先手必勝(?)のペルセウス座流星群

8月11日、12日、愛知県豊川市

ここ数年悪天候に祟られている「ペルセウス座流星群」ですが、今年後半の他の流星群は条件が悪く、何としても撮影したいという事で作戦を考えました。
と言っても出来る事は限られており、極大日に拘らず「行ける時に行く」しかありません。
各種の週間天気予報を見て、極大日の12日の夜は雲が広がり易いと予測し、11日の夜に郊外にプチ遠征する事にしました。
そういう訳で、早めの夕食を取り、車に機材を乗せていつものポイントへ。

到着してみると空は殆ど雲に覆われていましたが、慌てず騒がず準備を進めました。
この季節、ここ東三河地方は夜になるとなぜか南東側から低い雲が流れてくることが多いのです。
これは恐らく浜名湖経由の水蒸気が関係していると思うのですが、実のところどうなのでしょうか。

車の中で仮眠を取り、23時過ぎに起き出してみると雲は殆ど無くなっていました。
最初の流星は23:31に確認。
ここから1時間で8個の流星を数えました。

夜が更けると透明度も上がって来たので、せっかくなので赤道儀で追尾撮影をしてみました。
撮影した写真9枚を「比較明合成」しました。

火球クラスの流星が2:59に流れ、10秒以上「痕」が残りました。
この日は「痕」を観察するために大きめの双眼鏡を持って来て膝の上に乗せ、いつでも見れるようにしていました。
その甲斐あって、チューブ状の痕が風に流れていく様子を数回観察出来ました。

最後の流星を確認できた時刻は4:08。
合計30個以上見られたでしょうか。
写真に写っていたのもほぼ同数でした。

次の夜はさすがに2日連続で出かける気にはなれず、自宅のベランダに魚眼レンズ付きのカメラをセットし寝床につきました。
時々起き出して合計1時間以上空を眺めていましたが、目撃できたのは僅かに2つだけ。

写真に写っていたのは計9つで、火球クラスのものは無し。
極大日の活動としては、例年と比較してかなり低調だったのではないでしょうか。
状況によっては13日の夜も出かけるつもりだったのですが、パスすることにしました。

天候:曇りのち晴れ(11-12日)、晴れ(12-13日)
機材:Nikon D610、DX fisheye10.5㎜、Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、フォクトレンダー10.5mm、Nikon MONARCH 8×30、Gitzo GT1544T、G226,Kenko SKYMEMO-S

みずがめ座δ流星群とやぎ座流星群

7月30日~8月2日、愛知県豊川市 自宅
今年の流星群の撮影は、ここまで連敗でした。
1月の「しぶんぎ座群」は天候不良+翌日の突発出現を撮り逃し。
4月の「こと座群」は月明りで不戦敗。
5月の「みずがめ座η群」は何も写らず。

・・ということで、8月のペルセ群に向けて、新しい機材のチェックも兼ねて、「やぎ座流星群」の撮影に挑みました。

7月30日の夜から4晩連続で挑戦したのですが、元々の流星の数が少ないこともあって、あまり成果なし。
しかし、7月31日の夜(8月1日)、みずがめ座δ群の火球クラスの流星が写せました。
画面の左下から右上に向かって流れています。
時刻は0:35。
あと、画面中央やや右に「点」が写っているのが分かるでしょうか?
これは「やぎ座群」の輻射点に出現した静止流星です。
時刻は0:33。
真っ直ぐこちらに飛んで来た流星が「点」に写るという訳。

以前、「しぶんぎ座群」でも静止流星が写ったことがありましたが、レアなのでちょっとうれしいです。
・・と言っても、学術的にはあまり意味はありませんが。

天候:晴れ、晴れ時々曇り
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、フォクトレンダー 10.5mm、GITZO GT1544T

エナガの食事と、しぶんぎ座流星群

1月3日、4日、愛知県豊川市
・・波乱の2024年がやって来ました。
年明け早々天災や大事故で大変な世の中ですが、私はマイペースで自然観察を続けます。
3日の夜に「しぶんぎ座流星群」を撮る予定なので、昼間は大人しくしているつもりだったのですが、天気予報が良くないのでそちらは1日ずらすことにしました。
せっかくの休みなので、3日は代わりに野鳥の撮影に出かけました。

この日のお目当ては、「エナガちゃん」。
いつものポイントで待ち伏せ撮影です。
私には彼らの雌雄が見分けられないのですが、これは「見返り美人」ということにしておきましょう。

カエデの枝で虫を捕らえました。
私がいくら見ても虫などいないように見えるのですが、よく見つけるものだと感心。

桜の枝でカイガラムシを食べる様子も、初めて観察出来ました。
なるほど、図鑑に書いてあるとおりでした。(当たり前か)

嘴を大きく開け、カイガラムシを齧り取って食べていました。
彼らは毎日同じ木々を巡って行くので、ここにはそれだけ多くの食べ物があるという事でしょう。

正月三箇日なので人出は少ないかと思いきや、歩いている人が多くて驚きました。
あと、超望遠レンズつきのカメラを持っている人を5人も見かけましたが、見た限りでは誰も双眼鏡を持っていませんでした。
いつも不思議なのですが、あれだと偶然出合った鳥を撮るしかないと思うのですが、なぜ双眼鏡を使わないのかな??
使わないと野鳥の生態も確認しづらいし、あまり鳴かない種類は見つけるのにも苦労すると思うのですが・・

この日も早めに撤収。

・・・・

4日の夜は(翌日から仕事なので)自宅のベランダで「しぶんぎ座流星群」の撮影にチャレンジしました。
これは散在流星で、画面左から右に向かって流れましたが、変わった光度変化をしています。
普通は経路の後半で明るくなるものなのですが、前半で増光しています。

夜半過ぎに月が昇って来ましたが、月に向かって明るい散在流星が流れました。
しぶんぎ座群は僅か1つだけ写りましたが、暗くて分かり難かったので割愛。
来年のしぶんぎ座群は条件が良いようなので、今度こそ大出現を見てみたいものです。

天候:曇り、晴れ時々曇り
本日見られた鳥類:ハシブトガラス、キジバト、ヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、メジロ、アオジ、シジュウカラ、ジョウビタキ、ミコアイサ、キンクロハジロ、アオサギ
機材:Nikon 1 V2、PD10-30mm、Panasonic GH5Ⅱ、DG9㎜、G100-300㎜、Nikon 8×20 HGL、GITZO GT1544T