アゲハチョウとアカボシゴマダラの羽化

9月7日、愛知県豊川市
先週見つけたアオスジアゲハの蛹が気になるので、夜明け前に家を出て公園に向かいました。
本種の蛹の期間は、夏場の飼育下で10~14日とされているようです。
この日に羽化してもおかしくはないだろうと考えました。

アオスジアゲハの蛹は、色合いに変化はなく、まだ羽化は先の様でした。
近くで2つ目の蛹を発見。

他に何かいないかなと思って遊歩道を歩いていると、羽化したてのアゲハチョウが翅を伸ばしているのが見つかりました。
最初は翅がヨレヨレでしたが、カメラをセットしているうちに伸びて来ました。

さらに捜索を続けると、エノキの枝にぶら下がっているアカボシゴマダラが見つかりました。
こちらも羽化したての様で、すぐ右に抜け殻が見えます。

撮影していると、間もなく葉の上によじ登って行きました。
何度か他の場所を見に行ったりしましたが、この個体は9:15ごろ短い飛行を繰り返すようになり、やがて飛んで行きました。

8:00過ぎ、ピカピカの別個体が、日陰のうす暗い場所にいるのに気がつきました。

「まさか、キミも羽化したてじゃないよね・・?」

と思いましたが、すぐ横に蛹の抜け殻があって、またもや驚きました。

ルリタテハの幼虫は順調に成長中。

太陽の位置が高くなり気温も上昇すると、活動する蝶の姿も目立つようになりました。
アゲハチョウが、道端の湿った苔のある場所で吸水を始めました。
おしっこを勢いよくするので、その瞬間を狙いました。
9時半ごろ撤収。

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、モンキアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、アカボシゴマダラ、クロコノマチョウ、ヒメウラナミジャノメ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、GX45-175㎜、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T

悪天候下の生き物たち

9月1日、愛知県豊川市
この日は、南から台風10号が接近していました。
今日も撮影は無理だな。と諦めていたのですが、予想に反して朝から陽射しがあり、なかなか雨が降り出しませんでした。
ならばという訳で、昼食後に近くの公園へ行ってみました。
以前から、台風が接近した時の蝶の行動に興味があったのです。

梅林ではメジロの群れが餌を探していました。
見ていると、クモを捕らえました。

蝶の姿は少なめ。
到着して暫くは陽射しもあり、ツマグロヒョウモンやヤマトシジミなどが活動していましたが、台風が近づいているからと言って活動がいつもと違っている様子はありませんでした。

2週間前にアオスジアゲハの若齢幼虫がいたクスノキを探してみると、蛹が見つかりました。

サルトリイバラの葉裏を覗いてみると、リルタテハの若齢幼虫がいました。
ススキやジュズダマでは、クロコノマチョウの幼虫がお食事中でした。
この頃から、かなり天候が怪しくなって来て・・
土砂降りになりました。(うげー!)

三段式の折り畳み傘を差しながら茂みの近くを歩いていると、傘の下にアゲハチョウが2頭舞い込んで来て驚きました。
驚いたのは向こうの方で、どうやら近くにとまっていたのを驚かせてしまったようでした。
しばらく見ていると、1頭が近くにとまり、もう1頭がその近くにとまりました。

いつも早朝に見かけるのは林縁の東側の朝日が当たる場所が多いのですが、ここは西側の日当たりの悪い場所でした。
察するに、東風が激しかったのでそれを避けていたのでしょう。
「なるほど」と、一人で納得しました。

それなりに新しい知見も得られたので、満足して撤収。

天候:晴れのち雨
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、ナガサキアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、ツマグロヒョウモン、ムラサキシジミ、ヤマトシジミ、ダイミョウセセリ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

先手必勝(?)のペルセウス座流星群

8月11日、12日、愛知県豊川市

ここ数年悪天候に祟られている「ペルセウス座流星群」ですが、今年後半の他の流星群は条件が悪く、何としても撮影したいという事で作戦を考えました。
と言っても出来る事は限られており、極大日に拘らず「行ける時に行く」しかありません。
各種の週間天気予報を見て、極大日の12日の夜は雲が広がり易いと予測し、11日の夜に郊外にプチ遠征する事にしました。
そういう訳で、早めの夕食を取り、車に機材を乗せていつものポイントへ。

到着してみると空は殆ど雲に覆われていましたが、慌てず騒がず準備を進めました。
この季節、ここ東三河地方は夜になるとなぜか南東側から低い雲が流れてくることが多いのです。
これは恐らく浜名湖経由の水蒸気が関係していると思うのですが、実のところどうなのでしょうか。

車の中で仮眠を取り、23時過ぎに起き出してみると雲は殆ど無くなっていました。
最初の流星は23:31に確認。
ここから1時間で8個の流星を数えました。

夜が更けると透明度も上がって来たので、せっかくなので赤道儀で追尾撮影をしてみました。
撮影した写真9枚を「比較明合成」しました。

火球クラスの流星が2:59に流れ、10秒以上「痕」が残りました。
この日は「痕」を観察するために大きめの双眼鏡を持って来て膝の上に乗せ、いつでも見れるようにしていました。
その甲斐あって、チューブ状の痕が風に流れていく様子を数回観察出来ました。

最後の流星を確認できた時刻は4:08。
合計30個以上見られたでしょうか。
写真に写っていたのもほぼ同数でした。

次の夜はさすがに2日連続で出かける気にはなれず、自宅のベランダに魚眼レンズ付きのカメラをセットし寝床につきました。
時々起き出して合計1時間以上空を眺めていましたが、目撃できたのは僅かに2つだけ。

写真に写っていたのは計9つで、火球クラスのものは無し。
極大日の活動としては、例年と比較してかなり低調だったのではないでしょうか。
状況によっては13日の夜も出かけるつもりだったのですが、パスすることにしました。

天候:曇りのち晴れ(11-12日)、晴れ(12-13日)
機材:Nikon D610、DX fisheye10.5㎜、Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、フォクトレンダー10.5mm、Nikon MONARCH 8×30、Gitzo GT1544T、G226,Kenko SKYMEMO-S

朝型・自然観察その3

8月6日、愛知県豊川市
この日は平日ですが、お休みを頂きました。
家の用事をする予定だったのですがそれが不要となったので、また近所の公園へ行く事にしました。
早起きしたかったのですが二度寝してしまい、いつもより30分遅れで到着。

クヌギのポイントは先日と打って変わって、蝶の姿は少なめ。
ヒカゲチョウ、クロヒカゲ、サトキマダラヒカゲ、クロコノマチョウが1頭ずつ見られただけ。
クロコノマチョウが良い位置にとまってくれたので、レンズやバリエーションを変えて撮影。

マクロレンズで頭部を拡大してみました。
複眼が複雑な模様をしています。

林縁部ではアゲハチョウが萩の枝にとまって日光浴していました。
アゲハを撮影していると、その上をかすめるように「ビュン!」とヒヨドリが飛んで、アゲハは翅を一瞬開閉しました。
ヒヨドリがアゲハを狙ったのかと思ったら、そうではなくて、枝にとまったところを見るとカマキリを捕らえていました。
どうやら同じ萩の枝にいたカマキリの方を狙ったようです。

道路脇でも翅を広げているアゲハチョウがいました。
最初は左下に写っているメスが見つかったのですが、右上にオスもいる事に気がつきました。
他の場所でも1頭を発見。
活動前のアゲハチョウばかりこれだけまとまって見つけたのは初めて。
近くにミカンの木などは無いので、野生のサンショウなどで発生したのでしょうか。

エノキの幼木が多いポイントでアカボシゴマダラやゴマダラチョウの幼虫を探していると、アカメガシワの葉の裏に何か見えているのに気がつきました。
何だろうと思って横に回ってみると、アカボシゴマダラの成虫でした。

この後、図書館に寄り道し、調べものをして帰宅。

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:モンキアゲハ、ヒカゲチョウ、クロヒカゲ、クロコノマチョウ、サトキマダラヒカゲ、アカボシゴマダラ、ツマグロヒョウモン、ルリシジミ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、G MACRO 30㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T

朝型・自然観察その2

8月3日、愛知県豊川市
またまた性懲りもなく、早朝から市内の公園に出かけました。

ヒカゲチョウは4頭見られました。
クロヒカゲは、このフィールドではヒカゲチョウよりやや遅れて羽化するようです。
この日は1頭だけ見られました。
マクロレンズでクローズアップを狙ってみました。

クロコノマチョウもやって来ました。
先週まで見られた幼虫の様子も見に行ったのですが、蛹も含め姿はありませんでした。

サトキマダラヒカゲもまだ元気でした。
2頭写っている写真は、どうやら求愛しているらしい。
上がメスで、下がオスのようです・・って、私には見分けがつかないのですけど。
強いて言えば、メスの方が大型で翅の色が淡いでしょうか。

メスが逃げ回り、オスが追いかけて後方からじっと迫っていくという繰り返しでした。
見ている限り、交尾は成立しませんでした。

林道沿いではキマダラセセリが見られました。
ヤマノイモでダイミョウセセリの巣が見られましたが、幼虫の姿は確認できず。
巣をこじ開けて中身を撮る人がいますが、私はそういう撮り方をしません。
そこまでして撮る必要もないし、これでいいのだ(バカボンのパパの口調で)と思っています。

湿地を見に行くと、この日もモンキアゲハが1頭だけ来ていました。
本当はカラスアゲハを期待したのですが・・。

吸水しながら「おしっこ」する瞬間を狙いました。

買い物に行くため、近所のスーパーが開く前に撤収!

天候:曇り時々晴れ
本日見られた蝶類:モンキアゲハ、ヒカゲチョウ、クロヒカゲ、コジャノメ、クロコノマチョウ、サトキマダラヒカゲ、キマダラセセリ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、G MACRO 30㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL、Gitzo GT1544T

朝型・自然観察

7月27日、豊川市
この日は早起きして近くの公園へ行きました。
到着したのは6:00。

早速樹液の出ているクヌギ林を覗いてみると、サトキマダラヒカゲが何かを追いかけていました。
とまったところを見ると、ヒメジャノメでした。

サトキマダラヒカゲは3頭いて、お互いに追飛したり、他の種類を追い回していました。

それらの種類より高速で飛び回っているのがヒカゲチョウでした。
よく見るとこれも3頭いて、そのうち2頭のツーショットが撮れました。
上(手前)がオスで、下(奥)がメスの様でした。

オスが地表近くで吸汁を始めたので、マクロレンズでクローズアップを狙ってみました。
モニターで拡大して見ると、複眼に細かい毛が生えていました。

道路脇のススキにヤマトシジミがとまっていて、朝の光を浴びていました。
雰囲気が出るよう、広角レンズを開放絞り近くで使ってみました。

目線より少し高い位置にコチャバネセセリの巣がありました。
ファインダーを覗いた時、一種の詩情を感じました。

低い位置にもありました。
なぜかペアで見つかる事が多いです。(偶然?)

この日は朝から買い物に行きたかったので、8:30に撤収!

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、モンキアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、クロコノマチョウ、サトキマダラヒカゲ、ヒメジャノメ、ヒカゲチョウ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、G MACRO 30㎜、G100-300mm、Nikon 8×20 HGL

G MACRO 30㎜を試す

7月14日、愛知県豊川市
このところ遠征ばかりになってしまい、足元の自然観察が疎かになってしまいました。
三連休の中日、朝から雨模様なのですが、この日しか時間が取れなかったので午前中に地元の公園を覗いてみました。
空は雲が一面に広がっていましたが、雨の心配は無さそう。
と思っていたら、途中で小雨が降る時間帯もありましたが・・

先日中古レンズの2本セットを手に入れたのですが、まだ使っていなかったので、そのうちの1本である30㎜レンズを持って行く事にしました。
これはフルサイズ換算で60㎜相当となるマクロレンズです。
昆虫写真には45㎜のマクロレンズが適していると思いますが、銀塩写真時代に60㎜のマクロレンズを買ったのに全く使いこなせかった経験があり、再挑戦してみようという変な気を起こしたのです。

この公園には樹液を出しているクヌギがあるのですが、カブトムシ目当てに早朝から人が来ているためか、それとも天候のためか、蝶の姿はありませんでした。
道路脇のヒメジョオンの花の上で、ヒメウラナミジャノメが翅を広げていました。
G MACRO 30㎜でも撮影。

池の畔ではウスバキトンボが休んでいました。
あまりトンボには興味が無いのですが、その気になって探してみると身近な所にいろいろな種類がいるようです。

ススキの群落ではクロコノマチョウの幼虫がたくさん見られました。
歩いていて前方に何か違和感を感じると思ったら、道路脇の小さな草地でヤマトシジミが交尾していました。
天候が悪いにもかかわらず、他の個体も活発に活動していました。

クスノキの葉の上では、アオスジアゲハの若齢幼虫が見つかりました。
まだ小さいのに、一人前に(?)糸を吐いて作った台座の上に鎮座していました。

出発前はあまり期待していなかったのですが、まずまず収穫のある一日でした。
昼前に撤収。

天候:曇り一時小雨
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、モンキアゲハ、クロアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、ヒメウラナミジャノメ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、G MACRO 30㎜、GX45-175㎜、Nikon 8×20 HGL

ミズイロオナガシジミの羽化

5月25日、愛知県豊川市
今年は蝶の季節の進行が速いようで、どうも私の方が追い付いていない気がします。
例年この季節に発生し始めるのが、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ、ミドリシジミといったゼフィルスの仲間です。
という訳で、これらを目当てに市内の公園を訪れました。

到着したのは例によって早朝・・
ポイントを見て回ったのですが、思いのほか風が強く、お目当てのゼフィルスの仲間はなかなか見つかりません。

樹液を出しているクヌギを見て回ると、最初アカタテハが来ていたのですが、その個体はすぐに飛んで行ってしまいました。
少し離れた場所でしばらく様子を見ていると、黒い蝶が飛んで来て私の体にまとわりつきました。
ルリタテハかと思ったら、今季初見のヒオドシチョウでした。

一度近づいてしまうとこちらの存在を気にしなくなるので、超広角でも撮影。
体が温まると、クヌギの幹に陣取って樹液を吸い始めました。

林道わきのハルジオンにモンシロチョウが来ていました。
モンキアゲハやカラスアゲハがまだ生き残っていて、水が染み出した路上で時おり吸水していました。
近くの水溜まりでテングチョウが吸水していたのですが、トノサマガエルが飛びついて食べられてしまう場面を目撃し、仰天しました。
(写真には直後の姿しか撮れず)

別の場所に転戦しようかと考え始めた頃、道路脇のササに羽化直後のミズイロオナガシジミがいるのを見つけ、狂喜しました。
以前このフィールドで羽化直後の個体を撮影して以来、同じ場面を撮ろうと探し続けて、ちょうど10年目のことでした。
10年前は翅を伸ばし始めたところでしたが、今回は既に伸び切っているところでした。

羽化する時間帯・前後の天候・周囲の状況が前回と共通だったので、今回の観察には意味がありました。
この個体は10分ほどで草地の中に飛んで行きました。

他のゼフィルスがなかなか見つからなかったのですが、帰り際にクヌギの高い場所でようやくウラナミアカシジミが見つかりました。
しかし、位置が悪いのと風が強くて、証拠写真を撮るのが精一杯でした。
アカシジミやミドリシジミは気配なし。

11時過ぎに撤収。

天候:晴れ時々曇り
本日見られた蝶類:モンキアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、モンシロチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、テングチョウ、アカタテハ、ヒオドシチョウ、コミスジ、ヒメジャノメ、ヒメウラナミジャノメ、トラフシジミ、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ、ルリシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、DG9㎜、GX45-175㎜、G100-300㎜、Nikon 8×20 HGL

ツツジとアゲハたち

4月28日、愛知県豊川市
今年もゴールデンウィークがやって来ました。
4月27日から29日はカレンダー通りにお休みを頂いたのですが、27日の朝、顔を洗ったら持病のぎっくり背中を再発してしまいました!
「うわ、最悪。」と思い、Youtubeで見つけた「自分で治すぎっくり背中」(微妙にタイトルを変えています)を試したのですが、あまり変化が無く、むしろさらに悪くなったような気が・・
その日は家でおとなしく寝ていたのですが、翌日の朝起きると動けそうな感じだったので、近所の公園に出かける事にしました。

公園に到着すると、ハリエンジュの白い花が奇麗でした。

日当たりの良い遊歩道の脇では、モンキアゲハが日光浴しているのが数頭見つかりました。
今年は早いな・・と思いましたが、ここ10年くらいそう思い続けている気がします。
昨日までの雨のため歩道が濡れていて、モンキアゲハが吸水にやって来ました。

ツツジとアゲハ類の組み合わせは、今まで撮っているようでも、満足のいく写真がありませんでした。
例年この時期はスイカズラとの組み合わせを撮っているのも理由の一つですが、そのスイカズラはまだ咲いていませんでした。
今回はかなり気合を入れて撮影。

休憩中のメスにオスが求愛する様子も見られました。
この時期にこの公園で最も目につくのはモンキアゲハです。
オスはかなりの数が見られましたが、メスの方が断然撮り易いです。

電柱の陰になっているところにアゲハチョウがやって来ました。
長い時間この場所から離れず、どうやら暑さを避けている様でした。

未舗装の道路でもモンキアゲハの吸水集団が見られました。
よく見ると、鮮度の違いの他、斑紋の個体差があって興味深いです。

セイヨウシャクナゲがまだ咲き残っていて、モンキアゲハやナガサキアゲハがやって来ました。
カラスアゲハがやって来たと思ったらミヤマカラスアゲハだったので驚きました。
この公園では「ややレア」な種類です。

心配した背中の痛みは、不思議な事に撮影していると消えてしまいました。
こんな事なら遠征に行っても問題なかったと思いますが、この日は収穫が多かったのでこれで良しとしましょう。

11時過ぎに撤収!

天候:晴れ
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、モンキアゲハ、カラスアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、キチョウ(キタキチョウ)、モンシロチョウ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、ヒメウラナミジャノメ、ヤマトシジミ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G12-60㎜、GX45-175㎜、Nikon 8×20 HGL

30年ぶり・地元のギンイチ

4月20日、愛知県豊川市
ギンイチモンジセセリ(ギンイチ)を初めて見たのは今から30年前、1994年の春でした。
ススキの生えた河原での出会いでしたが、そのポイントは砂利の採取場になってススキの群落は激減、数年後にはギンイチモンジセセリは見られなくなってしまいました。
その後、東京に住んでいた時は2年連続で撮影することが出来ましたが、地元では30年近く見た事がありませんでした。

この日は奥三河にウスバアゲハを撮りに行こうかと考えていたのですが、天候は下り坂のようなので、地元で久々にギンイチを探してみる事にしました。

最初、以前見られたポイントに立ち寄ってみたのですが、そこは鬱蒼とした茂みに変わっており、かつてギンイチがいたとは到底信じられない状態になっていました。
今回訪れたのはそこから1kmほど離れた地点です。
期待した通り、ススキの枯れ草が広がっていました。

8時を過ぎた頃、道に沿ってツマキチョウが飛んで来ましたが、吸水場所を探しているような素振りでした。
本種が吸水するところを見た事が無かったので、まさかと思いましたが、その「まさか」でした。
風に煽られながら、湿った地面から吸水していました。

さらに捜索範囲を広げたところ、ようやく下草で休んでいるギンイチモンジセセリが見つかり、一人で喜びました。
思ったより敏感ですぐ飛ばれてしまいましたが、久々の再会に感激です。

タンポポが咲いているポイントをチェックしておき、時々見に行くと、狙い通りに吸蜜に来ていました。

天候は予報通り下り坂の様で、10時ごろにはベタ曇りとなり、ギンイチの姿が見えなくなりました。
しかし時々、自分の影がようやく確認出来るくらいの日射しが出ると、再び活動していました。

皮肉な事に、そろそろ帰らなくてはいけない時間になると晴れ間が広がって来ました。

11時過ぎに撤収!

天候:晴れのち曇り
本日見られた蝶類:アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キチョウ(キタキチョウ)、スジグロシロチョウ、ツマキチョウ、キタテハ、ベニシジミ、ツバメシジミ、ヤマトシジミ、ギンイチモンジセセリ
機材:Panasonic LUMIX GH5Ⅱ、G99D、G12-60㎜、GX45-175㎜、Nikon 8×20 HGL