーショットを撮る日が来るとは思いませんでした。
恐らく、もう一度撮れと言われても無理でしょう。

この日確認したムラサキツバメは合計118頭となりました。

買い物に行くため2時間ほどで撤収。

天候:晴れのち曇り
本日見られた蝶類:アサギマダラ、ウラギンシジミ、ムラサキツバメ、ムラサキシジミ
機材:Panasonic LUMIX G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T

ムラサキツバメ越冬集団の作られる場所

11月30日、愛知県豊川市
この日もムラサキツバメの越冬集団がどうなったか見に行きました。
午前中曇りそうな予報だったので、朝はのんびりしても良いかなと思っていたのですが、未明に窓の外を見ると晴れて来そうな予感。
急いで出発です。

到着して早速観察開始・・

この日は寒かったので活動する個体などいないと思ったのですが、9時を過ぎると1頭のメスが日光浴するようになり、やがて木の梢に飛んで行きました。
しかし、他の個体は翅を開こうとしませんでした。

ムラサキシジミも同じ時間帯に日光浴していましたが、そのあと雲が広がり、活動する個体は見当たらなくなりました。

越冬体勢のウラギンシジミも見られましたが、1頭のみでした。

これ以上活動する様子は見られないと判断して、10年以上前に訪れたポイントにも行ってみました。
探してみると、当時何も見つからなかった場所で、11頭の集団が1つだけ見つかりました。

これから自分も探してみようという、もの好きな人のために書いておくと・・
よく見られるのは、以下のような場所です。
もちろんマテバシイの多いことが大前提です。

 ・面積の大きな葉の上。(マテバシイとは限らない)
 ・午前中に日の当たる時間帯がある。
 ・集団の前に、ある程度の空間がある。
 ・集団のすぐ上に、雨避けになるような葉がある。

逆に殆ど見られないのは、以下のような場所です。
 ・周りに何もなく丸見えの場所。
 ・周りからポツンと独立した木。

地上からの高さは1m未満から10m近くと、幅が広いです。
5mを超える場所では見つからない。と、うそぶく人がいますが、そう言う人は例外なく双眼鏡を持っていません。
(そりゃ見つからんだろうと思う)

この日見られたムラサキツバメは、単独の個体も含め合計102頭となりました。
10時半ごろ撤収。

天候:晴れのち曇り
本日見られた蝶類:ウラギンシジミ、ムラサキツバメ、ムラサキシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon MONARCH 8×30、Gitzo GT1544

ムラサキツバメ越冬集団

11月23日、愛知県豊川市
このところ朝晩が寒くなり、そろそろムラサキツバメが集団を作る頃となりました。
今年は暑い日が長く続いたので、それが彼らの個体数にどう影響したのか興味深いところです。

夜明け直前に到着。
車から降りると・・「寒っ!」
突風が吹き荒れていて、危うく帽子が飛ばされそうになりました。

最初のポイントでは、2頭の小集団と単独の個体が見つかっただけ。
少し離れたポイントに向かう途中、道路脇の高さ5mくらいの所に9頭の集団があるのを見つけました。
ここで見かけるのは初めて。

カメムシが一緒にいて、ムラサキツバメの枕にされていました。

越冬集団のすぐ隣で、蜘蛛の糸に引っかかったままホシホウジャクが交尾していました。
何がどういう順番でこうなったのか?

シジュウカラとメジロの混群が近くの木々にやって来て餌を探していましたが、そのうち一羽がムラサキツバメのいる枝に飛び移ったかと思うと、ムラサキツバメたちは一斉に飛び立って四方八方に散ってしまいました。
どうやらその狩りは失敗したようでした。
あとに残されたシジュウカラは、きょとんとした感じで辺りを見回していました。

「・・いやいや、キミのせいだからね。」

その後もいくつか集団が見つかりましたが、帰ってから集計してみると合計で69頭になりました。
この時期のこの公園としては平均的な数です。

朝のうちは風が強く寒かったですが、9時を過ぎると、日当たりの良い場所にいた個体が次々と飛び立って活動するようになりました。
飛び立つところも撮影。

他の越冬蝶は数が少なかったですが、駐車場に向かう途中で新鮮なムラサキシジミが日光浴していました。
11時前に撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:キチョウ(キタキチョウ)、ウラギンシジミ、ムラサキツバメ、ムラサキシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G MACRO 30㎜、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon MONARCH 8×30、Gitzo GT1544T

おうし座流星群

11月12日~22日、愛知県豊川市(自宅)
今年も「おうし座流星群」の撮影に挑戦しました。
6日の夜から何夜か撮影したのですが全く写らず、12日の夜も半ばあきらめモードでカメラのタイマーをセットしました。

夜中に一度起き出して15分ほど空を眺めたのですが、流星は流れません。
あきらめて寝床に戻り、翌日画像を確認すると、3:45に火球クラスの流星が写っていました。
残念ながら末端部がカメラのシャッターの合間になって、尻切れトンボになっていました。
しかし4:39にも再び明るい流星が写っていました。
これらは「北群」に属するもののようです。

この2つの流星を含めた1時間弱の画像を比較明合成してみました。
よく見ると、「しし座流星群」と思われる暗い流星も一緒に写っていました。

18日や20日の夜にも挑戦してみたのですが、何も写らず・・
かろうじて21日の夜になって、オリオン座の西に「しし座流星群」と思われる流星が一つ写っただけ。
個人的に今年の流星群は低調です。

天候:晴れ、晴れ時々曇り
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、フォクトレンダー10.5mm、Gitzo GT1544T

晩秋の豊橋公園

11月9日、愛知県豊橋市 豊橋公園
今年はなかなか寒くならないので先延ばしにしていましたが、そろそろムラサキツバメなど越冬する蝶の様子が気になる頃です。
この日は午前中に時間を取って豊橋公園を訪れました。

到着するとラジオ体操の放送が流れて来ましたが、夏休みと違って体操している人は見当たりませんでした。
いつものカシの木をチェックすると、ウラギンシジミが休眠していました。
触角を翅の間に入れて越冬体勢に見えますが・・
9時前には起き出して来て日光浴をしていました。
ウラギンシジミは休眠している個体が2頭、その後活動している個体が少なくとも4頭見られました。

ムラサキツバメは単独で休眠している個体が2頭と、ツバキ葉上に3頭の小集団も見られました。
これも起き出して来て活動していました。

ケヤキの木の根元に、大きなキノコの群落が出来ていました。
家に帰ってから図鑑で調べると(なぜかそういう図鑑が家にある)、ナラタケという種類の様でした。

エナガの群れが餌を探して木々を渡っていました。

ムラサキシジミは休眠している個体は2頭見つかっただけでしたが、少なくとも5頭が活動する様子が見られました。
今年は越冬シジミの数が少ないのではないかと心配していましたが、これまでのデータと比べて平均的な数です。

ヤマトシジミが吸蜜に来ていたので撮影していると、小さな蜂に驚いて飛び立ちました。
昼前にはアサギマダラが飛んで来たのですが撮り逃し、飛んで行った方角に花壇があるのでチェックすると、キチョウやツマグロヒョウモンが吸蜜に来ていました。
鳥を撮りに来ていた人たちもやって来て一緒に撮影。

11時過ぎに撤収。

天候:晴れ時と来曇り
本日見られた蝶類:キチョウ(キタキチョウ)、アサギマダラ、ツマグロヒョウモン、クロコノマチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ムラサキツバメ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

ツワブキとアサギマダラ

11月3日、愛知県豊橋市(その2)
さて、前回の続きです。
このフィールドにはツワブキが沢山植わっていて、晩秋には甘い香りを辺りに漂わせています。
かつてアサギマダラを撮りに「内海フォレストパーク」まで遠征していた頃はこの組み合わせを好んで撮ったものですが、やがてもっと近場で撮影できる場所あるという事に気がつきました。
・・実は近所の公園にも咲いているんですけどね。

ツワブキは全体としてはまだ3分咲きと言ったところ。
日当たりの良い場所では満開の株もありました。
11時過ぎに撮影しましたが、この日は暖かかったのでもっと早くから吸蜜に来ていたかも知れません。

飛び立つところも撮影。
立ち入れない場所に咲いているので近寄れず、望遠レンズでの撮影。

林の中の薄暗い場所でもポツポツとツワブキが咲いていて、双眼鏡で確認すると2頭のアサギマダラが来ていました。

さて、そろそろ帰ろう。と思ってもう一度フジバカマ畑をチェックすると、見慣れない白い蝶がスイー、スイー、と飛んで来ました。
よく見るとイシガケチョウだったので慌てて撮影。
本種を豊橋市内で見るのは初めて。
探している時は見つからないのに・・まあ、そういうものです。

14時前に撤収。

天候:晴れ時々曇り
本日見られた蝶類:モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、アサギマダラ、テングチョウ、イシガケチョウ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

アサギマダラの墓場

11月3日、愛知県豊橋市(その1)
この日は丸一日時間を取って、以前訪れた事のある豊橋市内のフィールドを訪れました。
前日の雨が夜半前に止んで北西の風が吹き、いかにもアサギマダラが飛んで来そうな雰囲気です。

以前来たときはフジバカマ畑など無かったのですが、2カ所にフジバカマが植えられており、早朝からアサギマダラが飛んで来ました。
これはかなり太陽が高くなってからの写真。

数多くいるので、飛び立つところも撮影。
アサギマダラは最も多いときは7頭いましたが、次々と入れ替わって行くので実数は数倍いたと思います。

日陰になる時間帯に撮影しましたが、独特の「浅葱(あさぎ)色」は日陰でないとうまく出ません。
近くの住人もやって来てスマホで撮影していました。

地面にアサギマダラの前翅が落ちていました。(死んでなお、水滴を弾いて綺麗でした。)
これはカマキリの仕業と考えて良いでしょう。
体内に毒を蓄えたり死んだふりをするアサギマダラも、カマキリに対しては無力で、食べられている場面を時々見かけます。

注意して探すと、フジバカマ畑の一角に翅が大量に落ちている場所がありました。
数えてみると前翅が8枚、後翅が4枚見つかりました・・ということは少なくとも4頭犠牲になった訳です。
これだけまとまって命を落としている場所を見たのは初めて。

残酷な事のようですが、他の生き物に命をバトンタッチするのもアサギマダラの役割の一つなので、何も悲しむことでは無いのです。
(長年この趣味をやっていると、死生観というものが以前とは変わったと自分でも思います。)

このあと、この日の目的であるツワブキとアサギマダラの組み合わせを撮るため歩いて移動。(続く)

天候:晴れ時々曇り
本日見られた蝶類:モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、アサギマダラ、テングチョウ、イシガケチョウ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

ようやくアサギマダラの季節

10月27日、愛知県豊川市
前日(26日)とこの日の午前中は所用で出かけられず、昼前になってようやく出発です。
山間にある公園に向かったのですが、警備員の誘導に従って駐車場に車を停めようとしたら、なんと満車!
私と同じように停めるところが無くて右往左往している車があり、どうやら警備員は車の台数を把握せずに誘導を行っているようでした。
(イベントをやっていたらしい)

こりゃ駄目だという事で、行き先を変更し、またまた市内のフジバカマ畑に向かいました。

フジバカマはまだ咲いていて(というか満開)、5頭のアサギマダラが吸蜜していました。
見た限りでは、この日見た個体は全てオスでした。

早速飛び立つところを撮影。
止まり絵は、花に舞い降りた直後に翅を開いたり閉じたりするので、その瞬間を狙いました。

横からのカットは、口吻が「く」の字になったカットを選んでいます。
細かいことですが、一直線になったカットよりも動きがある気がします。

上品なマダムに声をかけられましたが、蒲郡市の公園でアサギマダラが多く見られたという話を伺い、写真を見せてもらいました。
知っている場所でしたが、数年前から私は自力で開拓したフィールドを回る事を優先しているので、そういう情報は参考にさせて頂くだけです。

野鳥が突っついた柿の実に、アカタテハやキタテハが来ていました。
開けた場所のフジバカマにはキタテハも来ていました。

途中で小雨が降る時間帯もありましたが、アサギマダラは平気で吸蜜を続けていました。
時間が経過するにつれ個体数は徐々に減りましたが、私が15時過ぎに帰る時にも3頭が見られました。

天候:曇り時々晴れ、一時小雨
本日見られた蝶類:モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、アサギマダラ、アカタテハ、キタテハ、ヒメジャノメ、ヤクシマルリシジミ、ヤマトシジミ、イチモンジセセリ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

柴金山・アトラス彗星

10月13日、愛知県豊川市
以前から話題となっていた柴金山・アトラス彗星は、10月初旬は夜明け前、12日以降は日暮れ後に見られる予報でした。
当初10月1日前後に見に行くつもりだったのですが、当日大事な仕事があって自粛。
満を持して、天候の良かった13日の宵に見に行く事にしました。

豊川市内で西の空が開けた場所という事で、三河湾に面した堤防にやって来ました。
ここはかつて「クマソ・クエスト」で訪れた事があるのです。
到着してみると、こんな時間に釣りをしているみなさんがいたので、少し移動。

17:30ごろから構図や露出を確認しながら試し撮りしていたところ、17:50ごろそれらしきものが写って、ひとりで喜びました。
次第に空が暗くなるにつれ、双眼鏡ではっきり見えるようになり、一番明るい時には肉眼でもうっすらと尾を引く様子が確認出来ました。
せいぜい3,4等星にしかならないという予想もあったのですが、実際にはもっと明るく、恐らく2等星前後だったろうと思います。
写真の手前に写っているのは、三河湾の大島と小島。

さらに時間が経つと、低い位置の靄(もや)に隠れるようになり、やがて見えなくなりました。
写真右の明かりはラグナシアの遊園地、山の上の明かりは三ヶ根山のホテルです。

個人的に、尾を引く彗星を肉眼で見たのはこれが初めてで、大満足して帰路につきました。

天候:晴れ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、GX45-175㎜、Nikon MONARCH 8×30、Gitzo GT1544T

コスモスの咲く頃に

10月14日、愛知県豊川市
三連休の最終日、フジバカマ畑へアサギマダラを撮りに出かけました。

フジバカマ畑の隣にコスモス畑があって同じ人が管理しているのですが、話を伺うと、今年は生育が悪いとこぼしていました。
朝の光が奇麗だったのでカメラを向けてみました。

夜露を纏ったヤマトシジミが静かに朝日を浴びていました。
この後30分ほどで夜露は消え、やがてこの個体は飛んで行きました。

この日もホシホウジャクが目立ちました。
時々ホシホウジャクに混じってホシヒメホウジャクも見られました。

目当てのアサギマダラは全く現れず、コスモスにアゲハチョウがやって来ました。
しかし、撮り損ないが続き、あまり気に入った写真になりませんでした。
アサギマダラが来ないのはこの日が暑すぎたからだ、と思いたいところでしたが・・

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、モンキチョウ、ツマグロヒョウモン、ウラナミシジミ、ヤクシマルリシジミ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL